母は年を取っている。
当たり前だが周りも年を取っている。
姉妹もみな似たような年ごろで、自営で職人仕事。
間違いなく日銭暮らしになる。
母達の職種は理容業。
理容業を継いだ私の代はいない。
母はこの道50年のベテランである。
地元との理容業の雇われの職人達はそのような年代がいることは珍しくない。
逆に若い子がいる方が珍しい程、高齢化が進んだ職種だと思う。
なぜそうなのか。
ここにメスを入れる人物や組織が今までない。私はそう思っている。
組合は、料金設定をしている。それをなかったことにしているのが理容組合に属さない店舗。
1000円程度の料金で、一人当たり15分前後で一日50人以上の回転をする。
休憩時間はお客さんがいないとき。へたをすると15分座っていられたらいいなどの過酷な状態。
要は数でこなすからだ。
そこにきて50代が若手のようにも思える職人集団だ。一日11時間近く立ち続けて、手をあげ続けて肩は鉄のようにパンパンになりながらの仕事だ。
そのうち腰にも膝にも肩にもダメージがでる。
一人1000円程度しか取れないのだから、一日働いて歩合制。しかも社会保険もつけていないところの方が大半で、年を取ってシップだらけの膝の治療をしながら何のために働いているのか自転車をこぎ続けるようにしてジワリジワリとダメージは増え、貯金ができることはほとんどない。
高齢の職人達は、借金をしてまで開業することもできない。
そんな過酷な条件でもそこにすがりついているしかない。
やめれば失業保険もでない。この時代にこんなあくどいことが許されるのかと驚いてしまう。
私の亡くなった祖父は理容組合の会長で、理容学校の理事長でもあった。
祖父が聞いたら激怒するだろう。
安い料金設定の店は、職人達のことをどんな風にいたわっているのだろう。
見習い経験を経て、国家試験をうけ、やっと免許をとる。
それが高齢になって、また見習いのようにシャンプーからやらされて自分より遙かに若い店長にタオルをたため、早く回転させなきゃいけないから短く刈り込むななどと言われるなんてよくある話だ。
それでも我慢しなければならない高齢な職人達を、どうすれば世の中に知らせることができるだろう。もっと守ってあげられるのだろう。
一日1時間の休憩時間。社会保険の充実。有休の確保。
今では当たり前のことが全く守られていないこの状態を、いつまで自治体は放置するのだろう。
高齢化はさけられない。それならばその現実とつきあわなければならない。誰かにしわ寄せが来ることをしょうがないと言わず、自分のできることをできる範囲でやりながら生きる価値を見いだすようにしていかなければならない。
私は母を通して、老いるということは人の日常でライフスタイルで、そして過ぎる1日は同じという意味でもどうつきあっていくことかということを考えさせられる。
当たり前だが周りも年を取っている。
姉妹もみな似たような年ごろで、自営で職人仕事。
間違いなく日銭暮らしになる。
母達の職種は理容業。
理容業を継いだ私の代はいない。
母はこの道50年のベテランである。
地元との理容業の雇われの職人達はそのような年代がいることは珍しくない。
逆に若い子がいる方が珍しい程、高齢化が進んだ職種だと思う。
なぜそうなのか。
ここにメスを入れる人物や組織が今までない。私はそう思っている。
組合は、料金設定をしている。それをなかったことにしているのが理容組合に属さない店舗。
1000円程度の料金で、一人当たり15分前後で一日50人以上の回転をする。
休憩時間はお客さんがいないとき。へたをすると15分座っていられたらいいなどの過酷な状態。
要は数でこなすからだ。
そこにきて50代が若手のようにも思える職人集団だ。一日11時間近く立ち続けて、手をあげ続けて肩は鉄のようにパンパンになりながらの仕事だ。
そのうち腰にも膝にも肩にもダメージがでる。
一人1000円程度しか取れないのだから、一日働いて歩合制。しかも社会保険もつけていないところの方が大半で、年を取ってシップだらけの膝の治療をしながら何のために働いているのか自転車をこぎ続けるようにしてジワリジワリとダメージは増え、貯金ができることはほとんどない。
高齢の職人達は、借金をしてまで開業することもできない。
そんな過酷な条件でもそこにすがりついているしかない。
やめれば失業保険もでない。この時代にこんなあくどいことが許されるのかと驚いてしまう。
私の亡くなった祖父は理容組合の会長で、理容学校の理事長でもあった。
祖父が聞いたら激怒するだろう。
安い料金設定の店は、職人達のことをどんな風にいたわっているのだろう。
見習い経験を経て、国家試験をうけ、やっと免許をとる。
それが高齢になって、また見習いのようにシャンプーからやらされて自分より遙かに若い店長にタオルをたため、早く回転させなきゃいけないから短く刈り込むななどと言われるなんてよくある話だ。
それでも我慢しなければならない高齢な職人達を、どうすれば世の中に知らせることができるだろう。もっと守ってあげられるのだろう。
一日1時間の休憩時間。社会保険の充実。有休の確保。
今では当たり前のことが全く守られていないこの状態を、いつまで自治体は放置するのだろう。
高齢化はさけられない。それならばその現実とつきあわなければならない。誰かにしわ寄せが来ることをしょうがないと言わず、自分のできることをできる範囲でやりながら生きる価値を見いだすようにしていかなければならない。
私は母を通して、老いるということは人の日常でライフスタイルで、そして過ぎる1日は同じという意味でもどうつきあっていくことかということを考えさせられる。
今、肝臓の調子がよくないのでめったに飲まないのでござるよ。だからほかへプレゼントしてください。
ところでそうでしょ。労働基準局レベル。
何か必殺技でもあるのかと言う程悪質よ。
お前サン、オレの酒のメールは届かなかったか?オレはアドレスを間違えてるのかもしれない。
ここでいうのもなんだが、オヤジさんが酒をもらったんだがオレんとこはオレ以外誰も飲まないから余ってきて、オヤジが君は飲まないかっていうもので。
いればオヤジにでも返事しといてくれ。
ところで君の記事をみて一言。
労働基準局レベルじゃないのか。これをかいくぐっているんだとすると違う意味で怪しいじゃないのか。