7月5日 荻窪公園のヒマラヤスギのマツボックリ
ヒマラヤスギ (別名:ヒマラヤシーダー)
学名:Cerus deodara
科名/属名:マツ科 ヒマラヤスギ属 針葉樹常緑高木
原産地:ヒマラヤ北西部 樹高:20~30m 花期:10~11月
分布:カシミール ヒマラヤ アフガニスタン
花ことば:たくましい あなたのために生きる
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ヒマラヤ北西部カシミール、アフがニスタンの標高1100~4000mの高地に
自生する常緑高木で杉ではなく松の仲間で特大のマツボックリを実らせる。
熟して落下するとバラの様な形をしている事から「シーダーローズ」と呼ばれる。
成長が速く三角形を描く円錐状の樹形が美しい事から世界中で植えられている。
大木になり枝葉に強い香りがるので原産地ヒマラヤでは神聖な木とされている。
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日本には明治12年に渡来し増上寺の門前に植えられたものが最初とされ
コウヤマキ、ナンヨウスギと共に世界三大庭園樹に数えられる。
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名前の由来
ヒマラヤ産で葉の形が杉に似ている事からただし杉類ではなく
マツ科ヒマラヤスギ属 別名ヒマラヤシーダー
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❍花期は10~11月原産地では高さ50m直径3mに達する。
❍雄花は長さ約3cm円錐形で蕾のうちは白緑色
熟すと茶色のキツネの尾のようになり開くと黄色の花粉が大量に
風で飛ばされポロポロと落ちる。花粉を飛ばした後の雄花は落下する。
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❍雌花は小さく(長さ5mmほど)で目立たないのに加え数も少なく
高い所に上向きに付く。
❍葉は20~50本ずつ束になって付き長枝の先には一本ずつ葉や枝には
香りの良い樹脂を含む
❍マツボックリは二年型で特大(長さ6~13cm)のマツボックリを実らせる。
翌年の初夏になると大きくなっているがまだ緑色。
❍マツボックリが熟すと
晩秋に緑色から褐色に熟し天辺の果麟は纏まってパラパラと落ちる。
その時お腹に二個ずつ抱いていた種がクルクル回りながら風で運ばれて行く
❍尖った果軸はいつまでも枝に残る。
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❍シーダーローズ
熟すと芯から麟片がパラパラと散っていき最後にバラの様な形の
先端部がポロッと落ちる。
その姿がバラの花の様に見える事から「シーダーローズ」と呼ばれている。
拾う適期は12~1月
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落下した種麟は種が飛んだ後の種麟がヒマラヤスギの周りに大量に
落ち大きい物は幅5cm程。
一個のマツボックリを分解すると麟片の数はなんと215枚にもなる。
※インドでは「神の木」と呼ばれ古くから神聖な木とされるほか
貴重な薬木として知られている。
樹木シリーズ101 あきた森づくり活動センターから
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