旧ラックのたね

PVL・WEST症候群があり、発達がゆっくりな娘の日常を書いています。

神の手体験

2009-01-09 | Weblog
神の手を持つ先生がいるという。
緊張が強くてカチカチの子の体でも緩めるとか、子供の未知の力を引き出すとか、伝説があるそうな。すごいよねー出会えたらいいな~と漠然と考えてたんだけど。

今日、その神の手を体験した。

主な目的はPTさんの指導なので、〇〇筋や〇〇骨がどうのこうの、という専門的な説明はさっぱりわからない。用語もちんぷんかんぷん〓けど、リハビリは神業だった。

あーは人見知りに加えて感受性が強く、号泣せずにリハビリを終われたことがない。3~40分くらいは鼻水ずるずるの大号泣が日常になっていた。
それなのにぐずる程度で泣かず、ときどき笑顔を見せる。頭を楽にまっすぐ起こせるようになり、握ったままだった手が自然に開きはじめた。さまよいがちな目線が定まり、終わる頃には先生に身体を預けてニコニコしていた。信頼してる感じ。

短時間での身体の変化にもびっくりしたけど、あーが今まで見たことがないとってもいい表情で先生を見上げているのがうれしくて、母興奮そして感涙。ぽろぽろ泣けてしまった。かっこ悪。

もう一度神のリハビリを受けるチャンスがあるかはわからない。でも、今日のあーの表情や感動をずっと覚えておこうと思う。