あさねぼう

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奥多摩裏三大急登

2019-07-10 15:56:17 | 日記
奥多摩裏三大急登
奥多摩三大急登とは、その名の通り奥多摩山域でベスト3に挙げられる急登コース。しかし、この奥多摩三大急登は、なんらかの団体が命名したものでもなく、明確な認定基準もない。いわゆる日本人の三大好きがこうじてネットなどから自然発生的に生まれたもの。そのため明確にコレと決まったコースがある訳ではない。 しかし、一般的に奥多摩三大急登の三大は、下記3つのコースと認識されている。
鷹ノ巣山の稲村岩尾根
六ツ石山の水根ルート
本仁田山の大休場尾根

鷹ノ巣山の稲村岩尾根
特に「鷹ノ巣山の稲村岩尾根」は必ず三大急登に名前が挙がるため、皆が認める急登コースと言って良いだろう。
上記3つのコースに対して「いやいやあのコースの方がもっと急登だ!」など、ネット上で意見が交わされている。そのような中、上記三大急登の対抗馬として名前の挙がっているのが、下記7つのコース。

三頭山のヌカザス尾根
御前山の大ブナ尾根
鋸山の鋸尾根
大岳山の馬頭刈尾根
天祖山の表参道
雲取山の野陣尾根(富田新道)
蕎麦粒山の鳥屋戸尾根

まず、急登を定義する。急登という言葉から「傾斜が急」という定義は異論がないと思う。つまり、アップダウンが多い、コース距離が長いという意味で難易度が高いコースは除外される。その定義から考察すると、アップダウンの多さに泣かされるが決して急登ではない「大岳山の馬頭刈尾根」は落選。

奥多摩裏三大急登

1. 天祖山の表参道 
2. 蕎麦粒山の鳥屋戸尾根
3. 三頭山のヌカザス尾根

天祖山の表参道
「奥多摩三大急登」に対して難易度も考慮した、モノ好きでないと登らないようなマニアックなコース。そのため登山者が少なく、踏み固められていない緩い登山道など登りにくさも加わる。標高差も距離もあり、且つそれなりに急登で登りにくく難易度が高いというのが、この「奥多摩裏三大急登」。
平均勾配が22.0%と高く、個人的にも一番キツかった天祖山の表参道を「奥多摩裏三大急登」の筆頭に位置づけた。

これが奥多摩三大急登勾配順
第1位 : 本仁田山(約46.71%)
第2位 : 鷹ノ巣山(約38.27%)
第3位 : 天祖山(約33.11%)
平均勾配とは水平方向の距離に対して、標高がどれくらい変わるかを表した数値。計算式は「(標高差 ÷ 距離) × 100」となり、例えば水平に100m進んだとき、10m上る坂道なら10%となる。つまりは数値が高いほど急登であるといえる。
※ ただし、平均勾配はあくまで平均であるため、傾斜が急な区間があっても傾斜の緩やかな区間も多いと平均勾配は低下してしまう。


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