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ウォーキング日記

72歳で仕事を辞めて趣味の山歩きやウォーキング主体の暮らしに変えたのでタイトルを「バラ園日記」から変更しました。

成人年齢引き下げは何のため?

2018-04-04 04:24:30 | 日記
話題としてはやや新鮮味に欠けますが・・・現在の20歳成人を18歳に引き下げようとする動きがあります。

先月の中旬にはこんなニュースが発表された。


選挙権年齢が20歳から18歳に引き下げられたのが2年前の2016年のことで1890年に初めての選挙が行われた時は高額の税金を納めた25歳以上の男子だけと言う時代から見たらまさに「隔世の感」がありますね。

で、この年齢引き下げの理由と言うのが「若者の声を政治に反映させるため」だと言われていました。

確かに「高齢者」と呼ばれる65歳以上の方が総人口の30%近い割合を占める現状では高齢者重視の政策になりがちとの懸念が生じるのはいたし方のないところなのでこれは自然な流れになるんでしょうねぇ。

その「選挙権年齢引き下げ」から2年後の今、今度は「成人年齢」の引き下げを定める民法の改正案が国会で審議されることになったんですねぇ。

仮に法案が成立した場合の実施時期は2022年の春からだそうですからまだ少し先の話ですが・・・その法案の内容については早くもネット上では色々な議論が交わされているようですね。

成人年齢の引き下げによって現在と変わるのがこちらだそうですが

なんだか日常生活は大きくは変わらないような気もしますが・・・どうなんでしょうかね~。

又、年齢が引き下げられても現行通りと言う制限が残るのがこちらだそうで

酒、たばこにギャンブルは今まで通りで20歳になってから。

では、具体的な例で変わる点を探してみたら・・・こんな記事を見つけました。


これはどちらも今でも出来ることは出来るのですが・・・「親の同意」が必要だった。

それが法改正によりその必要がなくなるんですが女性の結婚可能年齢は現在よりも引き上げられるんですよねぇ。

まぁ、今までの法律で男女間に差があったのは「法の下の平等」と言う観点からすると不適切だろうなんて意見もあったようですからこれは妥当なのかも知れませんよね。

所で・・・どうしてこの「成人年齢の引き下げ」なのか?

その理由がいまいちはっきりしない。

最初は「憲法改正」の国民投票に若い人の意見を取り入れた方が成立する可能性が高くなりそうだと考えた現政権がこのネックを取り除くためかとも考えたんですが

どうやら2014年の選挙権を18歳に引き下げる法律が成立した時点で今年6月から自動的に国民投票の権利も18歳に引き下げられることになっているのでその線は消えた。

又、「税収を増やそう」と考えるなら「酒」「たばこ」の年齢を引き下げるはずなのでこれも違う。

結局本当の理由はわからないままですが・・・どなたか説明できる方がいらっしゃいましたらよろしくお願いします。

これとはちょっと話題が異なりますが一昨年の暮れに国会の会期を延長してまで無理やり成立させたいわゆる「カジノ法」がいよいよ具体的な動きを見せ始めています。

色々な懸念材料が山積しているのに「税収を増やす」ためには手段を選ばないというやり方には納得が行きませんが近い将来には国内に3か所のカジノが出来そうですね。

このことによって犯罪の被害者となる人が増えないことを祈るばかりの賢パパであります。