SoftBank drums up support for takeover of U.S. mobile carrier- Nikkei Asian Review asia.nikkei.com/Business/Deals…
サードウェーブ真っ盛りのカフェ業界はデザインとの親和性は従来通り良いが、デジタル化はまだまだこれから。ネスプレッソはデジタルなコーヒーの先駆け。
ビル・ゲイツはいま若ければ生物学をやるらしいが、もっとも市場化された生物はコーヒー。貿易取引量は世界二位。関連産業の就業者は約一億人と言われ、車業界を上回り世界一位。
いま口にしているコーヒーの来歴を知ることは、近代化の歴史なんて余裕で飛び越えて、中世暗黒時代や世界宗教の伝播ルートも包含し、人類のグレートジャーニーにシンクロする。
コーヒー抽出の三大潮流は、ドリップ、プレス、エスプレッソ。進化の極点は、アメリカ西海岸、NY、北欧、とトーキョー。カフェにこそ、世界の極みが立ち現れる。
貴族文化の果てにホテルが生まれたのだとしたら、デモクラシーの果てに磨かれるのはカフェでしょう。更に民主主義という未熟な政体を鍛えるのは、コミュニティーに根差す民営のカフェでしょう。
全てを飲み込むコンビニの進化に足りないものはもはや『滞在すること』くらいでしょう。土地の安い地方からその流れは強まるはずで、つまり来るべき民主主義は地方のコンビニから始まる。
そしてたぶんコンビニの革新は後ろ盾が強固にしてグローバルなローソンが鍵を握ると思うね。カフェも100円じゃないし。
思えばこの一年、日本の生活者にとって革新的だったのはコンビニの匂いがおでんからコーヒーに切り替わったことかも。
村上春樹がいうところの、小さくとも確かなものは、建物でいえば住宅ローンで買う家やマンションより、カフェみたいなものだろうな。カフェとスマホがあれば、あんまり淋しくないし。