正々堂々blog

衆議院議員川内博史の日記。

台風

2004年06月21日 | Weblog
みなさん、こんにちは!

台風の被害はなかったですか?
鹿児島は幸なことに台風の進行方向の左側だったので、なんとか大丈夫だったようです。
ただ、田植えのシーズンで、まだ根がついていない状態なので、もう一度、田植えをやり直さなければならないかもしれません。
選挙がなければ、ぼくも田植えが手伝えるのに・・残念です。
みなさんは、田植えをしたことがありますか?

F1の佐藤選手、表彰台おめでとうございます。ぼくも朝4時まで、テレビの生中継を見ていました。
ラスト10周、トラブルが起きないように祈っていました。政治の世界に入るまでは、毎年鈴鹿に行ってました。
佐藤選手の神様がのり移ったかのような走り、感動しました。今シーズン中に表彰台の真中に立つことも充分可能だと思いました。

明日は、サーファーズパラダイス、鉄砲伝来の地、種子島に参議院選挙の皆吉稲生さんの応援に行ってきます。
台風の通過後で、いい波がありますように!

国会が閉幕

2004年06月16日 | Weblog
国会が閉幕しました。
これから参議院選挙が始まります。ガンバルぞお!!って感じです。人生を生きる人達の生きがいを守る為に、政治がダイナミックに変わってゆかなければならない、と信じています。

今日は仙台に、桜井みつる参院議員の応援に行ってきました。会場いっぱいの1500人の人々に挨拶をしてきました。

理想も大事、政策も大事、議論も大事、でも一番大事なのは心と心をつなぐことだと思います。

あしたから民主党副幹事長として、大分の足立信也さん、佐賀の川崎稔さん、福岡の大久保勉さん、比例区の古賀たかあきさんの選挙事務所を激励に回ります。選挙は戦いです。でも、とても楽しい、楽しい戦いです。みんな、一度選挙事務所に行ってみて下さい。

参議院選挙

2004年06月14日 | Weblog
みなさんこんにちは!!

土曜日、日曜日、月曜日で静岡の海野徹さん、長崎の犬塚直史さん、熊本の本田良一さんの選挙の応援に行ってきました。
それぞれに、たいへん厳しい状況の中で頑張っていらっしゃる姿に感動し、政治を変える事が本当の意味で改革のスタートである事を再認識してきました。

地元、鹿児島では学校の先輩である伊藤祐一郎さんが知事選挙に立候補の予定です。
日曜日の1時から、同窓会の有志による「伊藤氏を支える会」の決起大会があり、ぼくも心をこめて挨拶しました。

その後、ぼくの兄貴分である参議院の鹿児島の候補者である「皆吉稲生さん」の選対会議に出席しました。
7月11日までは、選挙、選挙の毎日です。選挙に勝利する事が、政治を変える事です。
ぼく達、野党政治家は、巨大なリヴァイアサンに挑むドン・キホーテなんでしょうか?

前著作権課長

2004年06月11日 | Weblog
みなさんこんにちは!!
今日は、午前中エンタメ議連の第3回寄り合いをやりました。
文部科学委員会の理事会、委員会に出席した後、10時30分から、たっぷり2時間文化庁前著作権課長の
岡本さん(文科省学術研究助成課長)の、”著作権と民主主義”と題する、まさに白熱した講演を聞かせていただき、ばっちり勉強しました。
欧米の先進国では、著作権は、税制や年金と同じくらいに国民的な関心事であり、政治の場での議論が重要であること。
著作権法制は、経済的な利害が鋭く対立するので、あくまでも民主的な協議のプロセスが必要であること。
それにしても、岡本課長はスゴイ人です。
ぼくも、しゃべる時はかなりのパフォーマーだと自負していますが、彼は、まさに踊りながらしゃべる、しゃべりながら踊る、って感じです。役人にしておくには惜しい存在です。岡本さん、これからもよろしくお願いします。

明日は、静岡と長崎に参議院選挙の応援に行き、魂の演説ぶちかましてきます。
それから、生ゴミギョーザ。ギョーザ好きとしては、これはユルセない!!一体、なんなんだって感じです。
ギョーザ好きも、団結して戦わなければ!!

