東京february

2月に生まれ、2月に上京。
I love february♪             since 2005.10

犯罪小説家

2008年11月03日 11時02分06秒 | 本・映画
こういった雫井作品は久々に読みました。
ジャンル的にはこの人の作品で言うと「虚貌」のような感じですかね。
謎が最後の最後に暴かれるという作風ですね。
「犯人に告ぐ」「クローズド・ノート」と最近読んだ感じとはまた違うミステリーです。

内容的には、作家である主人公が、書いた作品が映画化されるに当たって、奇才脚本化が大きく作風を変えて映像化するという内容。
これに「落花の会」という自殺サイトを巡る過去の犯罪が絡んでくる。

原作が映画化されると、結構内容とかイメージとか変わる事って多いですよね。
映画じゃないですけど、今ドラマでやってる「流星の絆」もクドカンによって大きく脚色されたイメージになっています。
原作者の東野圭吾さんがどういう風に感じているのかなぁ?とか。
こんな感じのやり取りも「犯罪小説家」の中にも描かれているので、面白いです。

ラストは色んな意味での驚きが待っているので、内容はこれ以上書きませんがお勧めです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