プチギャンブラーKの徒然日記

-*-*- スロパチリーマンKのマッタリ気まぐれ日記 -*-*-

FF13感想 ネタバレ有りVer

2010年01月13日 23時26分15秒 | 普通日記 Diary
FF13感想ネタバレ有りVerです。システム周りの評価は、文字数の関係でネタバレ無しVerに載せてます。一応こちらでも5段階評価を載せときます。

◆シナリオ、ストーリー:2
 ストーリーを簡単に言うと、
 「今この時代、世界は実質二つに分かれていました。文明の発達した人間の暮らす上界『コクーン』、野生モンスターが蔓延る弱肉強食の世界である下界『パルス』。どちらの世界にも、神様の道具であるファルシという存在がありました。このファルシというのは道具でありながり意思を持つ、とても不思議な存在でした。『コクーン』のファルシは人々の生活に必要な熱や食料などを生み出す便利な道具でありました。ファルシのおかげで人々の生活は近代的で裕福な暮らしができていました。『パルス』のファルシは、昔とある災厄が起こったときに滅び、今はほぼ機能していない状態となっていました。ところがある日、『パルス』のファルシが『コクーン』へと乗り込んできたのです。ファルシは自らの手足として働く従者を生み出す機能を持っており、その従者は人間を生贄として選び作り出されます。その従者を『ルシ』と呼び、ルシになった者はそれぞれファルシの意思である使命を課せられます。その使命を期間内に達成できたものはクリスタルとなって永遠を生きますが、達成できなかった者はモンスターとなってさまよう事になります。『コクーン』へ乗り込んできた『パルス』のファルシは、人間をルシとして『コクーン』に災厄をもたらそうとしていたのです。『コクーン』住民は『パルス』のファルシを撃退していましたが、この事からルシとなった者を忌み嫌い、『パルス』のファルシに接触した者を『パルス』へと隔離する政策を取っていました。しかし、隔離とは世間への目くらまし情報で、実際は害を与えるものとして処分されていたのです。とある出来事から『パルス』のルシに選ばれてしまった主人公達。それぞれが内に負の感情を抱えて生きていましたが、ルシに選ばれ、『コクーン』を追われ、様々な体験をするうちに己の問題を解決し、立ち上がります。主人公達の使命とは『コクーン』を滅ぼす事、そう告げた敵は『コクーン』の最高執行者であり『コクーン』のファルシでもあるバルトアンデルスでした。バルトアンデルスに対抗し、主人公達は『コクーン』を守るため立ち上がります。はてさてどうなる事か?」。

 で、すったもんだの結果無事にバルトアンデルスを倒し、『コクーン』に平和が戻りました。めでたしめでたし。で終了です。俺からしたら、え?本当にこれで終わりなの?ってほどあっさり終わってしまいました。そりゃ過程で、各キャラクターの事情やら成長やらがありましたが、ホントこれだけ。結局、何を言いたかったのか全然判らない内容の薄い作品です。背景やら事情はだらだら語られているが、で?っていう。構成が1~10章が序章、11章が中盤、12~13章が終盤という形。プレイした時間を返してくれと本気で思ってしまった。

