従来から使用されていた既存のpH試験紙は、白い濾紙
にpH指示薬を浸み込ませただけのものです。作り方が単
純すぎて改良の余地が無いとされ、致命的な欠陥を持ち
ながら、pHメーターよりも簡便なため100年以上もその
ままにされていました。
致命的欠陥とは、褪色しやすいことです。尿などの液
体に濡れた濾紙は乾燥しやすく、乾燥すると発色したpH
指示薬がみるみる色褪せてしまうものだから、ベテラン
の私でさえ比色判定が非常に難しいものでした。
たとえば、かつて知り合いの獣医師がフマール酸によ
る尿の酸性化を研究して博士号と特許を取ったとき、学
位論文に使用されていたpH試験紙は、色調が0.2段階で
変わる比色表でなく、大ざっぱな0.5段階で比色判定す
る比色表を用いるものでした。
それを論文審査に携わる教授たちの誰も非科学的だと
批判してないのは、0.2段階で比色判定することが非常
に困難であることを知っていたからです。
既存のpH試験紙とは、それほど扱い難いものでした。
それを、比色検査の経験が無い素人の飼い主さんに使い
こなせるわけがありません。
―――――――――――――――――――――――――
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特許pHスティックは(株)ペーハースティック(梨本佳与)にご発注願います
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純すぎて改良の余地が無いとされ、致命的な欠陥を持ち
ながら、pHメーターよりも簡便なため100年以上もその
ままにされていました。
致命的欠陥とは、褪色しやすいことです。尿などの液
体に濡れた濾紙は乾燥しやすく、乾燥すると発色したpH
指示薬がみるみる色褪せてしまうものだから、ベテラン
の私でさえ比色判定が非常に難しいものでした。
たとえば、かつて知り合いの獣医師がフマール酸によ
る尿の酸性化を研究して博士号と特許を取ったとき、学
位論文に使用されていたpH試験紙は、色調が0.2段階で
変わる比色表でなく、大ざっぱな0.5段階で比色判定す
る比色表を用いるものでした。
それを論文審査に携わる教授たちの誰も非科学的だと
批判してないのは、0.2段階で比色判定することが非常
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既存のpH試験紙とは、それほど扱い難いものでした。
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