ONEOR8 B面 『COLT GOVERNMENTS』

ゴロウちゃんが亡くなってからしばらく放置しておりましたが、
久々に書きます。

先日土曜日、ONEOR8という劇団の舞台『COLT　GOVERNMENTS』
のプレビュー公演を見てきました。

『COLT　GOVERNMENTS』
非常に面白かったです。

演劇とか舞台とかあまり見ないぼくなので、他と比較してどうのこうのということは言えないけど、
正直、良かったと思います。

ONEOR8の作品を見るのは、前作『電光石火』に次いで2回目。
共通して、くさい人間関係の微妙な心理がグッと伝わってくるような、なんというか、日常生活で口には出さないけど、なんか嫌だなとかなんか嬉しいなとか懐かしいなとか楽しそうだなとか、そんな感情があると思うのだけど、そんな気持ちを思い起こさせられるような、そんな感じがしました。
つまり、上手いんだと思います、
そういう心理的に共感を誘うような演出が。

脚本と演出を担当しているのはこの劇団の代表者ということになるのかな、
田村孝裕という方です。
いろいろなことをやってらっしゃいます。
きっとスゴイ人なんだろうなと思います。
この人の作った作品、他にもいろいろ見てみたいなと、思いました。

あと、どんな場面にも「笑い」の要素が散りばめられている。
『電光石火』にも『COLT　GOVERNMENTS』にも共通していることです。
現実には考えられないような場面での笑いもあるけれども、
そんな笑いが散りばめられているからこそ、
こんな空気になったら嫌だなあとか、こういう気持ち突かれたくないよなとか思う場面でも
なんか笑いに流されてしまうんでしょうか、
終わってみれば楽しかったという印象が真っ先に出てくるような、
そんな作品に仕上がっているのだと思います。

そういうの、好きです。

ONEOR8の舞台の特徴、田村孝裕氏の脚本の特徴とも言うべき要素なのではないでしょうか。

というわけで、『COLT　GOVERNMENTS』の本公演
5月23日～27日
有楽町のニッポン放送の地下2階
イマジンスタジオでやっています。是非。
http://homepage2.nifty.com/oneor8/index.html