kebaneco日記

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かかりつけ医はありがたや〜 II

2023年01月21日 | お友達&近所&散歩

いつも期限ギリギリになる区の健康診断を受けるために、今年こそは余裕を持っていこうと思い、昨日の午後は仕事を入れないでおいた。先日かかりつけ医に予約の電話を入れた時に、眼科検診(区の検診のアイテムとして含まれている)の紹介状書きますよと言われたので「お願いします」。当日も何度か念を押された。

 

それには理由がある。

 

あたしは視力が悪い。コンタクトで矯正して運転免許の更新時に引っかからないくらいに視力は出るのだけど、裸眼視力はとっても悪い。そのため20年以上まえにコンタクトレンズの処方箋を書いてもらった医者から「眼底検査を受けた方がいい」といわれ、当時住んでいた近所にあった眼科に行った。そこで視野検査などして、しばらく経過を見たあと、偶然だけど今住んでるところから徒歩でも行けるような総合病院にいらした緑内障治療で有名な眼科医を紹介された。その先生に2年くらい経過を見ていただき「これは正常眼圧緑内障ではない」と確定診断が出て、また当時の近所の個人病院に戻った。

 

そこはあたしより少し年上の女医さんが、近所の公立学校の指定医などもなさっているような眼科医院。最初は「投薬は必要ない、年一度視野検査に来てください」だったものが、別の病院で緑内障ではないと言われた後になって、視神経を守るために眼圧を下げる目薬を投薬します(そうすると3ヶ月に一度薬をもらうために通院が必要)、視野検査も年2回は必要、と言われるようになり、さらには次の患者さんが待っているのに診察室で彼女の愚痴とか相談とか聞かされるようになった。主人曰く「同年代の働く専門職の女性、ってことで親近感持たれたんじゃないか?」なんだけど、あたしは次の患者さんが待っていることをそれとなく知らせるためにスタッフがカルテを置きに来たり、そのカルテをチェックに来たり、そのまた次の患者さんのカルテを置きに来たり、しかも愚痴はカーテンを隔てた別室で待ってる人たちにも聞こえているだろうに、とすっごく居心地が悪かった。それを3か月に一度、である。そもそもなんで薬?なんで年2回の視野検査?という疑問もあったので、嫌だった。

 

そうこうしているうちに、新型コロナ。渡りに船、でかかりつけ医に簡単に事情を紹介し(愚痴の部分はすっとばして、診療室の狭さと換気の悪そうなところが怖いと伝えて)、薬だけ出してもらえるようにお願いした。先生は「コロナだから、ってことで、特別ですよ」とおっしゃってくださって、本当にありがたかった。

 

で、去年コンタクトレンズの処方のため行った眼科(以前とは違う医者だった)に「視力が悪い」と指摘され、状況を説明して点眼薬を処方されていると伝えたら、「詳しく検査していないので決定的なことはいえませんが、緑内障になってからでも遅くないと思いますけどね、わたしなら薬は処方しません」とバッサリ。素人考えであたしが「投薬の前後であたしのリスクが高くなったと考えにくいのになぜ?」と思っていたことを、ほぼ「正解です」と言われたも同然で驚いた。と同時に、ってことはやめてもいいのかなぁ〜、という疑問が頭をもたげ始めた。

 

そのことを、降圧剤なんかをもらいに行った時にかかりつけ医に相談。そして「そろそろ眼科に行かなきゃと思ってます。先生この辺でいい眼科さんありませんか?」と尋ねて、最寄駅の一つに近いところのオフィスビルに入っている眼科が、経歴や持っている機材を考えるとこの辺りでは一番専門的なのではないかと思う、自分も行ったけど普通にちゃんとしていた、あとは相性がいいかどうかだね、というようなことを言われた。

 

で、あたしが眼科に行かねばならないと思っていること、2−3年前までは眼科医の主治医がいるのを知っていたのであえて紹介しなかったけど、もう行ってないことはバレちゃってること、そろそろ眼科医でもないのに点眼薬を処方するのもコロナだけを理由にできなくなってきたこと、などなどあり、今回の「眼科医に紹介状を書きますよ」になったわけ。ほんと、うちの先生、ホームドクターってこういうことよね〜を絵に描いたような対応、まじありがたい。ちなみに、ありがたや〜第一弾は以下。この時のことは看護師さんも覚えていらして、昨日の検診のときに、体重やら身長を測る時とか、心電図の測定のための準備してる時なんかに、向こうからその話をされた。看護師さんもずっと同じ人で、病院としても本当安定している。

