おやじのSR 備忘録

SR400の今までのカスタムや故障など、あれこれを記録してあります

回転計ケーブルが固着した…

2012年03月18日 | 困った!困った!

前回のメンテで回転計ケーブルの取り出し部分からオイルが滲み出ていました。
パーツショップに注文していたオイルシールが届きましたので、修理することにしました。

タコメーターから、ケーブルを取り外します。

ケーブルをエンジンに固定しているクリップを取り外します。

ケーブルをエンジンから取り外します。・・・・・・・・・外れません!!
SRの回転計ケーブルを外すのは初めてですが、昔(30年近く前ですけれど)にバイク屋に出入りしていた時には、何回もやった作業です。
軽く回しながら引っ張れば抜けるはずなのに???

今度は力を入れてケーブルを引いてみます。
 ブチ!
ケーブルの被膜が根元から裂けて、中のワイヤーが途中から切れてしまいました!!!
人力でワイヤーが切れるなんて!ワイヤーが切れかかっていたとしか考えられません。
エンジンにワイヤーが固着して、エンジンヘッドからワイヤーが飛び出ています。

回転計ケーブルを交換するためには、たぶんエンジンヘッドを取り外して、内側からワイヤーを押し出して外すことになると考えられます。
自分で治すには手間がかかるし、時間もありません。

費用が掛かりますが、バイクショップにお願いすることにしました。
エンジンヘッドを外すのなら、この際にカスタムも相談してみようと考え、越谷のSRショップAAAに持ち込むことにしました。


マフラーから異音?

2011年05月22日 | 困った!困った!
数週間前から、マフラーから「カチャカチャ」といった音がしだしました。
取り付けているマフラーは、WMの7Rメガホンマフラーです。



ライダー仲間からは、鉛筆マフラーとからかわれていますが、音質も良く、純正マフラーと比べると高速の伸びがあることで結構気に入っています。
このマフラーから異音がします。

取り外して、排気口から覗くとリング状のものが動いているのが見えます。マフラーを振ると、このリング状のものが音を立てていることが判りました。
排気口から棒を入れて押してやると、意外にもすんなりと取り出せました。

2個のリングが填め込んでありました。

多分、騒音規制に対応するために填め込んであるのでしょう。

試しに、このリングを外した状態でマフラーを取り付けて試乗してみました。

アイドリング時の音はさほど変わりありません。
走行してみると、重低音がやや大きくなって良い感じです。
今ままでは3,500回転位の定速走行からアクセルを全開にした時の加速がいまいち弱いと感じていたのですが、明らかに加速感が増しています。
レブリミットの7,000回転までの吹けあがりも、今まで以上に良い感じです。

良いことずくめなのですが、このままでは音量オーバーで車検が通らないと思いますので吸入口から押し込んでやったところ上手く固定できたようです。
SRは振動が多いのでまた緩むことがあると思いますが、今後も同じ方法で固定することにします。
これで異音は解消しました。




オイル漏れ

2011年05月01日 | 困った!困った!
昨日、横浜の実家に向かって首都高、第三京浜と走行しているとエンジンの音がいつもと違う感じが・・・
保土ヶ谷サービスエリアで休憩がてら、エンジンを見てみると、右のクランクケースカバーにオイルが垂れています!
エンジンの後ろから、スイングアームにかけてオイルが飛び散っています。
エンジンをチェックしてみるとクランクケースカバーからガスケットがはみ出していました。

こんなことがあるんですね。(以前にカバーを外したときに、ねじ止めが甘かったのかな~)
オイルの量をレベルゲージで見たところ、幾分減っていましたが大丈夫です。
とりあえず実家にいって、今日は早めに帰宅して修理することにしました。
でもオイル漏れが何でエンジン音の違いになるの?
ガスケットの隙間から、クランクケース内の音が漏れ出ていたのかな?

前回のオイル交換が23,787km(交換したメーターで1,032km)でした。今回のメーターは24,508km(交換メーター1,753km)、わずか721㎞しか走っていないのに。オイル代がもったいない・・・

気を取り直して修理することにしましょう。
手順はオイル交換とほとんど同じです。

オイルレベルゲージを外します。


フレーム側のドレインボルトの下にガムテープで紙を取り付けます。(オイルがフレームを伝って垂れるのを防ぐため)

ドレインボルトを外します。

クランクケース下側のドレインボトルを外します。


オイルフィルタカバーのボルト(①と②)を外してフィルタ内のオイルを抜きます。


オイルを抜いたら、フィルタカバーを外してオイルフィルタを取り外します。


ステップ、キックペダル、ブレーキペダルを取り外します。


クランクケースカバーが圧着していますので、布を被せてプラスチックハンマーで軽くたたいてカバーを外します。


クランクケースとカバーに残っているガスケットくずをきれいに取り除きます。
きれいに取り除く方法は、以前の「ガスケット交換(クランク左)」に記載しています。

右のクランクケース用のガスケットは、以前にタペット調整時に左のクランクケース用ガスケットと間違って注文して取り寄せてしまい、自宅にありました。(よかった)


カバーとガスケットをクランクケースに取り付けます。
クランクケースカバーに薄くオイルを塗ってガスケットを乗せると、張り付いてその後の作業が楽になります。
今度は、しっかりとねじ止めします。

ステップ、キックペダル、ブレーキペダルを取り付けます。

ドレインボトルの銅ワッシャーを新品と交換します。

ドレインボトルの銅ワッシャーは、フレーム側が8㎜、クランクケース側が14㎜です。

ドレインボトルを取り付けて、オイルを入れます。

規定のオイル量は、オイル交換だけが2.0L、オイルフィルタ交換時は2.2Lです。今回は、2.2L入れて、オイルレベルゲージで確認します。

作業を終えて、エンジンをかけて近所を走ります。エンジン音も元に戻っていました。よかった




トリップメーターが壊れた!

