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新人歓迎射会

2011-09-25 | 弓道、騎射、スポーツ

~射会の参加賞。ずらり並んだ中から選び取ったのは煮込みラーメン。
最近、辛いラーメンにはまってるんです~



 秋晴れの今日、地元弓友会の『新人歓迎射会』が行われました。
腰痛も落ち着いてき、金曜から稽古を再開したので早速参加。
的中率はいつも低いから入賞は殆ど望めないけれど、それでもこうした射会は好きです。


 弓道教室参加者を含む今年度の入会者のうち、6人がその新人として参加した今日の射会、
まずは一般会員による祝射(しゅくしゃ)。続いて新人さんによる答礼射(とうれいしゃ)。
審査の間・一手坐射にて行われました。
続いての本戦は、坐射で四つ矢三回 計12射、三人一組の団体戦。
参加者30人を矢振り(やふり:くじ引きみたいなもん)で10チームに分けます。
この時、チームごとのレベルが偏らないよう『四段以上・参段および弐段・初段以下および
新人』とバランス良く分けたのは気がきいてますね。


 ようやく腰痛も治ってきたばかり。
無理はできないということで祝射一手のみ引こうかと思っていたのですが、何より射会に出た
くて、結局最後まで引いてしまいました。
この射数は病み上がりに正直きついけれど、とにかく最初の一手はひたすら引く。
団体戦も、今できうる限り精一杯引く。


 で、結果は(中りを○、はずれを×)
○○

○×××
×○××
××○×
・・・・・・ビンゴゲームかと思わせる、14射5中。
とは言え、最初の2本は本戦としてのカウントはしません、祝射だからね。



 この最初の2本は、ほぼ同じ位置に的中。
最後まで伸びることができて、落ち着いた射だったのではと軽く自画自賛です。
また他の中りも含め先生方からも良い評価をいただけて、まる2週間というブランクも取り戻せ
つつあるのかなぁと、安心してます。

今後の課題は、気を抜かないこと。
弓手のベタ押し・ブレ、ちぢみゆるみに加えて汚い弦音という、それは見事なまでに恥ずかしい
残身(心)となって現れてしまいます。
私の場合は、引分けがつらいと感じる位でなくては。
楽に引けてしまう時は、たいてい手繰っているようです。
どこまでも伸びていれば、矢をまっすぐ的へ帰してやれるのです。



 閉会式後の役員会を終え、帰り際に先輩方とあれこれ話すひとときも射会の楽しみのひとつ。
弓暦においても人生においても、目上の方に囲まれてると、特に居心地が良く安心できるのですよ。

今年2度目の腰痛月見

2011-09-19 | 弓道、騎射、スポーツ

~たぶん、猫はぜんぶお見通し~



 9月9日からの本格的な腰痛により、弓を引く事ができていません。
そりゃ扇子も壊れるわという位に、腰の大切さを感じてます。
大会や射会にも出られず、審査も間近なのですが、かといってこれまでのように焦ることもなく、
平穏でいるのが不思議です。
何と言うか、腰を痛めて動けない状態であるそれは当たり前で、それ以上でも以下でもない、そんな
心境です。
そして、動けないのをいいことにゴロゴロして過ごすこの週末、ふと浮かんできた考えがあったので
書いておきます。
こういうのは形にすると逃げていってしまいそうですが、あえてそれを書くことで捉える事ができるかと。
ただの素人考えではありますが。



 わかりやすく伝えるため、『弓、矢、的、心身』などといった単語を使ってはいますが、たぶんそれらの
本質は、そういった単語では表現できないと思います。
名称を持って初めて実体化されるというのに、名称を持ったとたんに、そのもの本来が持つ何かは失われる
気がします。



 弓を弓として、矢を矢として捉え手に持ち、的を『狙うもの』として見るものではない。
弓矢をはじめ射場全体と自己の心身とは一体であるから、例えば弓矢について言うなら、わざわざ『手に
持つ』必要はないし、矢だって元々、射位(しゃい:弓を引く位置)から的心へ向かうものであるから、
ことさら射手が特別なことをする必要もない。


