kebaneco日記

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既視感

2024年06月26日 | 折々の話題

デイリーメールが「スターマー(=キア・スターマー労働党党首)が絶対的多數を握る大惨事を止めるまで残されたのは10日」とデカデカと一面に掲載した。

 

それを受けて、「みなさんデイリーメールは保守党のプロパガンダ組織の一つだと重々ご存知だとは思いますが」と前置きして、クイーンのギタリストで天文学者のブライアン・メイが、インスタグラムで保守党批判を繰り広げた。それ自体は大して驚かなかったんだけど、内容にある過去12年の保守党政権へのメイ氏の批判の過半数に関して、保守党を自民党と読み替えても違和感なく成立することに、今更ながら驚かされた。

 

曰く「(投票日が近づくにつれ増えていくであろう)この種の見出しを目にしたときには、静かに思い出して欲しい、直接選挙で選んでいない保守党の党首達が、揃いも揃ってこの12年間大英帝国を破滅に追いやったことを。横柄で不誠実で腐敗したとんでもない輩が、我々をブレグジットという惨事に導き、新型コロナ対応では世界最悪レベル、亡くならなくていい高齢者の命が数多く失われたことを。国民の多くは貧しくなり、水は汚染され、地球温暖化対策を行うという約束は破られたのだということを。難民をまとめてルワンダに送りつけるという恥ずべき非人道的アイディアを実行したことも。保守党政権にあった12年の間25万匹のアナグマが「家畜を病害から守る」という名目で殺戮されたが、今やその命は家畜にも農家にもメリットのない無駄死にだったと明らかになったことも」

 

(疲れてきたので中略)ただ、EUには入ってないので脱退はできないけど、勝手にアメリカやらインドと必要以上に仲良くして中国を必要以上に敵に回すっていうのはほぼ同列だと思うし、格差が広がり日本が貧しくなったこと、火力発電をちっとも止めようとしないこと、自民党議員として環境大臣までやった都知事が神宮の森を「原生林」(あれは100年後にしっかりとした森になるように計算して、杉の大木を植林せよという当時の大隈重信首相を林学的には意味をなさないと論破して、全国からの献木を植林した先人の知恵のなせる技であり、東京大空襲にも燃えやすい針葉樹ではなく照葉樹だった森は延焼を免れ避難の場所を提供し都民を守った)だから切らないけど、人工林の神宮外苑は切ってもいい、などと無知を曝け出し横柄にもことを勝手にすすめようとしている、ことなどを連想するとぴったり一致するのでありました。

 

で、ブライアン・メイ氏「これ(=選挙)は、自分のことしか眼中にない政府を捨て去るワン・チャンス。投票しよう!変えよう、品位のために、孫世代により良い世界を手渡すために」と締めくくっている。

 

だよね〜


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2 コメント

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Unknown (tenmaru666)
2024-06-26 21:28:43
締めくくりの言葉がしびれる~♡
みんなに聞かせたいなぁ。
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Unknown (kebaneco)
2024-06-26 22:30:30
tenmaru666さま

ね、色々言ったのはこれで締めたかったからでしょ、って感じ
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