川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

 核廃絶への道  鳩山由紀夫さんへ

2009-06-17 22:09:24 | 政治・社会
北朝鮮の核実験に抗議する市民有志の声明
 http://blog.goo.ne.jp/keisukelap/e/22980a42c330be66b344cbeb9e290107       

 オバマさんのプラハ演説に刺激されたのか、衆議院につづいて参議院でも本日核兵器廃絶決議が全会一致で採択されたそうです。

 オバマさんの演説についてどんな評価があるのか、余り勉強していませんが、この国会決議よりは遙かに世界の指導者としての思いが伝わってきます。日本の政治家たちにとってもっともやり甲斐のある仕事なのに心に残る演説の一つも聞いたことがありません。
 北朝鮮の核実験があり、ミサイルの再発射も近いといわれています。鳩山さん。核廃絶を目指し、国民を奮い立たせる演説をやってみたらいかがですか。核保有大国のアメリカの大統領に遅れをとって日本国民の自尊心も損なわれます。
 ぼくはこの際、政権交代を実現させるのが日本のためだと思っていますが東アジアと世界にどうやって平和を構築するかという哲学が民主党の指導者から語られないのを大いに危惧しています。政権交代は必要だが肝腎な世界観が見えず、支持を躊躇しているぼくのような国民も少なくないと思います。


参院の核兵器廃絶決議全文
                  [2009年06月17日 ]


 わが国は唯一の被爆国として、これまで世界の核兵器廃絶に向けて、1994年以来、国連総会へ「核兵器の究極的廃絶に向けた核軍縮」決議案提出など先頭に立って活動してきたが、これからも一層行動する責務がある。
 
 しかし冷戦後の現在においても、核兵器のみならず、核爆弾搭載可能なミサイルの開発、核物質や核技術の流出、拡散等の脅威はむしろ高まりつつある。この状況を打開するため、さる4月5日、オバマ米大統領は「核兵器のない世界」を追求する決意を表明した。また国連安全保障理事会も北朝鮮の核実験に対し国連安保理決議第1874号等で断固たる拒否の姿勢を示した。
 われわれはこの事態を重く受け止め、核保有国・非核保有国等と連携をとり、核軍縮、核不拡散の取り組みと実効性ある査察体制の確立を積極的に進めるべきである。また政府はこの機会をとらえ、2010年核兵器不拡散条約(NPT)再検討会議において主導的役割を果たすとともに、核保有国をはじめとする国際社会に働き掛け、包括的核実験禁止条約(CTBT)の早期発効や兵器用核分裂性物質生産禁止(カットオフ)条約の推進など、核廃絶・核軍縮・核不拡散に向けた努力を一層強化すべきである。
 右決議する。


 オバマ大統領のプラハ演説http://www.asahi.com/international/update/0405/TKY200904050209.html

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