<第5章 前彼との別れ>
2003年4月、僕は転勤で広島へ帰りました。
ちょうどこの頃両親が離婚したので、地元にも関わらず一人暮らしをする事に。
僕は、会社の寮に入り、新たな生活がスタートしました。
元々所属していた部署ということもあり、会社の同僚・先輩も顔見知りの仲良し。仕事にもすぐ慣れ、地元で友達も多く、日常生活も楽しく過ごしていました。
ただ、彼女の事は、毎日気になっていました。気持ちは捨てないといけないと思いながら・・・。
しばらく彼女と電話で話す事もありませんでしたが、4月の中頃に突然の電話が。
「彼氏と別れる事にしたんよー。」
彼女の声は以外とあっけらかんとしていましたが、辛かったはずです。
大学時代から当時まで6年以上付き合ってきた彼氏。別れるのに辛くないはずはありません・・・。
「今日電話で気持ちを話したんじゃけど、向こうは納得してくれんけぇ、明日会って話す事にしたんよー。」
そのときの正直な気持ちは、嬉しいと言うよりも、何かもの悲しい感覚でした。
フッ切ろうと思っていた矢先だったので・・・。
次の日の夜仕事を終え、会社から出て歩いていると携帯が鳴りました。
電話に出ると彼女は泣いていました。
それから1時間くらいずーっと外で、話を聞いてました。
彼の現状・行動・別れを切り出した時の反応。
すべてを話すと彼女はすっきりしたようでした。
気が付くと、僕はいつも市内電車に乗っている区間を歩ききっていました。
それからは、ほぼ毎日電話で話すようになり、それが自然になってきました。
「GWに広島に帰るけぇ、会おうね。」と彼女。
僕の想いは再び強くなり、GWに告白する事を決意しました。
6章へ続く。
2003年4月、僕は転勤で広島へ帰りました。
ちょうどこの頃両親が離婚したので、地元にも関わらず一人暮らしをする事に。
僕は、会社の寮に入り、新たな生活がスタートしました。
元々所属していた部署ということもあり、会社の同僚・先輩も顔見知りの仲良し。仕事にもすぐ慣れ、地元で友達も多く、日常生活も楽しく過ごしていました。
ただ、彼女の事は、毎日気になっていました。気持ちは捨てないといけないと思いながら・・・。
しばらく彼女と電話で話す事もありませんでしたが、4月の中頃に突然の電話が。
「彼氏と別れる事にしたんよー。」
彼女の声は以外とあっけらかんとしていましたが、辛かったはずです。
大学時代から当時まで6年以上付き合ってきた彼氏。別れるのに辛くないはずはありません・・・。
「今日電話で気持ちを話したんじゃけど、向こうは納得してくれんけぇ、明日会って話す事にしたんよー。」
そのときの正直な気持ちは、嬉しいと言うよりも、何かもの悲しい感覚でした。
フッ切ろうと思っていた矢先だったので・・・。
次の日の夜仕事を終え、会社から出て歩いていると携帯が鳴りました。
電話に出ると彼女は泣いていました。
それから1時間くらいずーっと外で、話を聞いてました。
彼の現状・行動・別れを切り出した時の反応。
すべてを話すと彼女はすっきりしたようでした。
気が付くと、僕はいつも市内電車に乗っている区間を歩ききっていました。
それからは、ほぼ毎日電話で話すようになり、それが自然になってきました。
「GWに広島に帰るけぇ、会おうね。」と彼女。
僕の想いは再び強くなり、GWに告白する事を決意しました。
6章へ続く。