ソニーアメリカ本社への返信

2004年06月10日 | Weblog
『実刑でよかった!!君らも1回刑務所に入るといい』

昨晩は山本譲司君と4年ぶりに会いました。“前科者”になった彼は、とてもたくましく、輝いていました。仮出所してきた当初は、世間に出るのが嫌で嫌で仕方なかったそうです。でも、「獄窓記」を執筆して、心の中にたまったものを吐き出して以来、開き直ることができたって言ってました。今は講演活動と、週に二回の福祉活動で大忙しだそうです。「今年1年は、なんとか食っていけるんだ」と言った彼の、“人生はその日、その時、その瞬間が勝負なんだ!!”と言いたげな、人生を生きてる自信に、圧倒されてしまいそうでした。刑務所と拘置所の違い、なぜ自分は実刑で、辻元さんは執行猶予になったのか、等々興味深い話を聞かせてもらいました。

“お互いに頑張ろう”

再会を約束して別れました。

もうひとつ、今日は午前11時から正副幹事長会議がありました。何を隠そう、ぼくは民主党の副幹事長なんです。議題は参議院選挙。ぼくは、地元の鹿児島を含めて九州地区担当として、幹事長の代理で九州各県を応援に回ることになりました。

一瞬が、勝負の気持ちで頑張ります。

最後に、昨日の日記でアップしたソニーミュージック本社からの返事に関連してですけど、ぼくの送った手紙の内容をうっかりアップし忘れていたので、今日アップします。5月18日に英文で、5大メジャー(ソニー・ワーナー・ユニバーサル・EMI・BMG)社長宛てに送ったもので、下に和訳も載せておきます。

では、また明日!!



18 May 2004

Mr. Andrew R. Lack

Chairman and CEO

Sony Music Entertainment Inc.



Subject: Confirmation on the position of your company about a right to control
importation of phonograms



Dear Mr. Lack

I'm a member of the House of Representatives of Japan and also an executive member of the Committee on Education and Science of the House of Representatives.

At present, the Japanese Diet has been in deliberation of a revision of the Copyright Law of Japan, which has attracted attention of the Japanese music users. A bill presented to the Diet is intended to prevent CDs of Japanese repertoire from flowing into the Japanese market from Asian countries where a price of CD is lower than that of Japan. A right to control importation of phonograms is proposed in the bill. As you are aware, the Copyright Law upholds the principle of non-discriminatory treatment. If the proposed right to control importation is granted and come into the law, it will be applied not only to the domestic repertoire, which is a primary target of the bill but also to international repertoire. Many Japanese music users are concerned about the possibility that CDs for international repertoire may be subject to the importation right.

RIAJ, which strongly calls for the bill to be passed, has dismissed such concerns and presented the minutes of the board meeting of RIAJ (attachment-1) and revealed that the five major record companies including yours has expressed the intent not to change the scheme of parallel import of international repertoire in Japan. On the other hand, however, RIAA and IFPI submitted joint comments to the Japanese government last December, in which parallel imports are severely criticized (attachment-2). Which comment does reflect the true intent of your company? If the right to control importation of phonograms is established, how are you going to treat imported CDs in Japan? I greatly appreciate it if you respond to these inquiries.



Sincerely Yours,

Hiroshi Kawauchi

Member, House of Representatives

Member, Democratic Party of Japan


和訳

輸入権に関する貴社意向の確認

私は日本国の衆議院議員であり、また衆議院の文教科学委員会の理事を務めております。
現在、日本の国会では音楽ファンが注目する著作権法改正が審議されています。それは、日本の音楽CDが価格水準の低いアジアから日本市場に還流することを防止する法案です。換言すれば、輸入権です。ご承知のように、著作権法の原則は内外平等でありますから、この輸入権が確立しますと本来の目的である日本CDだけではなく、洋楽CDにも輸入権が及ぶこととなります。これが日本の多くの音楽ファンを心配させているのです。

この法案の成立を強く求める日本レコード協会(RIAJ)は、この懸念を強く否定し、RIAJの理事会議事録(別紙-1)を提出して貴社を含む5大メジャーが日本のライセンシーを通じて、日本における洋楽の平行輸入のスキームを変更する積もりはないと表明していることを明らかにしました。しかし一方では、昨年12月、RIAJはIFPIとの連名で日本政府に対し、平行輸入を強く批判する意見書(別紙-2)を提出しています。どちらが貴社の考えなのでしょうか。仮に輸入権が成立した際、貴社は日本における輸入権に対しどのような措置を取られるのかお尋ねします。ご回答をお待ちしております。

ソニーアメリカ本社からの手紙(全文)

