kebaneco日記

日々の出来事、考えたこと、行った場所、見たもの、なんかを記録してます

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2015年09月02日 | 旅行記&その他
今日は午前中に歯科検診、午後は仕事、明日からも普通に仕事、という予定。昨日は帰宅したらすぐスーツケースから中身を取り出して、汚れたものは洗濯してスーツケースを収納場所に戻して、と大忙し。今朝は睡眠が浅くなった時に、自分がハバナで決められた時間に仕事の場所に自力で向かわねばならない夢を見た、タクシーで行かなきゃならないけどスペイン語喋れないしどうしよう、みたいな。でも夢の中で「いやいいや、昨日帰国したじゃないか」、と我に返って一件落着(苦笑)。

というわけで、今日は小ネタだけで。

キューバは外国人が観光地などで使う兌換ペソ(CUCという)と、国民が日常生活で使う人民ペソ(CUPまたはMNという)がある。レートは兌換ペソが1ドルとほぼ等価(つまり1兌換ペソ=125円くらい)。ハバナ市内の銀行では1兌換ペソを交換したら、24人民ペソになったので1兌換ペソ=24人民ペソ。史跡などの入場料は外国人が6兌換ペソの所をキューバ人は6人民ペソ(つまり外国人は24倍の料金を払う)、というような使われ方をし、さらには兌換ペソでしか支払いができない基本外人専用の店やレストランと、人民ペソしか扱わない基本キューバ人専用の店に分かれている。外国人も兌換ペソを人民ペソに交換して、人民ペソ支払いの店でものを買うことは可能だけど、人民ペソは兌換ペソに交換できないので、キューバ人だけと商売をしている人と、兌換ペソを入手できる人との間にはおのずと「格差」が生じる。観光業を主要産業として力を注ぐキューバにとっては、複雑な難しい問題って気がする。

左が兌換ペソ1ペソ紙幣で、左が人民ペソ紙幣。上から20人民ペソ(肖像はカミロ・シエンフエゴス)、3人民ペソ(肖像はチェ・ゲバラ)、1人民ペソ(肖像はホセ・マルティ)。兌換ペソ紙幣がモニュメントの絵柄なのに対して、人民ペソは英雄たちの肖像。3人民ペソ紙幣はチェ・ゲバラなので、15~16円くらいのお手軽お土産として人気らしい。我が家も兌換ペソ2ペソを人民ペソに交換し、チェ・ゲバラ紙幣の新札を全部で9枚ゲット。

人民ペソ表肖像がのアップ


裏は労働の風景


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6 コメント

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なるほど。 (tomoke)
2015-09-02 10:32:32
おはようございます。

無事にお帰りですね♪
猫ちゃん達、大喜びだったでしょう?

いろいろお国事情ってあるのですね。
でも、頭が、混んがらかってしまいそうな感じです。
お金のお土産も、良いですね。
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tomokeさま (keba)
2015-09-02 10:44:22
猫たちはいつものキャットシッターさんに面倒見てもらって
悠々自適の留守番ライフを楽しんでたみたいです。
甘えん坊さんになってましたけど、愛情に飢えてる感じじゃなかったです。

お金事情、ね~、面白いでしょ
これから時間を見て色々とアップしていきます
乞うご期待ざます
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Unknown (のん太)
2015-09-02 13:33:22
何で?な、貨幣事情ですね。面倒とは感じないのでしょうか?
2000円札の人気のない日本人には??

でも、日本でも1両を4分割って、、聞いたような?
慣れれば、どうってことないのかしら、、
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のん太さま (keba)
2015-09-02 14:26:39
キューバには資源もないので、外貨は貴重。
キューバ人が自由にペソを外貨に替えないように、
一般国民が生活に使う人民ペソには兌換性がないんでしょうね。
日本は為替が固定相場制だった過去はあるけど
法定通貨の二重化はなかったので、いい経験してきました。
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ややこし。 (みどり)
2015-09-02 14:52:41
なるほど。
でも面倒です。
どこの国も色んな事情があるって分かりますね。
キューバ、これから変わってしまうんでしょうか。
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みどりさま (keba)
2015-09-02 15:25:44
外貨にアクセスがある人は買えるものの質も量も違う
となると兌換ペソが手にはいる仕事に人材が流れ
教師や医者といった公務員の人気が落ちて
治安を守ったり次世代を育てる人がいなくなる
不平等に社会不満が高まる
良いことが見つかりません、、、
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