以前に見てもらったことがある手相の占い師さんが、関係しているイベントに参加してくれた。
今回実行部隊からは広報以外で外れていたので当日はお客さんとしていけたこともあって、また見てもらった。
あんまりあたるので大人気過ぎて、最近ではめったに見てもらえないのでチャンスと思い訪ねてみた。
「手相って、その時で変わるんですよね」
彼は「ですね。大筋と本質、性質はそんなに変わらないですが、運気は変わります」
その問題の運気。
「そんなに悪くはないですよ。困難が現れても困難だと思ってないというかそれも日常と思ってるくらいのキモが座っているというか。40歳にちょっとある。でも人は落ち込むようなことでもあなたは前から分かっていたみたいに平然としていたでしょうね。」
最初思い出せなかった。
今は何のことか分かるけど。確かに分かっていたことというのはその通りだった。
「30歳くらいから50歳くらいまでハッキリと充実したあなたの本質を作る線が出ています。それとはもう一つ、40歳過ぎたくらいからもう一つあってそれは一生続くようなことです。
たぶん30歳くらいから50歳くらいで終わる線とはたぶんあなたの子供さんでしょうね。あなた自身を揺り動かすものは母性で、それが線にハッキリと出ているのでこれは性格でそういう宿命なのでどうにもならないというか。
40歳過ぎた頃から死ぬまでつづく運というのはとてもハッキリでています。これはただの家族の出来事ではないようです。この始まりかたは一見最初は仕事の延長線のようです。
でもあなたが元々持っていた役割を果たすタイミングが来たかのような出来事が連続で起こり始める頃です。
もう起こっていると思います。仕組まれたように偶然が続くというか。心当たりはありませんか?
これだけハッキリ出ている状態は元々の力よりもっとそれ以上に今、引き出せているんです。まあたとえていうならこの運命を仕組まれていて、あなたがそれにしっかり沿っている状態で運命の人に出会っているとか、そういう星の下に産まれていると思われるような仕事をするように
導かれているときです。もしも人物なら普通の出会いではありません。仕事や生活に関することでも同じ。世の中に広がるような人道的なことになる力のみたいなことです。
あなたは性格が難しそうで実は2つしかない人です。
一つは母として。もう一つは博愛主義のように守ろうとする部分。この二つしかないので、この死ぬまで続く運は博愛的なあなたの心と連動しているんですよね。
地域というか人を引き上げようとすることや助けるようなこと、守るようなこと、そういうことをこの時期築きあげるために必然の何かが現れるころです。本当に最初は仕事のように始まります。でもそのうちあなたの人生になります。」
仕事運を聞いた。
「ハッキリ認められている人です。どこかの会社の社長のようにどんどんと進むようなタイプではなくて、人と人をつなぐことを得意とします。誰とでもまんべんなく話しますし人前に出ることができる人ですしね。
ものをいつも俯瞰で見ているというか、100%の賛同をすることはほとんどありません。話しを聞きながら同時に自分の役目を分析しています。テーマがどんなリスクを引き起こすかも一瞬で想像するでしょうし、その時が来たら自分はどうするべきかもやっぱり同時に考えている人ですよね。
会議などいろいろなシーンでみんながそれぞれの意見を言っているときもじっと見てここぞと言うときいう人ですね。でもそれが人によっては何を考えているのか分からないように見えると思いますが、あなたはだたいつも一歩引いて見ているだけなんです。」
本質を聞いた。
「前にも言いましたね。あなたはあまり人をかまってあげるタイプではありません。あなたにかまってもらいたいと思う人は寂しい思いをするでしょうね。でもあなたのようなタイプは感情を表に出すことに違和感を持つんです。
例えば好きだとか愛しているだとかいう人を見ると違和感を持つんですよ。大げさに褒めてくる人とかもそう。そういう事を求められることも苦手でしょ。これは性格だから仕方がないというかなんというか。
だからといってできませんと徹底的に拒絶するのもそれはそれでいきすぎですので、かまわないあなたが普通であるとすると、そんな自分の中に5回に1度くらいは周りとのバランスを取る自分をサービス精神としてでもいいから出してみるんです。
あなたが性格として、要はおべんちゃらをいう人が嫌いなんです。だから心から出てくる言葉であると確認できて初めてうれしいと喜ぶ人なんです。ただの正直者なだけなんですが、調子よくあわせる部分が結果自分のためになることもあるんです。
普通のあなたがどういう人物か分かっている人でないとただ気むずかしいと思われる可能性もありますね」
私、おじちゃんって言われますが別にそれでいいと思っていますけどダメですか?と聞いた。
「あなたはハッキリいって女性的です。しかも人に意見を押しつけてねじ伏せようともしないし周りがもうやめなさいというようなことでも諦めない気の長さがあります。ただ表現方法が男っぽいってだけですね。
わかりますか?決断の仕方が簡単に言うと男前な人なんです。でも根っこの部分は女性の部分で考えていて、いざとなったときに男前な感じで決断をしているということです。周りには男らしいとしか映らないでしょうが、あなたは女性として女性の立場でものを考えて決めるときだけ女性のようではないだけです。」
短気です。治りますか?と聞いた
「ハッキリものをいうだけです。ここぞと言うときに言うだけ。短気とは違います。どちらかというと怒ってもいいところで怒らない人です。それはさっきも言った物事を一歩引いて見る性格だからです。
短気ってことはあなたが怒るってことなんですね。でも最初から怒っていますか?あなたが怒っているときは自分のわがままが通らないときじゃなくて、誰かを困らせるとかそういう自分以外の問題が混ざっている時じゃないですか?それはあなたの本質が母性と博愛で、ただの正直者だからですよ。
自分が困るから怒るんですか?息子さんを怒るとき、自分が困るからですか?息子さんが困るからじゃないですか?あなた、自分のことだけならいつまでも我慢する人ですよ。」
私、短気じゃないですか?むしろ気が長いんですか?
