腕が痛くて！あがらないっ！

先日、来られたOさん（８０代女性）おっしゃるには、以前から、右の腕が痛くて手が上にあがらないらしい。服を脱いだり着たりするのも大変で、辛い思いをしておられたようである。そんなOさんが知人の紹介で私の所に尋ねて来られたのです。４０肩、５０肩というには、お年をめしていらっしゃるのだが、やはりそうである。
頸肩腕症候群というヤツである。辛いから病院に行っても「歳だからしかたがない」といわれて電気をあてて、シップをもらって帰って来たそうだ。辛いからもらってきたシップをず～っと貼っておられたのですが、気休めにしかならず辛～い思いをしながらガマンしておられたようだ。
「どこが痛いですか？」って聞くと「肩が痛い」とおっしゃる！　（突然！！）今このブログを読んで下さってる貴方に質問です！！肩ってどこでしょう？？頸と腕の付け根？それとも上腕の三角筋？それとも背中の肩甲骨の上辺り？　（答えは！）全て正解ですよね！！　みなさんの中でも、若い方はこれから経験するかも知れないけど、一般には、四十肩、五十肩と呼ばれていて、正式な病名は、肩関節周囲炎といいます。肩関節の周りにある組織の変化や、炎症などによって、肩に痛みがでる症状です。しかし、症状にも個人差があるし、治療のポイントもそれぞれ違うものなんです。患者さんは、とにかく肩が痛いっていう！
　ここからが、治療師の腕の見せ所になるのですが、先ず、形態観察！これはじっと立ったままの状態を診る！その後、動態観察！これは、痛い腕を動かしてもらって、どのような状況、腕の位置や、角度などで痛みの出始める位置を確認する。これを診ただけで、治療計画が立つのである。狙いは、大円筋と小円筋である！あと、棘下筋と胸側の大胸筋に筋膜刺激療法で筋弛緩させてあげたら、「あれっ！？痛くない！腕も上がる！」とビックリしながら大喜びで帰っていかれました。　　たった一回の施術でこれだけ良くなるってスゴイ！！っおっしゃってましたが、実は、これはたまたまうまくいっただけなんです！！狙いと治療ポイントがバッチリ！ジャストフィットしただけなんです！！　でも、これが治療師の腕なんですけどネッ！！　（結局は自慢！でしたっ！！）

つらい腰痛！坐骨神経痛！

久しぶりに、アップさせて頂きます。
先週の土曜日に、施術に来られたSさん（４０代男性）ですが、肩こりもきつく、腰痛もあり坐骨神経痛もでておられて大変つらそうでした。腰といえば、骨盤の上に脊柱起立筋といって背骨の両サイドにある少し太い筋肉ですが、当然パンパンに張っています。曲げ伸ばしもつらそうです。
この腰痛だけは、なった人にしかわからない辛さがあります。今この日記を読んで頂いてる方のなかにもいらっしゃるのではないでしょうか？　腰が痛い！だるい！つらい！といって、腰の筋肉をいくら揉んでもなかなか楽にはなりません！！　殆んどの場合腰より、臀部の筋肉を緩めたほうが圧倒的に楽になります。
臀部の筋肉で一番大きな筋肉が大殿筋ですが、それより深部にある、中殿筋や、小殿筋、更にもっと深部にある、梨状筋です。実はこの筋肉が拘縮すると、その下にある坐骨神経を圧迫する為に坐骨神経痛が出てくるのです。でもこの筋肉は、仙骨と大転子（大腿の付け根部分の骨）をつなぐ筋肉で深部にある為、普通のアプローチでは、なかなか緩めることは難しいようです。しかし、操体法と、筋膜刺激療法で確実に緩める事が出来ます！　　その結果は、脚がすごく軽くなり、痛みも和らぎ、楽になります。
　この日も、Sさん、終わった後　ニコニコ顔で帰っていかれました。

