10月5日(土)晴れのち雨
3時過ぎに川越駅東口の小公園に行くとMさんという方が声をかけてくれました。「さようなら原発」のデモを企画してくれているリーダーの一人です。60歳くらいで精悍そのものです。住まいが近くスーパーでぼくを見かけたこともあったといってくれました。
デモは民主主義の原点です。徒手空拳の市民が自分たちの意思を示して悪政に立ち向かう手段の一つです。40年も街からデモが消えていました。「福一」の事故がよみがえらせたといえます。「市民」としての資質に恵まれたひとが言いだしっぺ(「リーダー」)になってくれたのです。どういう方かはよくはわかりませんがこういう人がいてくれたことに「感謝」です。心強く感じました。
本川越駅前を行くデモ。
新富町(川越一の繁華街)のとおりを行く。三河から来た娘夫婦の後姿。
解散後の公園。200数十名の参加があったという。ぼくは体調がいまひとつでみんなについて歩くのがやっとだった。
それでも駅からの帰途、3Kmを歩いた。繁華街。人・人・人。一人ひとりは原発をどう考えているのだろう?
11月11日(日)には東京で100万人の参加を目指す行動が予定されているらしい。そのぐらいの規模にならなければ「流れ」を変える力にはならない。
人々の「市民」としての自覚と協力を強く求めたい。
けんちゃんは「市民」のお手本のような人です。
イデオロギー先行型の偏狭な党派性は市民運動の「敵」です。
原発を廃棄し、福島第一以後をどういきぬいたらいいのか?人々の知恵を結集して人の輪を大きくしていくリーダーが望まれます。
身近なところに信頼にたる友人ができたような心強さを感じています。
ぼくは枯れ木のような存在ですが気持ちだけは人並みです。どうぞよろしくお願いします。 鈴木啓介