あさねぼう

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核物理学者・荒勝文策博士

2020-09-22 12:43:39 | 日記
「原子の力を解放せよ 〜戦争に翻弄された核物理学者たち〜」
太平洋戦争末期、アメリカは日本の「原爆開発」を疑った。いったい何が?米国議会図書館で見つかった新資料や関係者の話などから、戦後75年目の真相を明らかにする。
太平洋戦争末期、海軍は「原子の力を使った新型爆弾の可能性」を京都大学の科学者に探らせる。彼らの専門は原子核物理学、物質の本質に迫る基礎研究。複雑な思いを抱えながら研究を続ける。そして、広島・長崎への原子爆弾投下。爆心地で調査を行った彼らが見たのは、原子の力が生んだ膨大なエネルギーが破壊した世界だった。アメリカに没収された資料と関係者の話から、科学者たちの思いを描き、科学技術が持つ光と陰に迫る。

かつて、物質の最も小さな構成要素と思われていた原子。
しかし20世紀初頭、その中央に原子核があると判明。
以来、世界の科学者が謎に包まれた原子核の正体を知ろうと、競って研究を続けてきた。
日本では最先端の施設で、世界をリードする研究が行われている。
しかし、かつて純粋に原子核を研究する科学者が、戦争のための兵器開発に駆り出された時代があった。
特集ドラマ「太陽の子」のモデルとなったのは、京都大学の核物理学者・荒勝文策博士の研究室。
プロジェクト「F研究」は、海軍の依頼で原始の力を利用した新型爆弾の可能性を探るものだった。
戦争中、世界中の科学者が国家の存亡を左右する原子爆弾の開発に駆り出された。
その競走を制したのは米国。
戦後、米軍は日本における原爆開発の調査に乗り出した。
科学者たちの葛藤を通して、科学の持つ光と影を見つめる。
レスリーグローブス少将、ロバートファーマン少佐、理化学研究所・仁科芳雄、京都帝国大学・湯川秀樹、京都市・京都大学、木村毅一、ベルリン大学、アーネストラザフォード、アルベルトアインシュタイン、英国・ケンブリッジ大学キャベンディッシュ研究所、台湾・台北市・台湾大学、オットーハーン、ウェルナーハイゼンベルク、海軍技術将校・三井再男大佐、清水栄の映像。
スティーブンス工科大学・アレックスウェラースタイン教授、京都大学・理学研究科・成木恵准教授、京都大学・政池明名誉教授、台湾大学・物理学部・張慶瑞教授、科学史家・マイケルシャーフ、清水勝のコメント。
ナビゲーター・吉川晃司。


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