 人体は常に動いている。
絶対的なものでもないため、一射ごとにその結果は異なる。
一射ごとに、いわゆる『正射』に近づけようと試みるが、考えすぎると時として百足のように自らのカセと
なり逆効果となる。
が、考えすぎないこととサボることとは違う。
所作を無意識のうちに行えるようになるには、自己流ではない正しい作法にのっとって何度も繰り返し
修練することが大切。



 面白いのは、こうして修練をしていく中でふとした時に、『何もない自分』というのが現れることです。
その状態にあると、必ず矢は的に中り、第三者からの射に対する評価も高くいただきます。
但し、自分ではそれと意識して狙っていたり中てようと意気込んでいるのではなく、むしろ逆に狙って
いなかったりします。
弓を引いてるけど引いてない。
歩いてるけど歩いてない。
後から考えると、白昼夢に近いものがあります。



 さて、土曜の夜はホーム弓道場にて『月見射会』が行われました。
余興の『満月的』は満月を模し、暗い安土にほのかに浮かぶ山吹色の的に向けて矢を射るもので、毎年
これを見たいがためにこの射会に参加しております。
今年は弓は引けません、見学だけさせていただきました。
『ぎっくり腰にて見学』と申し出た瞬間、『あはははは、だからアラフォーは!』と爆笑されたのは言う
までもにゃい。
もちろん、その後では真顔になって『無理すんなよ』と。
優しい先輩方に囲まれてシアワセだにゃー。


 

にゃぁと鳴く

2011-09-14 | 日記・つぶやき

猫って生き物は、何だってこう、ヒトが読んでる最中の本をそれと
見分けられるんでしょうね。


我が家ではリビングテーブルの上下からソファの足元、ダイニング
テーブルに至るまで、いろんな所にいろんな本が積まれています。
ノベルス、文庫、ハードカバー、ムック、辞書、大きさも厚みも多種多様、
気分次第でそれなりに手を伸ばしては、はらりと頁をめくってまた山に
戻すことの繰り返し。


たまにコーヒーなどを淹れに立ち、戻ってくると、さっきまで隣室で
居眠りしていた猫が、本を枕に全身伸ばしていらっしゃる。
横目でちらりと私を見やり、これ見よがしに大アクビなぞかましてみせる。
しかも枕にしてるのは、ちょうどこれから読もうと思ってた一冊だ。


無視なんてしませんってば。
でもかまいすぎはお嫌なのですよね。



ツヤツヤの毛皮を撫でながら話しかけると、すっと目を細めて
ニヤリとした後、また隣室へ。
顔は見えずとも、シッポで無言のお喋り。


...時々寝ボケ顔でやって来ては、『にゃぁ』と甘え鳴く。

腰痛月見

2011-09-12 | 日記・つぶやき

~お月見にゃんこ。
 ハチミツ色のまん丸お月様は、暗闇で光る猫の目みたい。
 その昔忍者は、猫の目のかたちをおよその時刻を知る目安にしたとかしないとか~



 情けない話ですが、金曜から腰痛が劇的に悪化しまして、弓を引けなくなっております。
クシャミするだけで腰に響くんですよ、こうなったら水中で生活したい。
楽しみにしている土曜の稽古も、日曜朝9時の稽古も勉強会も、みーんな見送り。
10月の審査、11月の明治神宮弓道大会、それ以前の今月19日は県西ブロック大会とイベント
盛りだくさんなのを前に、この状況は痛い。

原因はいくつか考えられます。
仕事で重い物を持つせい。
尿管結石。10年前に経験、こういうのはクセになるらしいですね。
ストレス。
まさか『礼』の練習しすぎってことはないでしょうが・・・・・・。



 そんな中、土曜の午前中も出勤で、この時が痛みのピーク。
90度に腰が曲がったまま上体を起こせず、午後からの弓道稽古は無理だと思いつつもなんとなく
職場から道場へ直行(近いんです)、見看りとか替弦つくりとか。
腰を押さえながらウロウロしてたら、異口同音に『どこのおばあちゃんが来たかと思ったよ・
挙動不審者だ・・・・・・』
優しい弓友に囲まれて幸せだなぁ。