2004年06月09日 | Weblog
みなさん こんにちは!
国会は年金法案が嘘のように、もう会期末にむけた処理がたんたんと進んでいます。
この辺りにいる人達は、ずいぶんと気持ちの切りかえが人たちらしいです。
僕は、と言えば乱闘の周辺にいたせいで、懲罰委員会にかけられそうになっています。
自分でもナゼなのかよくわからないですが、もし、懲罰と言う事になれば、衆議院の
本会議場で、時間無制限に弁明のための演説が出来るので、ギネスブックに載るくらい
長時間の演説をやろうと思い、それはそれで楽しみがひとつ増えました。
それから、ソニー本社の手紙を載せておきましたのでみなさんの感想をお待ちしてます。
その他のメジャー4社からはナシのつぶてですけど・・・。
国会が終わるとまた来年に向けて、知財関係の審議会、関係者間協議、小委員会が動き出します。
審議会の段階から目を光らせておかなければなりません。参議院のドサクサ紛れに事が進まないようにしなくてはと思っています。何か、小さな情報でも、みなさん教えてください。
中古ゲームソフトの問題ですが、業界側は虎視眈々と狙っているようですから、こちらもしっかり理論武装して、言葉のプロレスK-1を戦いたいと思います。
レコード輸入権の問題で、本当にたくさんのみなさんに励ましのメールをいただいて元気がでました。
ありがとうございます。ファンキーな気持ちで、国会で頑張ります!!これからも応援よろしくお願い
します。
 

Re: Confirmation of Sony Music's Position Regarding the Right to
Control the Importantion of Phonograms Under the Proposed Revision
of the Copyright Low of Japan (the "Copyright Revision Bill")

Dear Mr.kawauchi:

I am the General Counsel of Sony Music Entertainment Inc.and Andrew Lack
has asked me to respond to your letter of May 18,2004,in which you asked for
confirmation on Sony Music's position regarding the right to control the importation of
phonograms under the propsed Copyright Revision Bill that is now being deliberated on
in the japanese Diet. The proposed Copyright Revision Bill provides for the right to
control the importation of phonogramsinto Japan and applies to both Japanese repertoire
and international repertoire.This is to confirm that Sony Music fully backs the efforts of
the RIAJ(i.e.,the trade association representing the Japanese record industry)in support
of the passage of the Copyright Revision Bill.

Sony Music also joins with its own local and international record industry trade associations(i.e.,the RIAA and IFPI)in their strong statement of concern(in their
December22,2003 opinion paper to the Japanese Copyright Office of Cultural Affairs)
regarding the many negative consequences that arise from the uncontrolled importation
of phonograms in countries such as Japan where copyright holders do not have the legal
ability to control the importation of phonograms. At the same time,it should be pointed
out that even if copyright holders are given the legal ability to control the importantion of
phonograms into Japan ,the RIAJ has confirmed in its March26,2004 Board Meeting
Minutes (which were submitted in support of the Copyright Revision Bill)that the five
major labels which license International product into Japan(i.e.,Sony,Warner,
Universal,BMG,and EMI)have each independently expressed their separate intentions
not to prohibit direct importation into Japan of their international repertoire which is
manufactured and distributed in the United States and Europe.Sony Muic confirms that
the above statement in the Minutes of the RIAJ Board Meeting is an accurate one with
respect to Sony Music's intention

I hope the above clarifications are responsive to your concerns. Please feel free to
contact me further if you have additional questions regarding Sony Music's position on
the Copyright Revision Bill.

Best regards.
Lisa Weiss


和訳

件名: 日本における著作権法の一部を改正する法律案(「著作権法改正案」)
による商業用レコードの輸入を規制する権利に関する
ソニーミュージックのポジションの確認書


川内様

私はソニーミュージックエンタテインメントのGeneral Counsel (翻訳者による注:通常海外企業でGeneral Counselとは顧問弁護士もしくは法務担当者を意味する)を務めており、アンドリュー・ラックより貴殿から拝受した2004年5月18日付書面、つまり現在日本国会において審議されている著作権法改正案による、商業用レコードの輸入を規制する権利に関するソニーミュージックの立場の確認要請に対し返答するよう依頼されました。この提案されている著作権法改正案では、商業用レコードの日本への輸入を規制する権利が付与されており、日本の音楽ならびに海外の音楽の双方が対象となります。この書面を持ちまして、ソニーミュージックはRIAJ(すなわち日本のレコード業界を代表する業界団体)による著作権法改正案の可決を支持する取り組みを全面的に支持する事を確認いたします。

