山はしろがね

ロシア文学/スキー@稚内(~2017.3)

意外と大きい

2016-07-21 23:23:30 | ロシア

 ハートランドフェリーが撤退して、混乱していたサハリン航路(稚内―コルサコフ間)なのだが、この夏はサハリンの船会社と稚内の3セクがシンガポールの船(でも、船籍はドミニカらしい)をチャーターして運航するという形ができあがった。

 報道によると、高橋はるみ北海道知事が「何とかしてよ」とサハリン州知事に言ったら、「じゃあ、2ヶ月後に」ということになったらしいんだよね。トップダウンだとものすごく迅速に仕事をするというのが、いかにもロシアらしいのだけれど、安倍首相のソチ訪問も影響しているのだろうか?

 国際航路というのは、乗客を乗せる前にテスト航海を何回かしなければならない決まりらしく、今日、いよいよコルサコフからの船が稚内に入港した。その名も「ペンギン33号」。仕事を終えてから夜、娘と一緒に港まで見に行った。

 妻は「関係者」なので、昼間に船内まで視察していたらしい。何だかずるいぞ。

 これまでのサハリン航路に使われていた船からするとだいぶ小さいので、宗谷海峡の荒波を越えられるのかと心配する人もいたくらいなのだけれど、写真ではなく本物を見たら、それなりに大きな船だった。