お祭り参加。

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授業の一環なんだけど、地元のお祭りにボランティア参加する。

選択肢は二つで、うなぎつかみ捕り　ＯＲ　風車作り。

魚さんは、キャッチアンドリリースにしても、薄い粘膜を触られただけで
弱って死ぬ、と知っていたので、牛乳パックで作る風車作りに参加してみた。

まずは自分で練習。　作品はρ(￣∇￣o) コレ　



昨日参加した誰かが暇つぶしにガムテープで書いた文字にふと気づく。
誰だ、君は。　友達になりたいぞ（笑）



豪雨の中始まったお祭りは、雨がやんでものすごい人波。
無料とあって、風車コーナーもあわただしくなり、ものすごく疲れた。
けれど、子供の感性や性格に感動もして、たとえばこんなの作るんだよ↓



もう、マチスかＩＫＥＡかって感じでしょ。　すごい。

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朝から何度も一人で来る男の子がいた。猫みたいになついて来た。

新しいのが出来ると、走り回って帰ってきて「壊れた、直して」と言う。
「火はすごいんだよ」と真っ赤な炎を書き「水は火を消すからもっとすごい」
と水色に塗りつぶし、どんなに頑丈に補修しても、とにかくすぐ壊す。

彼は猫と同じく、あまり移動範囲は広くないらしく、私がトイレにいくと
物陰からそいつがエアガンで私を狙っている。

「弾は入ってないんだ、ママが人ごみで撃ったらダメって言うから」
「私、もっと大きいの持ってるよ」
「すげー！！それって大人の銃？」
「うん、ちゃんとメガネかけて撃ち合い出来るやつ」
「いいなー、僕の銃、弾は入ってないけど、今透明人間と戦ってる」
「そか、地球を守ってくれよー」と言うと、叫びながら走っていった。
透明人間が逃げたのか、新しい脳内敵が見えたのか。

歴代レンジャー勢ぞろいの映画があるんだけど、彼はまだ３世代くらいしか
知らないから、「全部で何人居るの？知ってる？」と私の目を覗き込む。
「今日は何時までいるの？」と聞く日焼けした顔が、くすぐったいくらい可愛い。

「レンジャーになりたい」「警察官になりたい」「名探偵になりたい」
来るたびに、なりたいものが変るけど、全部まだ無限大の可能性。

私も君みたいな子供だったからわかるよ。　来年もまた撃って来いよ。

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お昼のうなぎ丼（うなぎ掴みで弱った奴をさばいているらしい）を食べて、
フリマもちょっとのぞく。

フィギュアを売ってる人が居るので「エヴァないの？」と聞くと、
一番奥の箱から「限定品デジカメ」を出してきた。
「2000円」と言うので、「1000円にしてよ」と返す。

よく見れば有名な雑貨屋ビレッジ・バンガードのシールが張ってあり、
「大阪店でしか手に入らなかった、1300円で買ったので1500円以下は無理」
「私は今日3000円しか持って居ないし、ジュース買うために200円は必要」
と、いい感じのボレーやりとりで、「お互いのＡＴフィールド限界」の
1400円×2個で売買成立。



ボランティアで来ていた青年が同じブース担当になり、お話した。
彼は海外を回っていて、日本にも外人が集まるような島を探しているという。
これから、自転車で日本を回る計画中らしい。
自衛艦を見に行くからと早めに去っていたけれど、もっと話したかったな。

ほら、ここにも、あそこにも、無限の夢があふれてる。

ウォルト・ディズニーの言葉で「想像できることは実現できる」てのがある。
ほんま、そうだと思う。

足元見ながらまっすぐは歩けない。
１０ｍ、もっと先でもいいかな、見ながら歩いていこう、いくつもの可能性に。