◆キャラクターと召喚獣:2(一部:5)
 各キャラクター毎に評定。
 ライトニング・・・今作の中心人物。美人で強い万能戦士で序盤~中盤はリーダーとして欠かせない存在であったが、途中から参加したファングに気づけば攻撃力に差がつけられ、最終的にはファングを補佐するサポート要因に成り下がってしまう不遇なキャラ。序盤のネガティブ思考時は他人に厳しくツンツンしていた部分がありクールでかっこよかったが、ポジティブに目覚めたとたん、勢いはスノウに適わず、精神的な強さや伊達女っぷりもファングに遅れを取り、戦力ならず存在感までもが中途半端な立ち位置になってしまったように思える。個人的にも途中から「あれ?ライトさんって俺の苦手な化粧顔っぽくね?」と気づいてしまって以降、俺の中ではFF13の主人公はファングに移りました。ただ、所々の魅せ場(ムービー)の動きは素晴らしい。召喚獣は『オーディン』で、雷属性の攻撃だが性能はイマイチ。
 スノウ・・・ライトが女性の主役なら、スノウは男性の主役・・・の立ち位置だったはず。しかし蓋を開けてみれば「戦闘チームで自由選択になっても一度も戦闘に参加しなかった唯一のキャラ」という残念な能力者でした。だって、とにかく敵を攻撃し、ブレイクし、フルボッコするのがセオリーなのに、メイン能力がディフェンダーっていらないんですよ。終盤まで特にディフェンダータイプを使う事もないし、終盤にはファングというディフェンダーもできる万能キャラもいるので、ますます空気。体力が多いだけの筋肉バカです。ストーリー内では常にポジティブシンキングだが、端から見るとイタい暑苦しい男。一人で空回っている姿が痛々しい事この上ない。特に見せ場も無く、埋もれていった熱血漢、乙。召喚獣は『シヴァ』初登場時にしか見ていないが、これは美しいと思う。弱いけど。
 ヴァニラ・・・矢口真里。特に今作の戦闘仕様上では欠かせないヒーラー。回復、ステータスアップダウンなんでもござれの万能魔術師。ドラクエ職業で例えると賢者タイプ。戦闘の活躍は言うに及ばず。ストーリー上ではキーとなるキャラの一人だが、逃げよう逃げようと勧めてくるうえに、普段の挙動が落ち着かない。あっちこっち寄り道してはコメントする姿は何気に癒しとなっていた。特に動物と触れ合う場面は可愛げがある。召喚獣は『ヘカトンケイル』だが、彼女をリーダーとして使う事はないので見た事がない。
 サッズ・・・アフロ。購入前はコミカルなキャラを想像していたが、何せ弱気でネガティブ思考が強いのでイマイチ弾けきれていない。ひなチョコボを連れている事だけがグッジョブ。とうちゃんしっかりしろよ。戦闘ではどのタイプか判らない超中途半端、強いて言えばジャマーだろうか。しかしこれもスノウ同様、終盤ファングやヴァニラに持っていかれ・・・。召喚獣は『ブリュンヒルデ』。強さはアレだけどレッドカラーのフォルムは好き。
 ホープ・・・マザコン。ストーリー中にスノウと同行していた母親が死に、スノウに反発する姿はウザいの一言。エヴァンゲリオンの覚醒前シンジみたいにイライラする。その母親の死を乗り越えた以降、ポジティブにはしゃぐ姿も逆にウザいという不思議キャラ。俺の相性が悪いのだろうか? 戦闘ではステータスアップのエンハンサー要因として使える。ヴァニラの魔法攻撃力か、ホープのステータスアップかで戦闘要員構成が変わってきます。しかし、全キャラ中最もHPが低く、終盤の強敵の全体攻撃であっけなく散るその姿を見たとき、もう彼を使う事はないなと思いました。召喚獣は『アレキサンダー』だが、防御中心に特化されても・・ねぇ?
 ファング・・・今作の真の主人公。ガサつで野生的な容貌通り、サバサバした性格に切れ味鋭い言動と、悪い部分は特に無し。異常にヴァニラを溺愛し、家族を守る為なら悪にでもなる!その姿は、主人公そのもの。ライトさんを完全に喰ってしまった。戦闘でも、強力な攻撃力、適度なジャマー能力、ヘイストも使用可能なエンハンサー能力、そこそこ硬いディフェンス能力と、もう彼女をリーダーにせずにどうやってやってけるんだ?というほど優遇されている。召喚獣は勿論『バハムート』、威力は言うに及ばず。
 ひなチョコボ・・・愛、ラブ、キュート、この子が全て。成熟するとそれなりにケモノ。一家に一匹に必要ね。
 敵の主力キャラ・・・コクーンを守る警備隊長は、二度プレイヤー達に立ちはだかる。強さもそこそこで、一戦目は攻撃パターンを読まないと簡単に逝く。散り様も鮮やかだが、何故か存在感が薄い。コクーンの女参謀である、眼鏡の女委員長。どう絡んでくるか期待したが、親玉の気まぐれな無差別攻撃を受け、散る(えええええええええええ?)。存在感が濃いくせに、あっけなく居なくなったという扱いが未だに信じられない。FF歴代の空挺飛行担当であるシド、味方のようで最後は敵になり散る。さほど強くもなく、歴代シドの中では間違いなく末端キャラ。
 味方のサブキャラ・・・反政府組織『ノラ』のキャラ達。それなりに活躍し、終盤はいいとこで登場するもただそれだけで終了。女バーテンキャラが、ひなチョコボに次ぐお気に入りだが使える事は無い。ライトニングの妹でありスノウの恋人でもあるセラ。序盤のパルスのルシであり、使命を果たしてクリスタルになった。ただそれだけ。サッズの息子であるドッジ。こちらも序盤のコクーンのルシ。ジャクソン5時代のマイケルジャクソンですね、わかります。飛空挺団副長・・・それなりに目立っていたのにいつの間にか居なくなっていた(笑)
 
