神戸から文ちゃんがやってきた。韓流ドラマにどっぷりとはまって
いるらしく、同時に韓国語も3年習っていて、すごい。
この3連休を利用してバタバタと、ロケ地めぐり+韓国料理。
24日は、朝からソウル郊外の「大長今テーマパーク」へ。
撮影に使用された宮中のセットが残されていて、テーマパークとし
て公開されている。家から地下鉄とタクシーで片道1時間45分。
日本人だらけではないかと思いきや、さすが韓国人気ドラマ。アジ
ア各国から観光客がバスで押し寄せている。
目で見ると、結構狭くて薄っぺらい印象があるがレンズを通してみ
るとそれっぽく映る。ここでこんなシーンが撮られましたと看板で
表示されていて、入場者はそのシーンに思いを馳せる。「あのシー
ンてこんな狭いところで撮られてたんや・・・。」と思うこと多数。
牢獄も準備されている。しかし牢の中の役者をよく撮るためか、本
物の牢獄よりも柵が荒い。だから謙ちゃんは自由に脱獄。
パーク内には、5千ウォンで、衣装を貸してくれるところがある。
そこでみんな好きな格好に。私は武官殿に、文ちゃんは女官さま、
貴美江っちは医女さま。え~!恥ずかしいと思うかもしれないけど
これがまた楽しくて、みんなやっていて面白い。日本人おっちゃん
も、マレーシアのおっちゃんも、香港のおね-ちゃんも、みんな
服着て記念撮影。知らない人同士でも、同じ職業の人を見つけて、
記念撮影。兵士のカッコをした日本人おじさんと記念撮影。
貴美江っちはマレーシアおっちゃんと記念撮影。
段々時間がなくなってきたので、駆け足で廻ったところで、
本物の役者さんに遭遇。部屋から用事で急いで出て行かれる
ところを3人お願い。最初に気がついた、我々だけに記念撮
影を許してくれた。ラッキー。後の人ごめんなさい。
この方、イキョンウォンさん。ドラマでは役人を取り締まる
怖い役柄。厳しい目つきだったが、なかなか今回はなかなか
にこやか。
宮中の台所には昔の料理の展示などもあり、結構楽しめた。
気分も盛り上がったところで、駆け足でソウルに戻り、宮中
韓定食チファジャへ行く。ここは昔の宮中料理を忠実に再現
しているお店で、ちょっと今の韓定食とは異なるらしい。
個室に通され、早速料理が運ばれる。どーんとテーブルいっ
ぱいにいっぱいに、これでもかと運ばれるのではないかと
想像していたが、懐石料理のように、ゆっくりと運ばれてく
る。そして一品一品が素材の味を活かす様に、微妙な味付け
でなんとも美味しい。こんな美味しいものを王様は食べてい
たんだ。
前菜:おつまみ
前菜:三色巻
前菜:季節のかゆと白キムチ
前菜:海の幸のからしあえ
(これは絶品。なしが薄切りにしてはいっていて、その酸味と甘さが、からし
と一緒になってえびや貝の味を引き立てている)
もう前菜だけで満足。
メインはさわらの胡椒焼き、パジョン(チジミ)盛り合わせ、海鮮
牛ときのこ炒め、高麗人参サラダ
さらにきのこ鍋とご飯膳
さらにデザートがついて、ざっと45000ウォン。
これは、お値打ちである。実は、定食の中では下から2番目。
上は3種類くらいあった。「おつまみ」も高いものから、
1)宮中特選おつまみ盛り合わせ
2)宮中おつまみ盛り合わせ
3)おつまみ盛り合わせ
4)おつまみ ⇒ こんかい食べた物
と変わる。
食事後は、ロケ地めぐり再開。
・南山タワー
・南山ふもとの植物園と階段
~イビョンホン様のドラマのロケ地らしい。日本人のおばちゃんも
大挙して押しかけている。
・中央高校
・ユジンの家
~夕方遅くなったので、冬ソナとはいえ、日本人は少ない。
講堂の改修でピアノは撤去され、放送室は改装され新しい施設に。
冬のソナタブームももうおしまいに近い?高校前のおみやげ物屋
で、文ちゃん、ビョン様カレンダーお買い上げ。
仁寺洞でとあるお店をチェック。ここは韓国昔ながらの造りを保った
ままフランスレストランにしたようなお店。さながら京都の町家みた
いな感じで素晴らしい。カードだけもらって、夕食の「里門ソルロン
タン」へ。私の大好物。牛丸ごと煮込んで取ると言う、あっさりとし
た白いスープが絶品。
ああ、今日はよく遊んだ。文ちゃんも満足したに違いない。