天下茶屋駅徒歩4分の所で、美容整体サロンをやっています!骨格筋を緩めてバランスの良い美スタイルを創ります!!

骨格バランスを整えて美スタイルに!美容整体で美しく!
骨格筋の張力バランスを整えて、骨格のバランスを整えます!

患者さんの主訴と施術家の見立ての違い!!

2012年10月15日 | 日記
先日、 Oさん(60代女性)が紹介で来られ、3日前から右腰から右足にかけて痛みがある、との事で来院されました。痛みの感じは鈍痛だそうである。足はふくらはぎがつりそうな感じらしい。問診の後、ベッドに伏臥(うつ伏せ)で寝てもらい、触診すると、右腰もそうだが、むしろ左側の腰の張りが強い!この患者さんの場合、治療ポイントは腰よりも臀部の筋肉である。腰背筋が張ってくると、たいがい臀部の筋肉も張ってくるものである。間違いなく、中臀筋や小臀筋、そして梨状筋の張りに、大転子のすぐ上あたりにある外旋六筋の拘縮がきつい。これらを、温熱療法で丁寧に温めてあげてから、拘縮している筋繊維に筋膜刺激療法で筋弛緩させてあげると、腰の筋肉も随分緩んでくるものである。臨床経験の少ない所に行くと、たぶん、痛い腰をグリグリマッサージしたり、ふくらはぎあたりを緩めようとするかもしれないが、結果はたぶん出ないと思う!これは、患者さんが訴える辛い所(症状が出ている所)と原因となっている所が違うからである。この患者さんの足がつりそうというのも、筋肉疲労からではなく、あきらかに、血流不良からである。触れば一目瞭然に解るが、足の指先があきらかに冷たい!レーザー照射温度計で指先の温度を測ると、24.5度しかない(両方とも)普通だいたい26~7度位はたいていあるのだが、やはり冷えている。聞くとやはり、低血圧だし、冷え性だという事である。特に女性に多くみられる現象だが、このような場合の治療ポイントは、鼠径靭帯である!これは、腸骨と恥骨を結ぶ靭帯であり、この下を大腿動脈や静脈、またリンパ管などが通っており、ここが硬くなると、足への血流が悪くなるのである。これは、関節部位の補強というより、違う意味合いがあるのだが、それをしゃべると長くなるのでまたの機会にします。とにかくここを緩めると足への血流量が増え、コムラ返りをよく起こす人でも起こさなくなってくるのである。これも臨床経験からくる、まぎれもない事実である。>この方も、治療が終わったあと聞くと、「足が少し暖かく感じて、つりそうだったのが楽になりました~」ってニコニコ顔で、知人にも紹介してあげるって帰っていかれました/font>。strong>

どうしてストレスは身体に悪いの?

2012年10月06日 | 日記
あるお客さんから、こんな質問を頂きました。「ストレスが原因ですね!って病院でいわれたけど、どうして?なんでストレスで身体の調子が悪くなるの?」私のブログを読んで下さっている皆さん方のなかにも、ストレス性の不定愁訴でお悩みの方がいらっしゃるのではないでしょうか?
この説明をするには、先ず、脳の三層構造についてお話しなければなりません。聞いて下さいね。
 脳は、一番中心部分にあるのが、脳幹です。ここは、生命維持の為の部分で呼吸や体温調節、あるいは血圧の調節やら、消化吸収の為のホルモン分泌などを調整したり、生きて行く為の機能全般を司っている大切な部分なのです。その働きが自律神経なのです。脳幹から脊髄そして、抹消神経へと、たえず指令をだしている本当に大切な所なんです。自律神経は、何も考えなくても勝手にうまく働いてくれています。例えば、皆さんの身体が自動車だとします。自動車は、勝手には動きませんよね。これを動かしているドライバーが自律神経だとします。アクセルが交感神経でブレーキが副交感神経です。この二つの神経をうまくコントロールしないと車はスムーズに走りませんよね。ドライバー(自律神経)は状況に合わせて、アクセルをふんだりブレーキをふんだり、時には、急停車しなければいけない時もありますよね。それを瞬時に判断して、適切な対応をしてくれているから、事故(病気)にならないで済んでいるのです。ここまでお話すると自律神経のバランスって大切なんだなぁ~って思いますよね!! 
 さて、いよいよ本題に入っていきますね!結論からいいますと、ストレスを感じると、この自律神経が乱れるのです!その結果様々な不定愁訴(身体の不調)が現れるのです!  でもこれでは質問の答えになっていませんね! では、ストレスを感じるとどうして自律神経がみだれるのか、お話しますね!
先ほど脳の三層構造ってお話をしましたね。中心部分にあるのが、大切な脳幹部分です。その周りを取り囲んでいるのが、大脳辺緑系といって、本能行動、感情的、情動的、な部分で、これは動物でももっている部分です。古~い古代の原始人なんかをイメージすれば解り易いかもしれませんね。本能の赴くまま好きなように生きる!!なんかうらやましくさえ感じるのは私だけかなぁ~? オット話を戻します。その大脳辺緑系の上に発達したのが、人間の脳といわれる、大脳新皮質といわれる部分なんです。ここは、理性や知性の領域でして、人類が進歩し調和のとれた社会人として、良識ある行動をとるのも、ここの部分が発達しているからでなんです。ここまでお話すると、なんとなく見えてきませんか?ストレスの実態が!!
 そうなんです!!理性と本能の葛藤状態がストレスなんです!!同じ境遇や環境にあっても、それをストレスと感じる人と感じない人があっても、全然おかしくないですよね。それを嫌だぁ~!って思うか思わないかだけのことなんです。嫌だ!って思うひとはそれがストレスになります。でも、「俺は、嫌だから!そんな事はヤラナイ!!」ってキッパリ云えるひとは、ストレスにならないです。 じゃぁストレスになるのはどういう人かっていえば、
本能的には嫌だけど、嫌だって云えないし、変な人だと思われたくないから、理性でガマンしておこう。なんて考えるのです。本当は、「そんなの嫌だぁ~っ!!」と大声で叫びたいけど、会社の会議中に大勢のまえで云えないですよね!  生きてるだけで、社会生活はストレスだらけなんです! 結論は、理性(大脳新皮質)と本能(辺緑系)のはざまで理性が本能を抑えつける事による信号の歪みが中心部分の脳幹にまで影響を及ぼす事により、自律神経のバランスが崩れ、身体の不調が起こってくるということなのです。
 ながながとお話しましたが、ここまで読んで下さった貴方!! そうとうストレスがたまってませんか?(笑)くれぐれも、お身体をお大事になさってくださいね(笑)font>