かわしゅう日記@雑司が谷

世の中研究。ヤクルト、F1、都市についてなどなど

F1基礎知識【1】

2006-02-08 | F1論

しばらくぶりです。
卒論、修論で研究室がけっこうごった返してましたが無事全て終了。
3年生も製図の発表が終了。
で、10日にM1の発表もあるけど、まあぼちぼち。。


そうそう、F1好きな人が周りにけっこうたくさんいることが判明。
やっぱ矢上の人たちは車とかF1とか乗り物一般、好きなんねえ。
ローランド・ラッツェンバーガーとかカール・ベンドリンガーとかかなりマイナーな過去のドライバー達で盛り上がるのは結構楽しいっす。

ラッツェンバーガーって人はセナが死んだ前日の予選で亡くなってるんすよ。
実はもうひとりあの1994年同じサンマリノGPでの事故で死んでしまったドライバーがいたということ。

あんま知られてないんですね、この事実。

セナが偉大すぎてセナの死が衝撃的すぎたからでしょう。
かわいそうですね。。

ちなみにカール・ベンドリンガーという人もこの年、モナコで意識不明に陥る事故を起こしF1生命を絶たれてしまいました。
この人はかのミハエル・シューマッハとともにメルセデスで英才教育を受けた人。
しかも評価はシューマッハに劣らず。すごいドライバー。
この事故がなければ。。もしかしたらシューマッハに代わるF1チャンピオンになってたかもしれないっすね。

このセナとラッツェンバーガーの死、ベンドリンガーの事故をきっかけにF1は徹底的な安全志向になりました。
だからセナ以降幸い死亡事故は起きてません。

で、2006年!
今年はかなり面白そうです。
開幕3月12日バーレーンからしっかりF1を見てもらうために
これだけは知っておくと分かる的な、基礎知識的なことを書いていこうと思います。

まず、ドライバーはけっこう複雑だから知っとくべきは6人ぐらいでいいと思います。
とりあえず
ミハエル・シューマッハ
  
5年連続チャンピオンとか、年俸40億とか50億とかとにかくものすごい人。
皇帝。既に歴史的な人物。
最近は衰えたとか言われてて、「皇帝」から「老帝」なんて呼ばれるようになってきてます。
そしてこのアゴ!
愛称、アゴです。


キミ・ライコネン

シューマッハより速いかもしれない人。
クールでかっこよくてドライビングがアグレッシブで内に秘めた熱いものを持っていると言われているため
ファンがやたらと多いです。
だから早くチャンピオンになって欲しいとみんなが願っていていつチャンピオンになってもおかしくないと言われているのに、
運に見放されています。
で、酒乱です。
酒乱なので、酒はあまり飲ませない方がいいということになっています。
なんか事件がありました昨年春に。そのことをマクラーレンというチームは必死に隠してます。
ぶっちゃけちゃえばいいのに。
車に乗るとめちゃくちゃ速いけど、車から降りれば普通の人、いや普通の人以上に酒乱。
でいいじゃん。
愛称(自称)は、アイスマン。

フェルナンド・アロンソ

2005年のチャンピオン。史上最年少チャンピオン。スペイン人初のチャンピオン。
だからもっと褒められていいはずなのに、
シューマッハとライコネンがすごすぎてあまり持てはやされてません。
ちょっとかわいそうですねえ。
でも超一流のドライバーだし
スペインでのF1人気を復活させた人。
音痴らしいです…

ラルフ・シューマッハ

ミハエル・シューマッハの弟。
トヨタの無尽蔵の資金のおかげで
F1ドライバーで2番目にお給料(25億円ぐらい)をもらってる人になりました。
大した成績は残してないのに。
でも日本のトヨタのドライバーであること、ミハエルの弟であること
ということで認知度は高いです。

ジェンソン・バトン

イギリスのヒーローです。
そして山田優がこの人のこと大好き。
ホンダのドライバー。
サトウタクマの元チームメイト。
ということでけっこうフジテレビに出てきます。
「バトン・ゲート?」「バトン・ゲート?」と呼ばれてる
契約上のもめ事を起こしたり、
女性ドライバーにセクハラ発言したり
レース以外の部分での風当たりが強いです。

佐藤琢磨

日本のヒーロー。
日本人ドライバーで表彰台に上ったことのあるドライバーは
スーパーアグリのオーナーの鈴木亜久里とこの佐藤琢磨しかいません。
本当に速いし、あと英語が上手い。F1で生きてくためには英語大事。
だからついに勝てるドライバーがやってきたということで、
日本のファンからかなり期待されてます。
でもヨーロッパでの評価は低いです。。
イギリスのF1雑誌「F1Racing」では
「Takuma Returns」という特集が組まれ
スーパーアグリの参戦でサトウタクマが帰ってきてしまうということで、
佐藤琢磨に対しての各ドライバーのコメントを掲載してます。
ベルギーGPで佐藤琢磨にぶつけられ、琢磨のバイザーを引っぱたいたシューマッハも
「彼の「ハラキリ行為」には付き合ってられない」というコメントを残してます。
ロゴ
http://fmotor.nifty.com/f1/2005/09/post_fc30.html
琢磨のドライビングはアグレッシブで危険です。
それを本当の勝負師だとか、侍魂を感じると賞賛する人もいますが、
結果が伴わなかったので、評価は微妙です。
2006年はおそらくスーパーアグリのドライバーで
どこまで出来るか分からないですが、
巻き返しの年ですね。

長くなっちまいました。
2006年も彼らに注目してあげてください。
チームのことはまたいつか開幕前に書きまーす。


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