おやじのSR 備忘録

SR400の今までのカスタムや故障など、あれこれを記録してあります

マフラーから異音?

2011年05月22日 | 困った!困った!
数週間前から、マフラーから「カチャカチャ」といった音がしだしました。
取り付けているマフラーは、WMの7Rメガホンマフラーです。



ライダー仲間からは、鉛筆マフラーとからかわれていますが、音質も良く、純正マフラーと比べると高速の伸びがあることで結構気に入っています。
このマフラーから異音がします。

取り外して、排気口から覗くとリング状のものが動いているのが見えます。マフラーを振ると、このリング状のものが音を立てていることが判りました。
排気口から棒を入れて押してやると、意外にもすんなりと取り出せました。

2個のリングが填め込んでありました。

多分、騒音規制に対応するために填め込んであるのでしょう。

試しに、このリングを外した状態でマフラーを取り付けて試乗してみました。

アイドリング時の音はさほど変わりありません。
走行してみると、重低音がやや大きくなって良い感じです。
今ままでは3,500回転位の定速走行からアクセルを全開にした時の加速がいまいち弱いと感じていたのですが、明らかに加速感が増しています。
レブリミットの7,000回転までの吹けあがりも、今まで以上に良い感じです。

良いことずくめなのですが、このままでは音量オーバーで車検が通らないと思いますので吸入口から押し込んでやったところ上手く固定できたようです。
SRは振動が多いのでまた緩むことがあると思いますが、今後も同じ方法で固定することにします。
これで異音は解消しました。




スプロケット交換

2011年05月15日 | カスタム
カスタムの虫が騒ぎ出したので、スプロケットを交換する事にしました。
走行距離は、25,000㎞弱です。
純正のスプロケはあまり減っていません。多分4万~5万㎞位までいけそうですが、パーツショップでスプロケが20%オフで販売していましたので思いきって購入しました。
サイズは、純正と同じフロント19T、リヤ56Tにしました。対応できるサイズは、SUNSTARに記載されています。

前後スプロケ交換工賃が6千円弱かかりますので、自分で交換します。

フロントスプロケットが動かないようにギヤをローに入れて、リアブレーキのアシャスターナット締めこんでおきます。


スプロケカバーを外して、ロックワッシャーをタブを起こします。

スプロケットを固定しているナットを外そうとしたところ、手持ちのスパナでは合いません。手持ちのラチェットのソケットにも対応できるものはありません。
ノギスで測ったところ、32㎜あります。
近所のホームセンターでラチェットの32㎜ソケットと9.5㎜→12.7㎜ジョイントを2,000円で購入してきます。(予想外の出費でしたが、交換工賃より安いので良しとしましょう。)
フロントスプロケットのナットを緩めておいて、リヤタイヤを外します。



ナットを固定しているロックワッシャーのタブを起こします。(これが少し面倒でした。)


ナットを外して、純正のリヤスプロケットを外します。


新品のスプロケと交換します。純正と比べると非常に軽くて驚きます。ロックワッシャーを立ててナットを固定します。


リヤタイヤを取り付ける前に、フロントスプロケットを交換します。ナットは、仮止めしておいて、リヤタイヤを取り付け、前後スプロケットにチェーンを掛けます。
その後に、リヤブレーキのアジャスターナットを締めこんだ状態で、ナットを締め付けて、ロックワシャーを立ててナットを固定します。
チェーンの張りを調整してお終いです。



オイル漏れ

2011年05月01日 | 困った!困った!
昨日、横浜の実家に向かって首都高、第三京浜と走行しているとエンジンの音がいつもと違う感じが・・・
保土ヶ谷サービスエリアで休憩がてら、エンジンを見てみると、右のクランクケースカバーにオイルが垂れています!
エンジンの後ろから、スイングアームにかけてオイルが飛び散っています。
エンジンをチェックしてみるとクランクケースカバーからガスケットがはみ出していました。

こんなことがあるんですね。(以前にカバーを外したときに、ねじ止めが甘かったのかな~)
オイルの量をレベルゲージで見たところ、幾分減っていましたが大丈夫です。
とりあえず実家にいって、今日は早めに帰宅して修理することにしました。
でもオイル漏れが何でエンジン音の違いになるの?
ガスケットの隙間から、クランクケース内の音が漏れ出ていたのかな?

前回のオイル交換が23,787km(交換したメーターで1,032km)でした。今回のメーターは24,508km(交換メーター1,753km)、わずか721㎞しか走っていないのに。オイル代がもったいない・・・

気を取り直して修理することにしましょう。
手順はオイル交換とほとんど同じです。

オイルレベルゲージを外します。


フレーム側のドレインボルトの下にガムテープで紙を取り付けます。(オイルがフレームを伝って垂れるのを防ぐため)

ドレインボルトを外します。

クランクケース下側のドレインボトルを外します。


オイルフィルタカバーのボルト(①と②)を外してフィルタ内のオイルを抜きます。


オイルを抜いたら、フィルタカバーを外してオイルフィルタを取り外します。


ステップ、キックペダル、ブレーキペダルを取り外します。


クランクケースカバーが圧着していますので、布を被せてプラスチックハンマーで軽くたたいてカバーを外します。


クランクケースとカバーに残っているガスケットくずをきれいに取り除きます。
きれいに取り除く方法は、以前の「ガスケット交換(クランク左)」に記載しています。

右のクランクケース用のガスケットは、以前にタペット調整時に左のクランクケース用ガスケットと間違って注文して取り寄せてしまい、自宅にありました。(よかった)


カバーとガスケットをクランクケースに取り付けます。
クランクケースカバーに薄くオイルを塗ってガスケットを乗せると、張り付いてその後の作業が楽になります。
今度は、しっかりとねじ止めします。

ステップ、キックペダル、ブレーキペダルを取り付けます。

ドレインボトルの銅ワッシャーを新品と交換します。

ドレインボトルの銅ワッシャーは、フレーム側が8㎜、クランクケース側が14㎜です。

ドレインボトルを取り付けて、オイルを入れます。

規定のオイル量は、オイル交換だけが2.0L、オイルフィルタ交換時は2.2Lです。今回は、2.2L入れて、オイルレベルゲージで確認します。

作業を終えて、エンジンをかけて近所を走ります。エンジン音も元に戻っていました。よかった