川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

川越公園造波プール

2011-08-10 09:53:59 | 川越・近郊

8月9日(火)晴れ 猛暑

 あまりに暑いので川越公園のプールに行ってみました。夕方4時半。帰る人がおおい時間ですが造波プールは親子連れやアベックでまだまだ賑わっています。遠浅の砂浜をイメージして作られているので幼いこどもたちも怖がらずに遊べます。何年ぶりか?もしかしたら初めてか?おそるおそる入ってみました。思ったより水は温く、清い感じです。一気に10mか20mくらいは泳げたかな。

片肺になってからプールは敬遠するばかりでしたがここは海岸のような気安さがあるのでのんびりできます。4時50分、本日最後の造波の時間。10分間ほど穏やかなうねりが体験できました。あちこちから集まってきたこどもや若者が波に戯れています。

 5時にあがって浜辺?で休みました。緑の木立に囲まれた広い広い公園にいくつものプールが配置されています。内陸部に出現した模擬海水浴場と言えなくもありません。「これはこれでいいなあ」。歳をとって病気をして海にゆく気力を失ってしまったぼくには最高の贈り物かもしれません。65才からは入場無料です(大人は700円)。暑い日はくることにしよう。

川越水上公園の波のプール

川越公園造波プール●http://www.koedo.biz/700waterpark/

 プールのあとは入間川の河川敷の遊歩道を歩きました。林床のあちこちに群生するキツネノカミソリが花盛りです。涼風が出たので思わず「夕空晴れて秋風吹き‥」と口ずさんでしまいました。立秋は過ぎたとはいえ、ちょっと季節違いかな。

  故郷の空●http://www.youtube.com/watch?v=0CurHNaur0I

 サイクリング道路に出て帰途に就くと秩父の山並みの雲の中に大きな夕日が落ちていくところです。「これはこれでいいなあ」。

晩年をこんな風景の中で過ごすとは若い頃には思いもよらなかったことです。夕日と言えば海に落ちるそれと相場が決まっていたのです。茜がかった雲を眺めながらゆっくりゆっくりペダルを漕ぎました。

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