4月24日(水)曇一時雨
善光寺の若麻績さんがfacebookで「出開帳」というものが行われると教えてくれました。
何だろう?
出典●http://ekoin.or.jp/event201301/
ご本尊の仏さまなどに出張してもらってお寺の所在地でない都市部などでおまいりしてもらうことのようです。江戸時代に善光寺の出開帳が行われたときにはなんと1600万人以上の人が参詣したとか。本当とはとても思えない?
今回も両国の回向院(えこういん)で開帳されるということです。
振袖火事の無縁仏を供養する寺として創建されたところです。東日本大震災の犠牲者の供養の場所として東京ではやはりここがふさわしいのでしょう。
原発の再稼動など恐れを知らぬ金権亡者が蠢動(さんどう)しています。生きとし生けるものへの慈悲を説くはずの仏教の徒は何をしているのかと僕はいぶかっています。
この大事業を発案した善光寺と回向院の僧侶たちの思いはどんなものなのでしょう。法話をはじめさまざまな企画がされているようです。
東日本大震災は空前の大災害です。今回の出開帳が今を生きるわたしたちの生き方を問い返すきっかけになってくれるといいなと思います。
27日からです。僕もおまいりに行きます。
関連「川越だより」●http://blog.goo.ne.jp/keisukelap/e/8f3c9d97dbdfda79a0a731df017ffe49
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