正々堂々blog

衆議院議員川内博史の日記。

電気用品安全法 その14(参戦者続出!!)

2006年03月17日 | Weblog
午前10時20分から、環境委員会でPSE法の質疑。

最初は与党から「そんなことは、経産委員会でやれ!!」という野次が飛んでくる中での質疑で、難しい状況だな、と言う感じでした。

しかし、環境委員会のメンバーにこの問題をしっかり認識していただくように、同じことを繰り返し繰り返し発言しました。

「経済産業省の過ちにより、中古電気用品に関する条項が本法には無いこと」

「販売を業とする人達が、製造事業者の届出をして技術基準適合を確認するなんてそもそも無理だし、できる筈もないこと」

「旧法と新法では、安全性の基準に差はないこと」

「結果として、このまま4月1日を迎えると、廃棄物が大量に発生せざる得なくなり、環境への負荷が大きくなってしまうこと」

「30万社のリサイクル業者とたくさんの消費者が迷惑をこうむることになること」

迎審議官とのやりとりを聞いていた、与党席の議員もその答弁ぶりがあまりにも不明確で、意味がわからなかったので、このPSE法は「なんかおかしいゾ。俺達は経済産業省にだまされていたんじゃないか」と思い始めたのか、質疑を真剣に聞いていただけるようになりました。

「経過期間を1年延ばせばいいんじゃないか」という不規則発言(議事録には記載されない、質問者以外の発言)が加藤勝信議員(自民党環境委員会理事)から飛び出し、前農水大臣の岩永峯一議員に至っては、ぼくの質疑が終わってから、経産省の迎審議官を別室に連れてゆき

「もう一度、きちんと説明に来い!!」

と怒鳴りあげていました。

ぼくも別室に走っていって、「岩永先生、経済産業省から説明を受けた後、ぼくも説明しますから、呼んでください。経産省はごまかしますからね!!」と申し上げておきました。

民主党の中では、中川正春議員がPSE法に関する質問主意書を提出し、今日ぼくに質問させてくれた、長浜博行議員、田島一成議員、をはじめとして、原口一博議員、安住淳議員も協力を約束してくれました。

ここにきて、確実に輪が広がりつつあります。

でも、小池環境大臣の最後の答弁は、彼女が環境大臣として何の見識も持ち合わせていないということがよくわかった、と言う意味はあったと思います。