a plastic clover -或いはノーマルな諸現象

my letters -ordinary but bright- from berkeley.

Nintendo, a go go!

2006-06-05 17:18:21 | on campus
任天堂がファミコンですごかったのは

・本体は安く売って(噂ではコスト以下で)、ゲームソフトで儲けるモデルにした
・ソフト提供側に対して徹底的な品質管理をした(ライセンスをあまり与えなかったり、ライセンスのない会社が勝手にソフトを出せない仕組みだったり、厳しい契約条件だったり)
・小売側に対しても、意図的に供給不足を引き起こすことなどによって強い力を持った

などで、ご存知のとおり結果としてほとんど独占状態を作っちゃったわけですね。やっぱり何となくiPodっぽいですが、ここまでうまくいった例ってあんまりないですよね。

もちろん僕が思うに一番すごかったのは


・スーパーマリオ!

かなあと。多分今でも10分以内で「8-4」までクリアできる気がする・・・。
そんなすごいソフト群を自分たちで持ってたのは強いですよね。


授業ではそんなことを "Value Net"というframeworkに基づいて説明してました。このValue Net、なかなかよいですよコンサルのみなさあん。要お勉強。

be an economist?

2006-01-26 14:46:11 | on campus
どうでもいいですが、

経済学(金融工学も)って面白いですね。
もともと「事象の理解とmodel化」って好きで、要は経済学ってmicro macro問わずmodelingなんですね。
もちろん肝心なのはそこからの意味合いなんでしょうが。

学部のときの卒論では世の中の流行サイクルをmodelingしてsimulationしたのが懐かしいです。わりと下らない(?)論文でしたが。。。 (数理社会学っていう怪しい分野です)

でももともと経済学部の人にとっては当たり前のこと習ってるんだろうし、バリバリ文学少女(赤メガネ必須)にとっては「・・・それが何か?」という感じなんだろうなあ。

my first semester -"charity"

2006-01-16 09:38:25 | on campus
今日も明日もパーチーな(!?)mba生活。こっちは食事はあんまり食べず日本よりも安いbeerをひたすら飲むので大概安い。
でもたまに「あれ?ちと割高?」なことがあります。なぜでしょう?

それは募金分も含まれてるから。

こっちではcharity/volunteerが当たり前というか生活の一部になっていて、10月に載せた大好評(?)のhalloween partyもそう。先学期印象に残ったことの一つですね。

僕自身日本でも募金はしてたんですが、volunteer workとか大手を振った活動は照れくさくてあんまりしてませんでした。日本でのそういう活動って、なんかちょいダサなこと多くないですか?
こっちはそんなことなくて、game感覚・club活動感覚。賛否両論あるんでしょうけど僕は「賛」かな。

もちろん背景には日本より激しい貧富・教育水準の差とかresumeをキレイにしたいだとかありますけど、日本でももうちょいなんとかならないかなー と思ったりしました。

※写真は「クラス対抗! チキチキ!どこが一番缶詰を集められるか大会!」(ポロリなし)で、1週間かけて大きなドラム缶に各自余ってる缶詰を寄付していきました。
・・・って、costcoで大量に買ってきてるところもありましたが・・・

my first semester -"initiative"

2005-12-23 18:17:24 | on campus
高校サッカー部の監督はおっかなかったんですが、確実に僕の人生に影響を与えてくれた人の1人です。
で、その先生がよく言ってたのが

「迷ったらやれ」
(注:関西弁なので「ま」と「や」にアクセント)。

僕の座右の銘の一つなんですが、haasに来てまだまだこの精神甘いなあと。
ひとつ前の日記にも書いてますが、planning & funding (+ teaming)なんですよ。
「何かやりたいなあ」
ではダメで、きっちり具体的なplanに落とす。または「これ、僕やります!」ととにかく手を挙げる。
その後のことは手を挙げてから考えても遅くないのではないかと最近感じます。
さらに、手を挙げてばっかりではダメで、優先順位付けと優先度の高いものに対する準備も重要ですね。

なんかアッタリマエのことを書いてしまいましたが、なんとなく実感としてハラに染みたんです、この1学期で。

たとえば
・lucasartsとのproject: たまたま手を挙げたら、その場にいた人のみでmemberが決まった
・IBD:夏休みに3週間海外に行ってconsultingするというprojectに申し込んだけど、落ちた。もうちょいどういうapplicationだったら受かりやすいか調査すべきだった
・MOT-UNIDO: IBDと似ているが、開発途上国での技術調査project。「IBDもあるし~。。 ゴニョゴニョ」としているうちに締め切り。IBDに落ちたんだったら申し込めばよかった
・apple会社訪問: 実は選抜&抽選で限られた人しか行けなかった。担当の人にむちゃくちゃプッシュしたりclubのお金払ってなかったのに「あとで払いますから!」といって応募したら、補欠で引っかかった
・GSVCを始めた先輩と、来学期から共同でお仕事を開始予定。それも、「一緒に何かできたらいいですね」なんて話したら「いいからbusiness(というかproject) plan書いて」といわれた
・・・などなどなど。

先生、海の向こうで頑張ってますよ~!?

my first semester -"funding"

2005-12-23 18:00:28 | on campus
この数ヶ月で印象に残った言葉として、"funding"があります。
"business plan"と並んでこんなにも頻繁に聞く類の言葉なのか~ と感心。

とにかく、何かコトを起こそうとすること(planning)が重要で、それができたら次はカネが必要(funding)だと。
当然だけど、その積極性には影響されました。

haasは学生主体の色が非常に強いんですが、今関わってるGSVCも学生が勝手に始めたんですね。で、「始めちゃったので協力してください」と学校に駆け寄り、fund raisingしてくれる先を探し回って今に至るわけです。継続的に運営していくためにもカネは必要なので、クラブで「効果的なfund raisingの仕方」講座なんてのを行ったり、かと思ったらすぐ「さあ、みんなでcold callしましょ~」

・・・っていきなり「カネ出して」電話させるのかあ!?

そんなの当たり前です。

以前も書きましたがこのあたりはVCがウヨウヨしていたりVC以外でもカネの出所があったりで、本当にfunding合戦な感じです。

数週間前もworkshopとして、本当のstart up company(去年haas卒業の人が始めた電気代効率化技術の会社。wireless技術を使って人が使用してるところだけ点灯させる)がVCistの前でプレゼンし、NPVがどーとか説明した後で「XXX$希望」と締めくくるのを観ました。その後僕ら学生とVCistおよびその会社のCEOさんとで討議したんですが、そういうworkshopが気軽に開かれる雰囲気、bay areaですねやっぱり。