Daily kenblog 5th*

100%ではない戯言。

怒涛の試乗 Alfa Romeo

2008-04-17 11:48:17 | 物欲王
毎週木曜日は、怒涛の試乗シリーズ
今回のターゲットは、Alfa Romeo 147 & 159 です


ラテン車試乗記は、このblogでは初
や;つぱりまずは、ディーラー網が最も気になるところですが、
局地的に有名な「くるまのデパート」からは、
良くチラシは入るこのメーカー
我が街でもそれなりに見掛けますが、実際のディーラーは、
かなり奥地・・・これは大変です
ナビを頼りにようやくディラーへ到着
もうナビなしでは目的地には到着できない身体です


159 マニュアル 左ハンドル
147 セレスピード 右ハンドル
blog上、今回はメインを147でエントリー
147というかセレスピードをエントリーという感じです

私は毎回、フラットな感覚で、どんなクルマでも、
ど~んと来い!的な感じですので、
先入観ゼロで試乗に臨みます


さぁ~試乗スタート

乗り込んでシートや装備の調整後、エンジンスタートから発進、
ここまで何も悩むこと&解らない事は一切ありません。
普通のクルマです

発進・・・147。。。独特の出足
今まで感じたことのない不安な発進です
この不安な音は瞬間で治まるのですが、
発進毎にアレレって感じ、
ギュルルルルル・・・ガク・・・引っかかる感じ。。。
スピードに乗れば無問題ですけどね


インテリアの質感に触れておくと、
好みは当然、人それぞれあると思いますが、
同額となるであろうゴルフやアウディーA3と比べて、
間違いなくデザインされてる方向性にあると思います
機能的とか触感的にとか関係なく、
まずは、見た目最優先みたいな

THE 男らしい!


セレスピードは初体験ではありません
たしか5年以上前に156で経験、
大人のオモチャ的感覚があったことを思い出します

セレスピードのインターフェイスはシンプルでかつ、
扱いやすいと思います。
若干慣れるまで時間がかかりましたが、
クリープもないし感覚は完全なる2ペダルマニュアル
このコンパクトなクルマが気持ち良く、
レスポンス良くオモチャのように扱え走ります。
多分愉しい時間を約束してくれます
さらにCITYモードであれば楽チンそのもの!

でも愉しいだけではないようで

厳しく書けば、
DSGやCVTは、メカニカルでテクニカル(どんな感じ?)
セレスピードは、オモチャ。
オモチャゆえの危うさがあるようです
出足で感じる、あのダイレクト感のない不安。

壊れます!

同乗のセールス君も正直に、

「セレスピードは壊れないことの方が珍しいです、
支障が出ることをしっかりと理解して頂きたいのです。
必ず支障が出ますが、
修理・メンテナンスはしっかりとさせていただきます」

 やっぱり最新でもそんな感じなのね
そうなればディーラー網というのは大事になるわけです
サポートがなければこのセレには乗れません
7年も経過しているのに・・・熟成していない
ならば、セレを捨て、
マニュアルもしくはアイシン製ATに乗ればOK


愉しいオモチャ・147に乗って感じたマイナスを数点

驚くほどアイポンイトが高かったこと
シートを最低の高さにしてもかなり高い
何か意味があるのかもしれませんが、
マーチ以上に高く感じるアイポイントに少しガッカリ・・・

もう1つはステアリングのボタン。
デザイン重視風ですが、やっぱり機能的なモノに慣れた身体には、
しっくりイキマセンでした


総評。

Alfa Romeo な人は、ズバリ「M」

どんなことがあっても、どんなことをされても、
燃え上がる愛情
本当に惚れ込んでいないと、このクルマは乗れません
興味本位だけで手を出せば、確実に火傷します

クルマにも便利な言葉があり、
「味」と言ってしまえば全て解決してしまいます
私が気になった箇所も、このクルマの「味」ということで




冗談はさておき。。。

何処から見てもソレと解るデザイン

私はクルマにとって自己主張は最も大事と考えているので、
Alfa Romeo は流石だなぁ~と感心します
興味があるないに関係なく、視線を奪うデザインを持っている
素晴らしいクルマ・・・

所有することを考えると、
マニュアルは大きな問題は少ないと思いますが、
セレスピードでアルファを考えるのなら、
完全に趣味クルマとしての割キリが必要な感じ
2台体制なら安心して修理に出せますから

となると・・・
159乗りのtararis さんが言われるように、
乗るよりも眺めて楽しいアルファ

何となくわかりました



どうしても、アルファじゃなきゃ駄目!

やっぱり、そんな人向けかな。。。









追記。。。

興味本位だけで手を出せば、確実に火傷

これはイタリアのクルマに限らず、輸入車では今も昔も当たり前
自分なりに書籍やらネットやら、オーナー様やら、
あらゆる角度から、そのクルマ及びディーラーの
情報収集をして本当に理解・納得した上で購入しないと、
クレーマー&クレーマーに大変身

自分で好き勝手に選んで購入するわけですから、
全ては自己責任、購入も計画的に