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YSCC vs 矢板SC(観戦記)

2006-05-28 10:34:21 | サッカー
関東サッカーリーグ1部・第7節 三ツ沢公園球技場 13:00K.O 観衆178人(目測)
YSCC 0(0-1)1 矢板SC

ここまでの戦績
・矢板SC 1位 5勝1分け0敗 勝点16 得点11 失点2 ±9
・YSCC 2位 3勝2分け1敗 勝点11 得点13 失点9 ±4

 前期最終節、首位対2位の直接対決。勝点差5のため、YSCCが勝利しても首位逆転はならないが、矢板の独走を許さないためにもホームYSCCが意地を見せたいゲーム。
 6試合を終えて、失点2とJ2横浜同様に堅守を誇る矢板。一方のYSCCの得点13はリーグトップタイ。ホームYSCCの攻撃に対し、アウェイ矢板の守備というゲームに熱い期待を寄せながら、三ツ沢へ足を運んだ。

 三ツ沢は朝方の雨も上がり、快晴。時折の雲が広がるものの、熱いくらいであった。好天気の首位決戦に、200人弱の大観衆が集まった。

○前半
・03分 YSCC(以下YS)左サイドバック7田中のミドルシュートが、矢板ゴールを襲うが、バーの上に外れる。
・15分 YSの右CKを矢板GK21宍戸が確実にキャッチしセーブ。ここまでの両軍は一進一退の攻防で、ともに決定機なし。
 YSは左サイドを中心に風上から攻め上がり、試合を支配する。YS・左MF4小笹は一見CB風なのだが、第2列目から左右に動き回りチャンスを次々と作り出す。
・29分 YS・FW9斎藤がヘッドでシュートする。矢板GKがファンブルするも、その後にしっかりとキャッチで、セーブ。YSは中盤を支配し攻め続けるが、最後の一本、キラーパス通らない。YSの応援団もイライラが募る展開に陥る。
・36分 矢板の左CKが綺麗な弧を描いてYSゴール前に飛び込んでくる。矢板FW9稲若がYS・DFに競り勝ち、高い打点でヘッド一発!ゴォ~~ル!!!ここまで押され気味であった矢板が先制、0-1。数少ないチャンスを確実に決めた。ここからHTまでは矢板の時間が訪れる。
・45分 矢板の支配が続く。右サイド前方に空いたYS・DF4バックの裏を再三に渡って矢板7田中が突き、好クロスを供給する。YSは中盤でボールをキープ出来なくなり、矢板カウンターの餌食になるも、なんとか0-1で前半終了。ホームのYSが1点ビハインドで前半を終了。

○後半
・00分 両軍ともにピッチ上で円陣を組み、気合を入れる。矢板イレブンの”勝ちに行くぞー”の声が、メインスタンド上段にまで響き渡る。両軍ともに選手交代はなし。
・02分 後半開始からYSのエンジンが全開。FKから、ヘッドを見舞う。ボールは無情にも矢板ゴールの右ポストを直撃。惜しいぃ。。。。
・04分 YS7田中が左サイドで矢板DFと勝負。果敢に対面を抜き去り、Gライン際まで突進し、左足でナイスセンタリングを矢板G前へ送る。YS9斎藤の頭にドンピシャ!ヘッドでゴール?と思ったが、ヘッドシュートは右に外れてゴールならず。惜しい。
・08分 矢板GKのゴールキックが風に乗り、YS・GKと矢板7田中と1対1で激突。こぼれたボールを矢板17井上が無人のYSゴールへ向かってシュート。目を覆うYS応援団の悲鳴を聞きながら、シュートはバーの上に外れる。命拾いのYS、頭を抱える矢板SC。
・24分 YS7田中の左足ミドルが矢板GK宍戸を強襲、はじかれたボールがYS・FW10福島の足元へ。どフリーの福島が右足で目前の無人ゴールへシュートするが、ボールは右ポストに弾かれ、ゴール決まらず。。。あぁぁぁぁぁぁっぁぁ。。。。溜め息。
・30分 YSは攻め疲れか? 矢板のカウンターが冴えてくる。矢板7田中、FW9稲若のツートップが、前線の空いたスペースへ走りこみ、ボールをキープしたり、切り込みを見せたり、後方のDFからは”矢板、もう1点取ろうぜ!”のゲキが飛ぶ。途切れない矢板スピリット。
・48分 思ったより長めのロスタイムも過ぎ、ゲームセット。YSCCは0-1で惜敗。矢板は首位独走態勢を固める勝点3を得る。

○感想
 YSCCは敵ゴール前ペナルティエリア内で、中央突破にこだわり過ぎていた様子。まるで数年前のヴェルディのようだった。華麗なキラーパスに拘っているのかなぁ?

 矢板は、見ていると守備ガチガチっていう感じではないけれど、結果は今日も無失点。これで7試合でわずかに2失点と、鉄壁の守備を堅持している。このまま、後期も大崩れはなく、首位戦線を突っ走りそうだ。

 最後になりましたが、両軍の皆様へ。
好ゲームをありがとうございました。熱い首位決戦、緊迫した好ゲームを観戦できて、楽しかったです。後期も好調を維持し、熱いゲームを見せて下さい。
本日は、御疲れ様でした。