ソニーミュージックはまた、当社の現地並びに国際的な業界団体(すなわちRIAAとIFPI)による、商業用レコードの輸入規制に対し著作権者が法的行為能力を持たない日本などの国への無制約な輸入から生じる多くの負の影響に関する彼らの強い懸念表明(2003年12月22日に日本の文化庁著作権課へ提出した意見書)に賛同します。同時に、ここで申し上げさせて頂くべき点と致しまして、もし商業用レコードの輸入を規制する法的行為能力が著作権者に与えられたと致しましても、日本レコード協会は、海外の商品の日本での販売ライセンスを付与している5大メジャーレーベル(すなわちソニー、ワーナー、ユニバーサル、BMG、そしてEMI)が、各社それぞれ彼らの欧米諸国で製造、販売された洋楽レコードの直輸入を禁止する意向がない旨の表明を、彼らの2004年3月26日付理事会議事録(著作権法改正案を支持する為に提出されている)にて確認しております。ソニーミュージックはこの日本レコード協会理事会議事録に書かれた上記記述がソニーミュージックの意向に関して正確なものである事を確認いたします。

上記の説明が貴殿の懸念に対する返答になっている事を祈ります。もし著作権法改正案におけるソニーミュージックの立場に関し追加の質問がありましたら、どうぞ遠慮なく私まで御連絡下さい。

敬具

リサ・ウェイス
上席副社長

ソニーアメリカ本社からの手紙

2004年06月08日 | Weblog
みなさん、こんにちは。

週末と月曜日は地元活動(鹿児島)してました。
年金法案のこと、著作権法案のこと、さまざまなひと達と会って、様々なことを議論しました。
今日から金曜日まで、また国会活動です。

今日は、質問主意書を一件、コンパクトディスク、DVD劣化に関する件について提出します。
それから、先週報告しました、ソニーのアメリカ本社から送られてきた、ビミョーな内容の手紙の翻訳をそろそろアップする事ができると思います。
後、金曜日には文化庁前著作権課長の岡本氏を講師として、エンタメ議連の勉強会を開催いたします。

今週もさまざまな事をみなさんに報告できると思いますので、楽しみに待っていて下さい。

年金法案が成立

2004年06月04日 | Weblog
年金で国会は大混乱です。

廃案を目指して、3期目にして初めて牛歩を経験しました。牛歩とは、“明確な投票の意志をもって、ゆっくりゆっくり止まることなく投票箱を目指して歩くこと”です。でも、議長の投票打ち切り宣言で、結局自分の意思を表すことができませんでした。野党はいつも悔しい思いばかりです。それにしても、国民の皆さんの大部分が成立に反対している年金法案が国会では通ってしまう。不思議だし、理解できません。ある意味、永田町はそれだけ国民の皆さんから遊離してしまっているんでしょうか?

改正著作権法と一緒ですね。ところで、アメリカ合衆国のソニーミュージックエンタテイメント本社の法規部門の責任者の方から、何ともビミョーな手紙をいただきました。それは5月18日にエンタメ議連として出した改正著作権法に関する権利行使の意思を確認する手紙に対する返事です。

言い回しが非常にビミョーなので、今、正確な翻訳を作成中です。出来上がり次第、アップしますから皆さん御意見待ってます。

じゃ、また来週!!

著作権法改正案成立

2004年06月03日 | Weblog
著作権法改正案が、本日衆議院本会議で可決成立しました。ぼくは、採決の時議場を退席しました。悔しい気持ちが続いています。

きのうも申し上げましたが、今日も言います。これからです。邦楽の還流防止という法の趣旨に沿った運用がされるようしっかり文化庁や税関のみなさんと協議をして参ります。

年金法案も、参議院で強行採決されるし、ぼくにとっては“あ~あ”って感じの一日ですけど、まだまだこれから頑張ります!!

初投稿

2004年06月02日 | Weblog
こんにちは!!はじめてのメッセージを書き込みます。ぼくのホームページを見ていただいて、ありがとうございます。

平成8年に初当選させていただいて以来、3期8年になりました。薩摩生まれの薩摩育ち。

僕の体には、薩摩の血が流れています。いつも地面からの目線で行動してきましたし、これからも行動してゆきます。今日は、ぼくが反対の立場で取り組んできた、著作権法の改正案が所属の文部科学委員会で採決されました。ぼくは反対(退席)しました。

洋楽の輸入版が規制されてしまうかもしれないというこの著作権法改正案。音楽ファンの為に修正案獲得に向けて頑張りました。

最後は、ホロ苦い思いでしたけど、まだまだこれから第2ラウンドのゴングが鳴ります。

山あり、谷あり、いろんなことがあるけれど、次につながる戦いができた、と強がりを言わせて下さい。この国をファンキーな国に、みんなが仲良くできる、みんなが幸せを感じることができる国にする為にこれからも頑張ります。