2004年アメリカ
監督)ビル・コンドン
出演)リーアム・ニーソン ローラ・リニー
満足度)★★★☆ (満点は★5つです)
シネ・スイッチ銀座にて
-----あらすじ-----
時は1940-50年代アメリカ。未だセックスについてオープンに語ることがタブーだった時代にアメリカ人の性生活について聴き取り/発表しセンセーションを巻き起こしたキンゼイ博士(リーアム・ニーソン)と彼を支える奥さん(ローラ・リニー)のてんやわんや伝記映画。
-----感想-----
愛の映画?
予告トレーラー中のリーアム・ニーソンの微妙に変な髪形に魅かれて観に行きました。
「愛の映画です!!大事な人と観にきてください」的な宣伝文句を新聞で見ましたが、どうでしょう。そう思って観に行くとちょっと肩すかしでは?変人学者の一代記として観にいったら計らずもちょっとほろっとする、という感じではないでしょうか。
ショッキングな場面もほどよくあり(無修正でいいの?というシーンも)、最後まで緊張感は途切れません。この辺はホラー出身のビル・コンドン監督の味?
リーアム・ニーソン、この役でオスカー候補になったローラ・リニーも勿論なのですが脇を固める役者陣も皆好演。中でもキンゼイ博士の助手役を演じたピーター・サースガード!この人どんな演技してても目付きが変わらない!その無表情っぷりがこの映画に確実に趣を与えています。好き嫌いは分かれると思いますが。
映画館で観ても全然損じゃないけど、2回は観に行かないかな。
ということで★★★☆。
コメントありがとうございました。
いいですよね。
ピーター・サースガード
この人のあの視線がなければ、この映画は成り立たないとさえ思いました。
ピーター・サースガード、今後きっとバイプレーヤーとして重宝されるような気がしますね!