 もしドラマでFF13が放映されたら、俺の中のキャストは、ライト=天海祐希(若い頃)/スノウ=高橋克典/ヴァニラ=矢口真里/サッズ=トータルテンボスのアフロ/ホープ=ジャニーズの適当に童顔で若い奴なら誰でも/ファング=有名人では該当おらず。新宿のダークな雰囲気のママさんとかで居るんじゃね?
 

◆表現品質:5
 言う事無し。特に11章に敵の本拠地に乗り込むムービーは素晴らしいの一言。これだけは評価。
 
◆操作系、成長、戦闘システム:2~3
 ネタバレ無しVerで語った通りです。
 
◆エンディング:1
 これはねーよ。FFは最後のエンディングがどうかが重要じゃないですか(特にストーリーが特化してきたⅣ以降)。映像作品となったⅦ以降を考えても、Ⅶは初の3Dとしての最大限品質の映像&ストーリーの結末&最後の最後で『FFⅦ』ロゴ表示でドドンと終わる組み合わせが最高で身体が震えました。RPGとしては糞気味だったⅧでも、名曲「Eyes On Me」&ビデオ撮影風に描かれる大円団後のパーティー表現と、そのバックで流れるFFエンディングテーマの品質の高さは、歴代FFの中で一番好きなエンディングです。Ⅸはあまり良い印象はありませんが、ディズニー風な典型的なラストでも、老若男女を問わないそのクオリティは素晴らしいものでした。Ⅹは召喚獣の昇華から、ティーダとの別れ、そして最後のオヤジとのタッチは不覚にも目から水が。亜種であるⅩ-2ですが、ゲーム内容は別として、ラストの「きっかけは君の映ったスフィア」の言い方と、最後にロゴがⅩ→Ⅹ-2と続けて表示された表現に、とても良い印象が残っています。ⅩⅡはプレイしていないからパスですが、今回のエンディング・・・何も無い。本当に何も無い。何も言えない。ただ、映像が綺麗だったというのはありますが、詰め込みすぎて逆に何が起こってるのかわかんねーよ状態。まあ、エンディング映像はいいや。主題歌もありふれて普通で印象に残らないのもいいや。肝心のFFエンディングテーマはどうアレンジされてるのか・・・え?無いの?で THE END。「おいッ!!責任者呼んで来いッッ!!!」
 
◆総評
 「ひなチョコボ万歳」
 おいwと突っ込まれそうですが・・・あるところではクリアしてからが本格だと言っていたので、最後までやりきりたいと思います。そこでもう一回評価し直します。
 

FF13感想 ネタバレ無しVer

2010年01月13日 23時01分56秒 | 普通日記 Diary
FF13感想ネタバレ無しVerです。項目毎に5段階評価。一部詳細はネタバレ有りVerで。

◆シナリオ、ストーリー:2
 期待していたものよりもかなり低い。事前情報で中盤までは一本道だと話は聞いていたが、中盤以降も一本道だろ。と。しかも展開が広がる事無く終わってしまった。過去のナンバリングタイトルに比べて、ここまで薄っぺらいものは他にあっただろうか。Ⅲ~Ⅹ-2までプレイした感覚からすると、Ⅹ-2レベルか。ネット上で酷評されている通りと見て間違いないと思います。たけしの挑戦状のように救えないクソゲーではありませんが、定価8000円近い金出してプレイする作品ではない。

