田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

田植えの季節 朝倉の重連水車

2019年06月23日 | 朝倉

 今年も朝倉の水車群が稼働を始めました。筑後地方はまだ梅雨入りせず、水不足が心配されています。しかし車を走らせていると、あちこちで田植え風景を目にします。

 遠くの山並みは耳納連山です。別名、屏風山とも呼ばれます。

  この水車は三重連です。菱野の三連水車としてよく紹介されます。

  樋からサイフォンへ勢いよく水が流れています。

  反対側から見た三連水車。

  筑後川から水を引いている堀川用水です。左手に見える大きな広告塔は養蜂場の工場です。即売所や休憩所があるので、私はいつもここに車を停めています。

  三連水車の百メートル下流にある三島の二連水車。

 さらに下流には久重水車。この3基の水車で35ヘクタールの水田を潤しています。江戸時代から二百年以上続く季節の風景です。

 三連水車に戻ってきました。三連水車は上流から大中小と大きさが異なります。写真では、向こうから一番大きい上車、そして中車、下車です。

 

  はちみつ屋さんのモデル蜂場では、蜜蜂が巣箱を出入りする様子が見られます。

 回り始めた水車を見ると、もう田植えの時期になったのだと感慨を覚えます。少し前にはつばきやツツジの写真を撮っていたのに。花巡りをしていると時の過ぎ行くのが早いです。

 

 

 

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4 コメント

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美しい (tango)
2019-06-23 07:57:22
生きる力を感じます
私の好きな景色
カメラは良くなりましたか?
良くとれた写真です!ね。
三連水車は魅力あります
耳納連山の景色が頭に残っています(^_-)-☆
あのひどい水害の跡がよく回復しましたね・・・
うれしいですね~~
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こんばんは (九州より)
2019-06-23 20:32:43
カメラはまだ戻ってきません。
きちんと修理してもらいたいので、
催促はしないつもりです。
2年前の水害では三連水車まで濁流が押し寄せました。
水車の手前にある田圃も土砂で埋まり、
昨年の田植え前に復旧しました。
今日も耳納北麓を走ってきました。
天気が良くて気持ちが晴れました。
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おはようございます、 (takezii)
2019-06-24 09:55:54
一度も訪れたことの無い朝倉の水車群風景、
九州九州よりさんの写真やレポートで すっかり 馴染んでしまった感がありますが。、
先年の水害の後遺症をほとんど感じさせない風景に戻って 今年も 稼動しているんですね。
先人が 造り上げた用水、水車が 今尚 維持され活躍している・・、
歴史的、観光的 資産でもありますね。
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takezii様 (九州より)
2019-06-24 10:28:13
こんにちは。
ここは自宅から3、40分の距離です。
ドライブを兼ねて養蜂場で蜂蜜ソフトクリームを食べ、
自家農園の安い野菜を買うのが定番です。
三連水車は何度来ても見あきません。
子ども心にかえるような気がします。
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