さて、今回の旅の報告もいよいよ今日が最終回となります。
今回の旅で泊まった所と言えば・・・最初の日は飛行機の中で一夜を過ごし、二日目のホテルはテーシュという田舎町の小さなホテル。
そして三日目がインターラーケンの駅からほど近いホテルでしたがこれらの二つのホテルにはどちらも部屋には冷蔵庫のない小さなものでした。
しかし、最後に泊まったチューリヒのホテルだけは別格でその名も「ヒルトンチューリッヒエアポート」。
このホテルには冷蔵庫もあったし部屋の広さや他の設備も他のホテルとは段違い。
なので、奥方とは部屋に入ってからそれまでの不足分を補うぐらい飲みました。
で、明けて10日がこの旅の最終日となりましたが、この日のスケジュールは「シャフハイゼン」という町に行っての「ライン滝」見物と再びチューリヒに戻っての市内観光。
ホテルでの朝食の後で約50Kmのバス移動でシャフハイゼンまで行きますが・・・途中でこんな虹を見かけた。
えぇ、雨が降ったりやんだりの天気で時には日が射すことがありました。
ライン川にある唯一の滝である「ライン滝」に連れて行ってもらって辺りを観光。
滝と言っても高さが15mほどのものですがその代わり幅が広くてすごい迫力です。
その後再びチューリヒに戻って市内を観光しますが・・・趣のある良い街でした。
集合時間になったのでバスに戻って出発を待ちますが・・・ここでこの旅の中で最大の問題が発生します。
参加者の一人がいつまで待っても戻って来ない。
一度は添乗員さんのケータイに連絡があって・・・あと10分ぐらいでバスまで来れるとのことでしたが30分ほど待っても現れず。
ケータイは通行人に借りたものからのようでその後連絡が取れなくなったためやむを得ずその一人を残してほかのメンバーは空港に向かう。
それでも空港に着いてから飛行機が出るまでに3時間くらいの余裕があったのでその間に遅れた一人はタクシーで駆けつけて無事に再合流することが出来た。
で、待ち時間に奥方と旅の終わりにヨーロッパでは最後となる乾杯をして
後はまた来た時と同じようにドバイ経由で成田まで帰りますが・・・これが本当に長いんです。
まぁ、風向きの関係かどうかは知りませんが来た時よりも帰りの方が2時間ほど飛行機に乗っている時間が短かったのが救いですがそれでも正味の機乗時間が行き18時間で帰りが16時間15分ですからとにかく長い。
どちらの飛行機も奥方とは離れた席でしたが中継地のドバイでは一緒に過ごすことが出来たので勿論これ。
何気に飲んでますが・・・帰宅後に奥方が値段を調べたらこれ一本が1000円以上とは高すぎ・・・しんさく。
ドバイで乗り換えた後は成田まで約10時間のフライトですが・・・トイレに行くのが嫌なのでビールは飲まずにワインを飲んだ。
で、成田が近づいたところでビールをもらったんですが・・・もう一本お代わりを勧められた。
普段からビールはせいぜい一本だけなんですがこんな美人のC.A.から勧められたら断るなんて出来ない・・・ぢゃまいか。
と、いうことで2本飲まされるはめになってしまったけど・・・追加でもらった一本が全く冷えていませんでした。
ただでもらっておいてこんなことを言うのもちょっとあれなんですが・・・このビールは本当に不味かった~。
まぁ、それでも何とか予定の時間に成田に着いて・・・成田エクスプレスで東京まで戻りますが、無事帰還を祝っての乾杯~。
後は東京駅から新幹線に乗ってのんびり静岡まで帰るだけで今回の旅は終了~・・・と思ったら最後に大どんでん返しが待っていました。
今回、東日本を中心に大きな被害をもたらしたあの台風19号です。
東京に着いたのが10日の夜8時近い時間でしたが・・・新幹線のホームはご覧のような大混雑。
台風の影響を考慮して翌日の新幹線や在来線が早々と運転見合わせを決めていたためこの日のうちに移動しようとした人が殺到したんですね。
軒並み30分から1時間近い遅れですが動いているだけありがたい。
ただ、電車待ちの行列がすごいことになっていてどこが目的の新幹線に乗る行列の最後尾かさえわからない状況。
これでは新大阪や名古屋のような遠くまで行く電車に乗るのは無理と判断して短距離のものを探す。
すると・・・30分遅れで発車時刻が迫っている「三島行」があったのでそれに飛び乗る。
思った通りのがら空き状態で余裕で座ることが出来ました。
今度こそ本当の無事帰還の乾杯で
終点の三島からは在来線で無事に最寄り駅まで帰って来ることが出来ました。
何とか日付が変わる前に帰宅して今度こそ本当のお疲れ様の乾杯でした。
ここ何年かで「サイパン」「シンガポール」「オーストラリア」と、そして今回の海外の旅でしたがこれまではチケットの入手から宿の手配や現地での行動まですべて奥方がやってくれたのに対してさすがに今回は旅行社任せの「パッケージツアー」でした。
参加人数が37名と多かったのですが優秀な添乗員さんのお陰で思い出に残る良い旅をして来ることが出来ました。
駄文に長々とお付き合いくださってありがとうございます。
明日からはまた普通の日記に戻ります。