◆キャラクターと召喚獣:2(一部:5)
 最初は映像が綺麗な部分もあって、カッコエーとか思っていましたが、途中から特に思い入れなど無くなっていました。偏りすぎなんですよね。超ネガティブか超ポジティブか。中間で斜に構えたような調整キャラが欲しかった。プレイ前はアフロがそんな位置なのかなぁと思っていたのですが。唯一の癒しキャラが、俺が散々わめいていた「ひなチョコボ」。こいつだけですよホント。ひなチョコボの映像作品作ったら飛びつくね。マジで。強いて言えば、サブキャラのバーテン姉ちゃんが次点。出番ほとんどありませんが。召喚獣はカッコイイとは思うが、ぶっちゃけ弱い。なんとなく使いたい時や、味方全体がピンチになった時くらいしか使わなかった(召喚後はパーティライフ全快の為)。
 
◆音楽:1
 何の印象も残らなかったお。

◆映像表現:5
 映像の繊細さ、綺麗さは流石でした。キャラの動きの他にも服装の動き、敵や乗り物、フィールド景色等やバトルエフェクトも文句無し。さらにはキャラクターステータス画面までも無駄に凝っていてビックリした。故に、それを表現できないテレビでコンポーネントやS端子等でプレイしてもダメダメだと思う。もうこれだけに全精力を注いで尽きてしまったのではないだろうか?
 
◆操作系システム:2
 システム周りはネタバレの心配が無いので、思う存分書きますね。
 いくつか種類がありますが、まずフィールド移動系も含めた操作システムでは、「扱いづらい」の一言。前回感想でも漏らしたが、移動時には進行方向にカメラアングルが自動補正される以外にも自分でアングルを調整できるのだが、これが無駄に慣性が働いて非常に見辛い。特に、FPSをプレイしたことがある人には違いが判ると思います。動きにシャープさがないので、うにょうにょしている感じがして慣れるまで時間がかかる。向いていない人だと酔ってしまうかもしれない。フィールド上の宝箱を取った時に、取得アイテム表示が勝手に消えるのは勘弁して欲しい。他事をしながらプレイしていて、ちょっと目を離したスキにもうその表示が消えている。何故にこういう仕様にしてのか意味不明。操作のボタン配置は問題ないが、PS3の標準コントローラってL2R2ボタンが剥き出しになっているため、例えば寝そべって片手で操作していると床にちょっと押し付けただけでL2R2ボタンが働いて非常にウザい。FF13ではページ移動に割り当てられているので、ステータス画面でこれが働くとイラッとする。ステータス画面で何とかして欲しかったのが、カーソル移動。20枠あるうちの5枠だけ情報が埋まっている状態で、最上部から↑ボタンで最下部の20番目にカーソルがくるのはどうにかならなかったのか。データが存在する中での最下部(この例では5番目)にカーソルが移るのが基本なのではないだろうか。ちょっとした事だと思われがちだが、頻繁に操作するのでかなりストレスになる。それから、何か情報が更新される度にそのカテゴリーの先頭にビックリマーク「!」が点灯するのだが、これがまたウザい仕様で・・・アイテムにおいては「新しくGetしたアイテムにより更新された事を表示するのではなく、アイテムをGetする度にそのアイテムに表示される」からたまらない。そしてこの「!」はいちいちその画面に入らないと消えません。俺はこういうマークが表示されているのはとても気になる性格なので、いちいち消すのが非常に面倒。気にせず放置してりゃいい話で、実際中盤からはガン無視しましたが、そうするとこれが本当に新アイテムが出た場合に支障が出るんですね。上記で宝箱のアイテム表示が勝って消える仕様も相まって、「あれ?今何取ったっけ?」っという事態に多々陥ります。この辺りが非常に不親切に感じました。エネミーデータは、きっちり更新されたデータのみ「!」表示になるのでOK。できるならやれよと。