 

かかりつけ医はありがたや - kebaneco日記

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で、紹介状を片手に眼科医に向かった。何も言わずに区の健診の一環としての簡易的な眼底写真を撮って、説明を受けているときに今までの経緯を説明した。薬をやめたいことも含めて。であれば、と、視野検査をして、ちょっと時間かかるけど散瞳して眼底写真を撮り、再び先生とお話しすることになった。ちなみに視野検査は機材の外観は以前のかかりつけ眼科医のところと同じなのだけど、片目につき1回づつ(以前のところは片目に2回;中心部と周辺部という説明を受けてやらされていて、仕事が忙しい中真っ暗闇で一点を見つめて光が見えたらボタンを押す、は本当辛かった。途中で寝そうになって「オレンジの灯りを見てください!」と何度叱られたことか(苦笑))の検査、早いのである。

 

結果的には、視野に問題はないし、眼圧も13程度なので、そもそも投薬前から眼圧は低かったんじゃないのかとも思う、視神経を守るためという考え方もあるとは思うが、自分は薬は必要ないと思う、と言われた。先生の喋り方、すごく論理的なので納得感が高かった。

 

ってことで、晴れてチモプトールと以前の眼科医から卒業である。これからもしばらくは半年に一回視野検査に来てください(以前と比較して片目につき検査回数は半減したことになる)、結果はあなたのかかりつけ医に直接ご連絡しておきます、と言われて帰ってきた。眼科のかかりつけ医も徒歩圏内にできた、やった〜。

 


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4 コメント

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Unknown (クラリス)
2023-01-21 13:50:00
人間も動物のお医者さまも相性は大事ですよね。
徒歩圏内に見つけられるってすごい事だと思います。(kebaさまの努力も含めて🥰)
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Unknown (wada67miho)
2023-01-21 17:16:28
kebaさま

まあ開業医はどの科もお客?を離したくないと思ってるんじゃないかと、僕は諦めてます。
僕が眼科に最初に行ったのは、糖尿病網膜症を診て貰うため。網膜には異常無しで終わりかと思ったら、眼圧が高いと。確かに20とか22ありましたね。それで目薬を貰うようになった。そしたら13とか14になってます。
そして通う内に白内障の手術をしたらどうかと勧められ、総合病院で去年手術。そしたら、視力も視野も良くなった。眼圧も目薬が1つ減った。眼科のかかりつけ医みたいなもんですね(笑)。
泌尿器科も女の人には分からない前立腺炎というのに罹った。これは前立腺に箘が入って堪えられない。抗生物質で全快したのですが、前立腺肥大があると。これは年取ったら誰でもそうなるんですが(笑)。月1回薬を貰いに行きます。でも男で怖いのは前立腺ガン。通ってたら、その血液検査もしますから、まあいいかって感じです。
もう一人、親子二代(どちらも)で通っている内科のかかりつけ医もいます。
その先生から今回の胃と大腸の内視鏡検査のクリニックを紹介して貰いました🎵
今のところ、いろいろありますが、まあ元気です😺
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Unknown (keba)
2023-01-22 00:11:07
クラリスさま

そうなんですよ
やっぱり長いおつきあいになるから、信頼できる人じゃないとね。
うちの近く、歯医者さんだけでも5-6軒あるんだけど、
いってた先生が今年亡くなって歯医者難民なの。
徒歩圏内で探し中です
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Unknown (keba)
2023-01-22 00:23:01
wada67miho さま

個人病院には多かれ少なかれそう言う傾向はあると思います。
ポイントはそれが納得できるかどうか、ですよね。
wadaさんの眼科医や泌尿器科医との関係はグッドですね。
我が家も内科は満足、今回眼科医発掘したのでよかったなぁと思ってます。
ひとまず半年に一度、今までより時短になった視野検査真面目に行くつもりです。
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