友人が接骨院を紹介してくれ、夕方に向かって施術してもらったら痛みは少し和らぎました。
仕上げにテーピングと小さい針、シップを貼って終了、だけど油断はできません。



 いつもは早起きする日曜も、この日は若干遅めに起床。
午後から地元弓友会の勉強会に参加の予定だったけれど、的前にはとても立てないので見看り&
体配稽古のみ。
見てて思ったんですがね、完成された人体は『円』に近くなるんではないかと。
先生方のお言葉に甘え、途中で更衣室にて横にならせていただき何とか乗り切った。



 その後は、弓先輩の、高原の別荘みたいなキレイなお宅にてシュークリームパーティ。
シューもカスタードクリームもお手製、とってもおいしかったです。ご馳走様でした。
月明かりというのもいいもんですね。
そして、あちこちの支部の方々ともお会いすることができました!
腰を気遣ってくれてありがとうございました。お手伝いできなくて恐縮です。
ちなみに総勢7人の内訳は、勇者・戦士・商人・盗賊(ヒモ)・遊び人・賢者2人、なかなか行け
そうなパーティですね~。

大宮八幡宮・弓道奉納射会

2011-09-05 | 弓道、騎射、スポーツ

~神社の雰囲気は心地よく、ここで弓を引けるのは嬉しい。
 弓道が似合うのは、考えりゃあたりまえなんですね~



 週末も弓三昧。
土曜は11時から15時まで。前半はゆるみの連続だったけれど終盤ではよく伸び、いい感じで
束って稽古を切り上げ。
日曜は終バスも逃すほどの、お楽しみ弓道遠足。
仮にもベッドタウンで、終バス22時台って早すぎでしょうよ……。
先輩と東京支部に属する友人達からお誘いをいただいていた、『東京のへそ』こと大宮八幡宮の
『大宮八幡祭り(秋の大祭)・弓道奉納射会』に5人で参加、夜からは東京支部の道場で稽古。
神社で引くの、好きなんです。



 奉納射会は、四つ矢の立射、3人立2射場。
大前に弓友、大落に先輩と心強い。小心者の私は中に入らせていただきました。
4本の矢を引いて、3本以上中った人は3立ごとに行われる遠近線的に進めます。
バウムクーヘンみたいな線的は未経験でしたので、ぜひともチャレンジしたいと意気込み
ましたが……結果は残念。
シャレじゃなくてホントに『残念』でした、4本引いて1本も中らないの。
こんなの珍しい。
しかも矢所は、1時・3時に2本(乙矢2本とも)、5時。
ゆるみまくりの手先離れという、私の悪癖そのものです。
悔しいなんてもんじゃない。


あまりに不完全燃焼だったため、地元に戻ったら稽古しようと思っていたら、東京支部友人達
のホーム弓道場にこれから向かうとのこと、便乗稽古させていただきました。
未知の弓道場には興味があるし、地元でもひとり稽古は避けたいですから。



 所変わればメンバー変わる。
緊張もするし、気もつかう。
それでもやはり、時にはホーム弓道場を離れた地で稽古したり、射会に出たりしたい。
いかんせん田舎に住んでいるため、どうしても一日がかりになってしまうから出にくいけれど
こういう場で新たなつながりもできるし、情報も得やすくなりますね。

この日も実際、射場に向かったら日頃よくお世話になっているM先生が『いやぁ、ダメだったよ』と
苦笑いで休憩所でお茶を召し上がっている所でしたし、
普段地元ではすれ違いでほとんどお会いできないKさんとも久しぶりに顔を合わせ、結果をご報告
したら『何やっとんねん』と思いっきりツッコまれました。
いやぁ、面目ない。



 次には11月3日に行われる、明治神宮奉納射会へお誘いいただき、かなり気になっています。
イマイチ申し込み方法がわかってないので、今度稽古に行ったら先生に伺ってみよう。
流鏑馬を見られる(むしろやってみたい)かも知れないと聞けば、これは行ってみたいですよね、
しかも中央道場or至誠館ですよ。


 
 さて、9月5日のgoogleはQueenのフレディ仕様。
懐かしのドット風アニメーションでは、ライヴステージから空どころか宇宙へ飛んで行っちゃう彼が
またステージに戻ってくるのですが、ちゃんと頭上に輪っかのせて、足元がぼやけてる。
保存したいなあこれ。

そして動画はドラマ『glee』より、glee cast によるJourney medley.
音楽と弓道、見かけは異なるがやってることは同じ。

GLEE - Season Finale Performance "Journey Medley"