梅酒

梅酒をつけてみた。
レシピは、青梅1kg、ホワイトリカー1.8l、氷砂糖800g　でやってみた。正しいかどうかわからないけど、まぁ、このくらいやろう・・・。
作り終わって、しばらくしても氷砂糖が溶けない。これで、ええんかいなと思いながら見てても、いっこうに溶ける気配がない。おまけに、溶けた溶液も容器の下の方に滞留している。
気になってしょうがないから、ぐあっとひっくり返して混ぜてみたけど、あまり変化がない。　その日はそのままあきらめて、次の日見たら、まだ、変化していない。
んんっ、なんかおかしいぞ！　これで良いのか・・・？
というわけで調べてみると、溶けなくて良いらしい。
それどころか、ぐあっと混ぜちゃぁ良くないみたい・・・。
梅酒に氷砂糖を使うのは、一気に溶けないからだそうだ。
梅酒のプロセスは、まず、焼酎が梅に染み込んでエキスを引き出し、それから砂糖が溶け込んであの梅酒のキャラクターを引き出すらしい。
先に砂糖が溶けちゃうと梅に砂糖がアルコールよりも先に染み込んでエキスがうまく引き出せないばかりか、梅から水分ばかりが引き出され、梅がシワシワになってしまうらしい。さらに、砂糖が溶けると焼酎の比重が重くなって梅の実が浮いてしまい、空気に触れてカビが生えやすくなるらしい。
というわけで、溶けにくい氷砂糖を使って、徐々に砂糖の濃度があがっていくような仕組みになっているとの事。
う～ん、おそるべし、先人の知恵。　あなどるなかれ梅酒作り。
でも、いつもそうなんだが、後になってからわかるんだよなぁ～。
最初に調べておけば良いものを・・・。
ちなみに、写真は、グアッと混ぜる前のもの。　このまま、そうっと置いておけば良かったのだ。
ともあれ、これで数ヵ月後には、梅酒が飲めるぞ！
うひうひうひ・・・。