Stimme:-) 

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壊す(reprise)

2011-06-27 | 弓道、騎射、スポーツ

 ブログの良い点は、投稿するのに文字数制限がないところ。
画像の投稿に関してはFBが使いやすいですし、ひとことふたことをつぶやいたり、メッセージをやりとり
するなら Twitter がいい。
mixi は足跡機能が便利だったけど、なんだかイマイチになってしまった。
というわけで、最近ではFBにてもっぱら書いております。弓の事とか音楽の事とか。
弓道について書いていたらついつい長文になってしまい、投稿しようとしても弾かれてしまったことも
ありました。420文字までしか入らないなんて、知らなかったもーん。




 先週は熱中症と言う名の夏バテをものの見事にくらい、特に木曜・金曜が最悪で熱が下がりませんでした。
やや涼しくなった土曜・日曜で何とか微熱まで持ってきた感じです。
その土曜の午前中の弓道稽古にて、大収穫があったのは特筆すべきかなと。



 まずはM先生。
弓道で右手につけるグローブみたいな『ユガケ』の、紐の締め方を伝授いただきました。
よりユガケが手になじむようになり、余計なちからを入れずに引いてくることができる。
これまでとは雲泥の差でしたね。

 そしてSさん。
本当は錬士でいらっしゃるので、彼のことは『先生』とお呼びせねばならないのですが、親しみを込めて
みんな『さん』付けなんですよね。
そんな大先輩であり、私が密かにお手本にしているSさんからこの日教わったのは

両腕の下筋の使い方、活かし方。
その為のトレーニング。
『会』における、両肩~腕のちからの向き(ベクトルってやつか?)。
理想的な射形について。などなど。

要するに、教本の後ろにぺロっとくっついている『白目八節君(と、私は呼んでいる)』に行き着のだと
いうことなのですが、ペッシの如く、言葉ではなく心で理解できたような不思議な感覚がありました。
なんだろこれ……?
筋肉の使い方については、翌々月曜まで筋肉痛を持ち越すほどで、これでまた『バイオハザード』の
ミラ・ジョヴォビッチみたいな上半身に一歩近づきましたね。



 Sさんの言葉にはいつも重みがあり、特にこの日の一言にはぐっと来ました。私も常々、似たような
ことを考えているからです。
曰く『(自分で積み重ねてつくりあげてきたものも、時に)壊して、一からつくり直すことも(今後の発展
には)必要だよね』。
深いでしょ?
壊すことはとても勇気がいるし、また、その時の状態が自分としては最良のものだと思っているならなおさら
怖く、そしてそれ以上のものを作れるのかという不安もある。
けれど、自分で壊して組み直すことに意義がある。
この過程は苦しいけど、どこかで楽しんでる自分もいる。



 この時の稽古で気力を使い果たし、結局、毎週楽しみにしている日曜の朝の稽古にも行けずじまい。
日曜の体調も良くはなかったし、三毛猫にあ様と一日中添い寝していましたから、まぁそれはそれで良いと
しても、問題は、私は一度気力を使い果たすととたんに眠くなり、完全充電までに6日ほどかかってしまうと
いうことです。


 そんな時の目覚ましPVはこちら

LMFAO - Party Rock Anthem ft. Lauren Bennett, GoonRock




それともこちら?
Jennifer Lopez - On The Floor ft. Pitbull




いやいや、こちらも捨てがたい
Jessie J - Price Tag ft. B.o.B.




やっぱりこれかも?
The Black Eyed Peas - Just Can't Get Enough





 で、また寝不足の日々なわけです。

できる事、できない(やらない)事

2011-06-20 | 日記・つぶやき

 iPhoneカスタマイズ、進行中です。
昨夜アプリと iPodを入れ替え、今夜は着メロを iTunes でいくつか作りました。
まずは "VIVA LA VIDA" COLDPLAY と "Hey Boy,Hey Girl" The Chemical Brothers。
それぞれ電話の着信音と、アラーム音として使う予定で、今後 Fatboy Slim でも作りたいですね。

 
 それにしても、1秒って長いのね。
1秒と言えど単語のひとつやふたつ軽く入ってしまうだけに、音をどこで切るか、どこでつなぐかに
悩みます。
こうして趣味で音をいじる分にはかまわないのですが、これを仕事にされている方々にとっては
コンマ1秒が命取りとなるんではないですかね? 弓道で、狙いを定めてからそれが数ミリでもずれて
しまうと的を外してしまうのによく似ています。
料理でたとえるなら、調味料の割合でしょうか。
文章を書くうえでも1文字入るか入らないかであるいは、助詞の使い方ひとつで、全体のニュアンス
が変わってきてしまうのと似て。




 さて、土曜にできたことが日曜にできないというのは、これは一体どうしたことなんでしょね。
一晩またいだだけではありますが、きっとそこには慢心、モチベーション低下などがあったのだと
思います。


 一度はできた事に安心しないで、その先の先、もっと遠くを見通せば、より良いものが作れるはず
です。
そこは通過点であって、到達点ではないと思うからです。
だから、完成したと思われるものでも壊すことも必要で、それには勇気が要りますが、同時に期待
にも満ちていて不思議な気分です。

弓が結ぶ縁 ――結婚式 1.5次会――

2011-06-13 | 弓道、騎射、スポーツ

 ~式の招待客各テーブルを飾った盛花
開いた花の合間に見えるツボミがアクセントになっていてきれい~


 日曜は朝から弓道稽古。
そして午後は、弓友同士の結婚式 1.5次会へ出席させていただきました。
この日は雨の予報だったのが、結局ほとんど降らず。
カミサマありがとう!