「普通ならとっくに・・・というような問題もあなたはいつももつれた人をほどくようなことをする人です。そのせいでどうにもならないのだと気がついたときには大分時間が過ぎていたりしませんか?それは気が短いんじゃありません。あなたの男前な部分が短気に見えるだけで。むしろ我慢強くて誰も真似できないくらいでしょ」
私は引かないと言われたことがあります。と聞いた。
「引かないと誰に言われたか具体的に思い出せますか?その人、あなたに似ている性質じゃないですか?引かないんじゃないんです。あなたはさっきも言った前に出られるというだけなんです。前に出られる人が前に出られるタイプの人とと絡んだら相手が引かないように見えているというだけです。
どちらかというと、自分に厳しいタイプです。間違っていると思ったら自分のせいだとあっさり認めてしまうし、博愛的だから全く落ち度がなくても自分にもどこか否があったんじゃないかと考える人です。引かないように見えるのはそれが自分以外のなにかのためになるという信念があるとかそういう場合で、
自分だけのことならすぐに折れてしまう人です。ハッキリ言ってお人好しですよ。」
総合して私は普通なんですか?と聞いた。
「普通にしているだけです。いつも特に意味もなく普通に振る舞っているけど、男性受けするタイプの女性ではないんです。現代の男性受けする男性が、女性として生きているような感じというといいでしょうか。あなたが男性受けするような現代の女性が苦手なんです。何というか戦後の復興の中、立ち上がる女性のようなタイプ。
もっと言うと武士の奥さんのような信念を持って生きる性格をしているんです。あなたにしてみれば普通のことです。でも周りから見たらチャラチャラとした世の中に生きるあなたのようなタイプは真面目に映ると思います。そういわれませんか?」
言われました。あの子は真面目な子って。なんだかバカにされたようで嫌でした。
「その方はどちらかというと自由に生きている人じゃなかったですか?そういう人から見たらそうなんです。それにいいことなのか分かりませんが、元々男性にあまり興味をもっていませんね。だから余計男性気質が表に見えて男らしく見られるんですよ。あなたが男らしく見えるということは、それだけ男性を意識していないからです。
真面目な子と思わせてしまうのもそういう部分があるからです。女性らしく見られたいと思ってもあなたの本質を見ようとする人でなければ無理です。あなたはさっきも言ったおべんちゃらをいう人は嫌い。簡単にはみせないですよね。女性の部分をね。
あなたの得意は母の部分です。母の力には絶大な自信を持っているような人。」
私はこのままでいいんですか?と聞いた。
「そうですね。まあ時と場合に寄りますが、大まかにあなたはつかみ所がないように見える人と、あなた程わかりやすい人はいないと思う人に別れます。
あなたがこのままでいいのかと聞きたくなるのはつかみ所がないと見ている人に出会っているときということになりますので、さっきも言ったように5回に1度くらいはできなくてもやらなきゃならないことならやるんです。
10回のうち2回か、3回でいいんです。自分らしくないことをするんです。10回のうち9回も頑張ったらダメです。そこまで頑張らせる相手なら無理です。残りの1回が普通の状態なのにそれが悪いと言われるはずです。10回のうち2回か3回でいいんです。あなたのできる範囲であなたの思いで自分らしくないことをやってくださいよ。
でもですね。あなた程わかりやすい人のことを疑うという人は、そうとう疑心暗鬼か自分に自信がない人でもない限りいないと思いますよ。」
その占い師さんの奥さんが隣で「男子受けする女性になんてなってどうするんですか。私なんて絶対なれない。違う問題が出てきそう。ブリブリしてることが得意な女性ってウソも上手ですよね。」
彼女がそういうと旦那さんが「そう。そういう事なんですよ。見せかけだけ、言うだけって感じがあなたは本当に嫌なんです。それは誠実じゃないって感じちゃうんですよ。だから武士の奥さんのような信念を持っているってことですし、自由人からしたら真面目なんですね」
奥さんが「そんな悩みを持っているようには見えませんけどね」と言った。
旦那さんが「手相にはあなたは悪い運気とはないですよ。真っ直ぐ歩いている感じです。引き出しには正論がいっぱい詰まっているような人で面白いくらいハッキリしてますね」
悪いことをワザと言わないんじゃないかと思ったけど、彼的には言ってるそうだ。
そして最後に、「線がないからなにかがないんじゃない。その時が分からないというだけですから。27歳で結婚したんですよね。でも結婚線はもっと後にでてます。そういう人もいっぱいいるんですよ。
まあもしその結婚線の時期に結婚していた人はあなたの場合はお薦めの人ではありません。出会いはそのときあったでしょうが、結婚していませんよね。
まあそうでしょうねという人です。あなたも踏み切っていないのは悟るところがあったのかな。
それより何か一生につながることがあってそれが始まったばかりです。面白い程仕組まれたようなことに出くわすと思います。その中で自ずと『ああ自分はこの道を進めと言われているんだな』と思うことが何度も出てくるでしょうから分かると思いますけどね。」
私が占い師さんの話を覚えているのはこれくらい。まだ言われたけどもう忘れてしまった。これだけ覚えていたら十分だ。また見てもらおう。もうちょっと時間がたってから。