ポリティカルセオリスト 瀬戸健一郎の政治放談

政治生活30年の経験と学識を活かし、ポリティカルセオリストの視点から政治の今を語ります。気軽にコメントして下さいね!

私の青春の一こま~Noel Paul Stookey

2007-02-07 04:34:19 | 英会話講師として
この陽気なおじさんは誰でしょう?この方こそ、私が学生時代に出会った伝説のフォークシンガー、Noel Paul Stookey さんです。私は彼が、国を超えて、人種を超えて、政治を超えて、人々の心に直接語りかけるメッセージの素晴らしさに感動し、大学時代に軽音楽部に入部しました。彼が今月リリースするのが「Song for Megumi」。拉致された横田めぐみさんのための歌です。

私が獨協大学軽音楽部フォークソングセクション「マイスター・ジンガーズ」に入部したのも、マイスタが彼の曲、正確には彼らの曲、つまり PPM - Peter, Paul & Mary の曲をシングアウトしていたからでした。彼らの歌には深い人々への愛があります。

古き良きアメリカの良心の声。それがPPM。

彼らのヒット曲に「パフ」(Puff)という歌があります。パフという魔法つかいの竜とジャッキーという少年のふれあいを歌った曲で、とても明るくリズミカルな曲調なので、ECC時代にはよく、生徒たちといっしょにギター片手に歌ったものでした。この「パフ」という竜が実は、大人になるにつれて失われていく子ども時代の純真さを象徴していることを、PPMの結成25周年記念ライブで私も始めて知り、あらためてPPMの温かい心のメッセージの奥深さに感動しました。

私の青春の一こま~PPMの歌声が、今もあったかいBGMとして私の心にこだまする・・・。

今回、NHKのニュース番組で、ポールさんが横田めぐみさんのために歌を作ったことを知り、このことを私のブログのご愛読者の皆さまにもお知らせしたくて、久々の記事を書くことにしました。政治的な思惑や恣意によらない、問題の本質を心で悟らせる彼の歌に、みんなで心を合わせていきたいと思います。

彼にメールをすると、彼のアシスタントのジョイスさんから返信があり、ポールが今月16日に来日するとのこと。「ソング・フォー・めぐみ」は21日に発売。収益金は拉致問題解決のための基金に寄付されるとのことです。

どうぞ、みなさん、楽しみにしていてくださいね!

■NHKニュースのストリーミング映像はこちら・・・
http://www.pauljapan.com/megumi.wmv

※彼はこのインタビューの中で言っています。
We are all connected as human beings. It was the hope that it would transcend the politics, transcend the countries, but speak to the hearts of all the people.
僕たちはみんな人と人としてつながっているんだ。歌は希望だ。それは政治を乗り越え、国を乗り越え、すべての人々の心に語りかけていく。

※transcendとは、どんな権威をも「乗り越えていく」っていう素敵な言葉なんですよ!
~瀬戸先生のワンポイント英語講座でした。


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2 コメント

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PPM (ジョナサン)
2007-02-08 09:46:35
ピーターポールアンドマリーとはなつかしいですね。昔フォークソングのはしりとして日本に紹介されたことを思い出します。

ボブディランをはじめとしてフォークと言えば反戦歌、というイメージです。
横田めぐみさんの拉致問題でポールの名前を聞いて驚きました。
まだお元気だったのですね。

原点を忘れずに音楽活動を続ける素晴らしいミュージシャンだと思いました。
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PPM (keiko)
2007-02-09 02:47:25
You tubu に沢山ありますよ~。パフは上から3番目。その他にも500マイルとか天使のハンマーなど、思わず見とれ&聞き惚れてしまいました。
http://www.youtube.com/results?search_query=Peter+Paul+%26+Mary&search=Search

21日は私もアコスホールに行きまーす。


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