 朝イチの弓道稽古では、とーっても嬉しいことがいくつかありました。
詳しいことはこのブログではなく、また場所を改めて書くとして、つまりは
『お手本や目標・憧れとさせて頂いている方が褒めてくださったり、コツを教えてくださる
事ってすごく嬉しい、しかも、その時に自分の方から教えを乞うたわけでもないのに』
ということなのです。

それって、その方がちょくちょく私の射を気にかけてくださっているということですよね。
この日はその、こっそり私がお手本とさせて頂いている大先輩が二人もいらっしゃっていて
お二人からそれぞれに『(射の技術のうち)~が上達したね』と笑顔で頂いたので、何と
言うかこう、天にも昇る気持ち?
空だって飛べるかも。



 そんな嬉しい気持ちのまま、弓友同士の結婚式 1.5次会へ。
りりしい新郎君と、これまでお会いした中でも最も美しい新婦ちゃんのお二人、弓道では先輩・
後輩の関係です。
ラブラブオーラがあふれ出ていて、まぶしい位でした。
おいしい料理、ゆったりくつろげるお席(席次決めるのもひと仕事よね)、優しい心遣いに
包まれた、素晴らしいお式でした。
思わず感動して新婦ちゃんと一緒に泣いちゃいました。
プロポーズのコトバがまた、名言です!


 話し足りない私達、当然のように2次会へ。
ここでも新郎新婦を囲んで賑やかなことこの上なく、そして時間はあっという間に過ぎて、
駅から自宅までの帰り道でもこの唯一無二な慶事を反芻。


 これからは弓の道も家庭も、共に歩き、築いて行くんですね、末永くお幸せに。
 



「阪急電車」 有川浩

2011-06-10 | 著者別・あ~の

 It's been a long time.
6月に入ってから、プライベートであれこれ変化が多すぎて嬉しいやら悲しいやら。
まずはバイクの修理、続いて車の12ヶ月点検、その間にも三毛猫にあ様の爪は伸び、
爪切りを嫌がる子ですから寝込みを襲ってしらばっくれてちょっきんな。
弓道場ではふらりといらっしゃった見学者にあれこれ質問を頂いて、自分の勉強不足
をしみじみ実感してます。


 同時に、今更ながらに The Chemical Brothers をまともに聴いてすっかり気に入り、
英語熱も再浮上。
もともと言語が好きなのです。アラビア語の響きもいいですね。
猫語にもすっかり慣れ、音楽や絵画も時に言語であるように思えます。


 Twitterなどでは時々英語でつぶやいていますが、書くのって案外難しいもので、読むのは
まだ何とかなるのですがね・・・・・・。
文法違ってるよ、などお気づきの点がありましたら、どうぞダメ出しお願いします。

普段もなるべく英語で考えるようにしてはいますが、やはりここぞと言う時には母国語である
日本語です――アジモフのミステリに、それを扱った面白いのがあったな――。
文章を組み立てたもののそれが確実な文法ではないと思われる時や、相手に自分の気持ちを
きちんと分かって欲しい時は特にそう。
伝わらなきゃ意味がないから。
そんな拙い私の英文を読み取ってくれる素晴らしい友人に感謝しとります。



 さて、そんな今日の一冊は
 「阪急電車」 有川浩

 ガツガツの本格を読みたいと思っていたけれど、ついと手にしたが最後、一気に引き込まれ
あっという間に読了です。


 片道15分という阪急電車今津線を舞台にした群像劇。
Boy meets Girl、別れ、思いやり。
人と人が出会うというのはこういうことかと、優しい気持ちになれる作品です。
宝塚駅を出た電車が西宮北口駅で折り返し、また宝塚駅へ到着するという構成もユニークで
しかも、ただ折り返しているだけでないのがミソですね。
なんだろう、読みながらもあふれてくるこの幸福感。


 図書館青年こと征志君には、心の中で『行け! 男は度胸や、気になるんなら今行かずして
いつ行くのだ! 告っちゃえ!』とギレンの演説も顔負けのエールを送ってました。
つらい思いをしたけれど立ち直った翔子さんの強さには、拍手を送ってました。


 関東でこれをやるとしたら、世田谷線かなぁー。
学生時代は、とことこ走るあれで通学してました。