◆成長、戦闘システム:3
 惜しい、非常に惜しい。3キャラ戦闘参加タイプで、ドラクエ4のようにメインキャラ以外はAI行動をするタイプで、その行動タイプは事前に選択、戦闘中も変更できるという仕様。アタッカーは直接攻撃でメイン敵を攻撃、ブラスターは魔法攻撃でアタッカーが攻撃している敵を同時支援攻撃、ディフェンダーは敵をひきつけて攻撃を集中させる代わりに防御があがり、ヒーラーは回復、エンハンサーは味方のステータスアップ、ジャマーは敵のステータスダウン。相手の特性に合わせてこのタイプを変更しながらバトルを進めていく形式自体は良い意味で評価できます。ただ!ただ残念なのが、敵の強さのバランス。結果的に、最後のほうの雑魚=>ラスボスなのはどういう事か。このバランスの悪さが成長システムと絡んで悪い形になってしまっています。成長システムはFF10のスフィアのような形式(今回はクリスタルと言う)で、バトル勝利でポイント獲得。ポイント消費で1項目の強さがUPする。序盤は100ポイント程度で成長するが、クリスタルのレベルが上がると成長度合いも増分するかわりに必要ポイントも上がる。中盤まではなんとかできた千ポイントクラス。しかし終盤は完全にバランス崩壊の万ポイントクラス。雑魚が強くてステータスアップが進まない事態に嵌ります。この辺りは前回までの感想に記述した通り。効率良い稼ぎ方をしても、とにかく時間がかかる。俺は終盤はとっととクリアして残りのクエストを進める予定でしたが、ラストダンジョンで余りにも理不尽に殺されるので仕方なくレベルアップがてらクエストを進めるハメになりました。雑魚だったら雑魚なりにサクサク倒せるくらいで良かった。基本どの敵にも集中攻撃でブレイク状態(ノーガード状態でダメージ倍率が上がっていく)にして一体ずつ片付けなければならないため、非常に時間がかかる。ラストダンジョンにたどり着いたのは総プレイ時間45時間くらいだったのに、最終クリアの総プレイ時間は60時間でしたから。あと、リーダーが死んだら終了なのもいかんかったと思う。どうしても敵のクリティカルヒットは出るもので、リーダーにHITしたら即死or瀕死になってしまう。これをボスクラスが連発してくる事もあるから防ぎようがない。ならばせめてそのクラスの敵のポイントが莫大であれば納得できるが、そんな事もなく割に合わない。クリアすると、クリスタルレベル4から5が解禁になるが、このレベルになるとインフレ状態。1項目あたり6万~ どうやって貯めろと?という事で、クリアしたばかりなのに続きをプレイする気すら起きません。つかクエスト制覇したところで、どんな特典があるというのか。もはやただの作業。このあたりが絶妙だったら、シナリオは糞だけどやり応えのあるRPGとして、少しは評価されたでしょうに。ブレイクした敵へのフルボッコっぷりは最高に気持ちが良いので、実に勿体無い。では、成長を補う装備品はどうかというと、こちらもまた成長システムで、敵の落としたアイテムやショップの商品を糧にして成長するのだが、まず金が手に入らない。金は宝箱のレア品を売るしかないのだが、当然それも数が限られている。救済策か、ラストダンジョンのある敵が売ると12000ギルのアイテムを落とすが、その戦闘には5分程度はかかる。こんな状態。クリア直前で売れるものを全て売った時の残金が70万程度。ところが、武器を最終段階までカスタマイズできる材料は200万ギル必要です。これは完全に詰んだ。まあ、武器は最終成長までさせなくても充分なんですけどね。何というか、俺強くなったZE!ひゃっほーい!!という無双状態を実現できない。
 
◆総評:2
 「ひなチョコボ万歳」
 まさかこれが俺の総評になるとは冗談にも思わなかった。ホントもうただの映像作品。