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川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

快い疲れ

2008-03-10 21:27:40 | 在日コリアン
 昨日の「国籍取得特例法の制定を求める緊急集会」には50人近い参加者があり、充実した意見交流を行うことが出来ました。今回僕は司会を担当。李敬宰会長の報告のあと李福子、鄭大均、青柳敦子さんなど5人のかたが法案制定への思いを語りました。続いて会場の参加者から7名の意見発表。呉副会長の集会決議提案で計14名の発言がありました。ほとんどのかたが短い時間で要領よく発言してくれ、中身の濃い集いになったと思います。僕にとっては理想的な授業のようなものです。20歳、30歳代(在日3世)の発言が充実していたことが大きな喜びです。また、台湾系の方からの提言もありました。
 外では開会前から、20人くらいの人々が集会を開き、声が聞こえますが何をいっているかは解りません。忠幸さんは帰りに「おじいさん、こんな集会には出ないで北朝鮮に帰りなさい」とハンドマイクでいわれたそうです。確立協(在日コリアンの日本国籍取得権確立協議会)はコリアンだけの団体ではありません。僕が事務局長を務めていることから解るように民族や国籍は多様です。忠幸さんは鳥取県の出身です。神田警察が警備に当たっているようでした。主催者が要請したわけではありません。代表者から会長に会見の要請がありましたがこれは断りました。冷静な討論が可能とは考えられないからです。
 夕方からは20名くらいの参加で交流会。夜には二次会。4年間、不当解雇と闘って職場復帰を勝ち取ったJさんのお祝いも。コリア系金融機関の経営者と闘って勝利を得たコリアン。ここにも新たな歴史があります。うちに帰ったのは真夜中になりましたが、快い疲れを感じながらゆっくり休むことが出来ました。ご協力くださった皆さん、ありがとうございます。
 <きいちご花見バス>の参加希望者の募集を昨日で締め切りました。嬉しいことに57人の申し込みがあり、今日はバス会社と交渉して60人乗りの大型バスを確保して貰いました。大部分が残留孤児とその家族、通訳に当たってくれそうな方も2人はおられます。楽しい一日を想像して心が弾みます。
 

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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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参加できずに残念です (h.matsumoto)
2008-03-12 01:38:18
 親の病状が思わしくなく、参加できなかったのが残念です。李敬宰さんや「熱演」された呉崙柄さんにも、お会いしたかったです。病状が17日(月)までに持ち直してくれているとよいのですが、まだ分りません。消化管の機能が若干衰えていた(それは便通のモニターで分ります)のに、仕事を早く済ませたいためにPEGからの滴下速度をいつも通りにしたため、逆流して気道に入り気管支炎を起したのです。痰の吸引が1時間に1回以上必要な状態です。根本問題である消化管の機能減退をどうするかも問題です。

 本来、太田議員が「朝日」でいわれていたように、戦後処理の遅まきの是正として当然にしなければならないことなのに、「反日」などといって押しかけてくる人たちは、何を考えているのでしょうか。地方参政権容認にしても、多様な選択肢を認めるべきだということで、並行して進めればよいことでしょう。
 いま国会全体の膠着状態から見れば、先の見通しは不分明な気がしますが、「地方参政権法案」の行方とは切り離し、ぜひとも上程され通過してほしいと思っています。
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