ガンコな肩こり！？ 実は頸こり！です！

新規のお客さんで、Iさん（５０代男性）５～６年位前から、左の肩が凝って張りがきつく、詰ってくるらしい。どこで揉んでもらっても何をしても、その時だけでいっこうに良くならないそうです。聞けばやはりデスクワークで、パソコンとにらめっこの毎日だそうです。こんな方って結構いらっしゃいますよね！
たいがい、云うには「肩こりがきつくって！」とおっしゃいますが、実は！！殆んどの方は頸こりなんです！！　　原因が頸のほうにあるのだけど、本人は肩が詰ってくる！肩がこってる！というふうに感じておられます。この日も、「肩がこって、頸が回らない」とのこと。動診（身体を動かしてもらって状態を診る）と触診で確認後、確信をもって、施術に入る！！狙いは、胸鎖乳突筋と、頭半棘筋である。これらの筋肉は重たい頭部を支えて更に前に垂れ下がっている頭部を引っ張ったり、また上に持ち上げたり、回旋させたり、大変負担の大きな筋肉で非常に疲れやすいんです。私の施術は、筋肉を押したり、揉んだりはしません。筋膜刺激療法とは、狙った筋肉の筋膜にアプローチし、そのトリガーポイント（痛みを発生させる原因になっているツボ）を押圧し、筋肉を緩める施術ですから、まず、揉み返しなどは、殆んどありません！！
しかし、ビックリする程緩みます。身体はその様に出来ているのです。この日も、３０分で終わったのですが、「あれっ？痛くない！首がまわるっ！！」って喜んで帰られました。　でも、５～６年前からあったものが、そう簡単にはなくならないので、再度来られるように、お話して帰って頂きました。

物を持てない痛み！！腱鞘炎が、あれっ？？

２回目のリピーターさんFさん（女性４０代）１週間ほど前に自転車を持ち上げた時に、右腕に痛みが走ったそうです。それから、物を持つ時痛みがあって辛い思いをしておられたようです。この患者さんは、若いころからのムチウチに加えて、仙腸関節炎もあり、腰が痛くておまけに右足裏、足底腱膜症といわれて、当然あちこち、いろいろ治療経験もおありだと思います。そんなFさんが昨日来られて、施術をさせて頂いたのです。施術予定では、首コリから、肩こりをメインに考えていたのですが、急遽、右腕の手関節伸筋群と屈筋群のトリガーポイントを探ってみると、確かに硬結（しこり）がありその筋肉の筋膜にアジャストしてポイント（ツボ）に押圧刺激を加えていくと、確かに緩んでくるのです。　わずか、５～１０分程で握れなかった右手のこぶしに力が入るのです。その後、腰、肩、首、最後に操体法で、骨盤調整をして終わってから確認すると、「あれっ？痛くない！！」との事、「今までの痛みが１０とすると、今はどれ位ですか？」って聞くと「１ぐらいです！！」との事！★１０の痛みが１になれば嬉しいですよね！！

ボンレスハム（足のむくみ）がシュッとなる！

かねてより、週１回ペースで来られてるHさん（女性７０代）ですが、変形性膝関節症もあり、下肢のむくみがきつくて、まるでボンレスハム（大変、失礼ですが事実です。）のような脚をしておられ、本当に辛そうでした。当然、曲げ伸ばしも出来ないし、立ち座りも大変だし、歩くのもきつそうでした。１回目の施術では、悪い方（太い方）の脚を念入りに温熱療法とリンパドレナージュで流してあげると、良い方（細い方）より細くなり、脚も軽くなったと、週一のペースで来て頂いてます。勿論、最初の頃は、ある程度戻ったりするのですが、４～５回目からは殆んど戻りもなく、随分良くなって来られました。　　私の所見では、股関節の拘縮と膝関節が大きな原因だと確信しております。但し、これは、Hさんの場合であって、必ずしも全てではありません。　　特に抗がん剤やコバルト照射等の影響によるリンパ浮腫の患者さんの場合は、少し原因が違います。　それでも、リンパの流れを良くするのに、温熱療法はヤッパリ一番だと云えます！！