2010年10月11日 | 困った!困った!
スピードメーターについているトリップメーターが壊れました。
100mの数字に合わせて他の数字も一緒に回ってしまいます。
トリップメーターで給油のタイミングを見ていましたので・・・う~ん、困った、困った。

代わりのスピードメーターをYAHOOオークションで手に入れることにしました。
走行距離1.9kmで動作確認はしていないスピードメーターを¥2,000でゲット。

走行距離が短く、動作確認なしという代物で、一抹の不安がありましたが、手元に届いたスピードメーターは非常にきれいでした。

とりあえず、今ついているスピードメーターと交換することにしました。


積算計は、22,755.3kmを示しています。

今までのメーターは、ASウオタニ SPⅡフルパワーキットを取り付けたせいでイモビライザーランプが点滅していましたが、今度のメーターはイモビライザーランプもTPSランプもありません。

サービスマニュアルの配線図を確認して、黒線と青線を繋いで、他の線は切断してゴムテープを巻きつけておきます。

ついでにタコメーターのバックライトランプが1つ切れていたので交換します。

無事に取り付けが完了しました。

走行してみると、スピードメーター、積算計、トリップメーター全てが正常に作動しているようです。
バンザーイ。
動作確認していないメーターだったので走行するまで不安がありましたが、良かった!良かった!

但し、夜間になると、メーターの色が左右で違っていることに気がつきました。

今までのメーターは青っぽい色の盤面でした。今回オークションで入手したメーターは黄っぽい色の盤面で、夜間にバックライトで照らし出されると新たなスピードメーターと今までのタコメーターの色の違いがはっきりと判ります。
ま~あ、安かったし使用上何の問題もないし、良しとしましょう

エンジンが止まっちゃう!(マニホールド)

2010年06月18日 | 困った!困った!

エンジンが頻繁に止まってしまいます。
アイドリングが安定せずに、アクセルを全閉にするとアイドリングスクリューを調整してもエンジンが止まってしまいます。走行距離で約19,000kmで発生しました。

この症状が発生する前には、走行時にアクセルを全閉にするとアフター・バーン(マフラーから“パン"“パン"と音がします。)が発生していました。
アフター・バーン発生が冬の時期でしたのでガスが薄くなってきたのだろうと考え、後でキャブ調整をしようと思ってこの状態で3~4週間乗っていました。
キャブ調整をしようと思っていた矢先に、アイドリングが不安定となり、直に上のエンジン停止症状が始まりました。
(SRに長く乗っている方なら、この状態から直ぐにどこが悪いのか判るのかも知れませんが・・・・)

まず疑ったのが、ガソリンの流量不足です。
2万km近くノーマルのフューエルフィルターを使用していましたので詰まったと思いました。でも、フューエルフィルター下のフューエルホースを外したところ、ガソリンは十分に流れ出ていますので問題なさそうです。
この機会にノーマルのフューエルフィルターはケースが白色でフィルター内の汚れ状況を確認しづらいので、ケースが透明なフィルター(ホース内径8mm)と交換しました。

ラムエアフィルターは、一ヶ月前位に洗浄してありましたし、今までの経験では余程フィルターが汚れない限りエンジンが停止することはないので、問題はないと考えました。

次に疑ったのが、キャブレター詰まりです。
キャブレターを分解洗浄しました。しかし、エンジン停止症状は改善しません。

次に疑ったのがマニホールドです。
以前にSRの先達方のHPに、スカチューンでキャブレターを取付けているとマニホールドがひび割れてくると書いてありました。ひび割れの結果、エアがキャブレターを通らずに取り込まれてエンジン不調となるそうです。(マニホールドと書いてあったり、インシュレーターと書いてあったり同じものを示すんですかネ?)

赤丸の部分がマニホールド(インシュレーター?)です。

マニホールドを取り外してみました。
内側に円周の半分位、ひびが入っていました。外側から見てみても、ひびは良く判りません。
エンジン停止症状の原因は、マニホールドでした。

マニホールドを交換するために、ヨシムラに注文の電話をしました。

ヨシムラから直接購入するには、着払いか振込確認後の発送いずれかになります。(今は、カード支払いも可となっています。)
電話に出ていただいた方から、「ヨシムラのマニホールドはミクニ製TMR40φマニホールド(品番も教えていただきました。)と同じですから、近所にあるパーツショップ(ライコランド・ナップス・2りんかん)にミクニ製もしくはヨシムラのマニホールドと注文した方が、運賃や着払い手数料が不要となりますから良いですよ。」とアドバイスいただきました。(すごく丁寧に対応頂きありがとうございました。でも、ミクニをご紹介いただいたりしてヨシムラさんは商売ヶがないですネ。)
週末に日帰りツーリングを計画していましたので、ヨシムラさんに着払い(運賃¥1,000、代引き手数料¥300)でお願いしました。
  <TMR40φマニホールド品番>
    ミクニ・・・VM36/200
    ヨシムラ・・・779-000-0186

 マニホールドを交換したところ、エンジン停止症状はなくなりました。
次にエンジン停止症状が出たら、手間が掛からない「マニホールド」→「ガソリンの流量」→「キャブ清掃」の順にチェックします。

最後に、電話に出ていただいたヨシムラのご担当者様、ありがとうございました。