田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

白秋のふるさと沖端界隈を歩く

2019年02月11日 | 柳川
ー柳河を南に約半里ほど隔てて六騎の街沖ノ端がある・・・・・・畢竟は柳河の一部と見做すべきも、海に近いだけ凡ての習俗もより多く南国的な、怠惰けた規則(しまり)のない何となく投げやりなところがある。 ー私はかういふ雰囲気の中で何時も可なり贅沢な気分のもとに所謂油屋の Tonka(トンカ) John(ジヨン)として安らかに生ひ立つたのである。                 北原白秋 「思い出」-抒 . . . 本文を読む
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