たった１回で良くなってしまった腰痛！！

先日、昔からの友人がどうやらギックリ腰になってしまったらしい。久しぶりに電話がかかってきて、腰が痛くて曲げ伸ばしができない！
チョット動かすと痛みがあるので診て欲しい！という事で私のサロンに来てもらった。彼は５０代名前はS氏としておきます。
来店時は、腰を少しかがめて、いかにも痛そう（本人は相当辛そう！）で、顔もしかめて、シップをしてても良くならない！とか！云々！
　レントゲンの結果はなんともない、という事でシップを渡されて帰って来たそうだ。そこで、私にＳＯＳが来た訳です！
形態観察で骨盤の上前腸骨棘の高さがあきらかに違う！左が２センチ程高い！身体の傾きもそのとおりで、痛みから逃れるために、歪んでくるのである。施術は、伏臥（うつ伏せの状態）で腰背部に三井の温熱治療器で熱を入れる！脊柱起立筋の上と臀部を丁寧に注熱して行くとあきらかに痛めている箇所は猛烈に熱いのです！交感神経の異常興奮により、神経が過敏になっていて、他より熱く感じるものなのです。しばらく熱を入れた後、拘縮している筋肉を筋膜刺激の手技でほぐした後、操体法で骨盤調整をする。「ハイッＯＫ立ってごらん！」と云うと、恐る恐る診療ベッドから立ちあがって、腰を動かしながら、「あれっ！？痛くないわ！だいぶ楽になったわ！」とニコニコ顔！　その日の夜に私の携帯に「楽になったわ！ありがとう！」と、またご丁寧に喜びと感謝の電話。余程嬉しかったんでしょうね。私は、「中２日程おいてまたおいでよ」と云ってたのに、その後の電話で、「もう、いいわ！治ってしまった！」との事！！　　
＊注・・・施術家としては、嬉しいような、複雑な心境というのをお解かり頂けますでしょうか？

温熱整体師の喜び

先日、３回目のリピートさんですが、８７歳になられるMさん（女性）が先週から今週の火曜日迄、５日間程、東京在住の娘さんのところまで一人で遊びにいって来られたのです！　このMさんは、初めての日には、この娘さんと一緒に来て頂いたのですが、印象としては娘さんに連れ添われてやっと来られた！　という感じだったのですが、本当にビックリ！！です。　状態としては、左側の膝が変形性膝関節症で外側に少し曲っておられて、腰痛も当然あり、更に両方の足底部にシビレ感があり、立ち座りが困難で、何かにつかまりながら、「よっこらしょ！」とつい口から出ていたそうです。　足が重くて上に持ち上がりにくい！　膝も悪いから、歩きにくい！更に腰も痛い！おまけに右上腕を複雑骨折されていて、手は肩の高さ位までしか上がらない！！
　そんなMさんが一人で新幹線に乗って大阪から東京まで遊びに行かれて、無事に帰って来られた！！　　東京では、「よっこらしょ！」ともいわずに、スッ！と立ち上がるお母さんを見て娘さんは大変驚かれたそうです！！
　７日の木曜日に来られて、大変自慢げにお話して下さいました。　　勿論！！　　先生のおかげ！　というお言葉も頂戴しました！

いよいよ六月ですネ！

もうすぐ梅雨の季節がやってきますね！
体調を崩さないように注意しましょう！なんていってもどうすれば・・・？
　調子が悪いなぁ～って思ったときは、あまり無理をせずに身体をいたわって
早めのケアが大切です。　すこしぬるいめのお風呂にゆっくりとつかって
充分、睡眠をとるのがいいと思います。
　それでも疲れが取れない人は　是非！！　健美の温熱整体にいらして下さい！！
絶対！楽になりますよ～！！　　へへへ、コマーシャルでした！！

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