和子の記録 フォト&俳句

長い間ネイチャーフォトを楽しんで来ましたが最近これに俳句の趣味が加わりました。まだ不慣れですがブログに載せていきます。

日本一の蒲生の大クスを訪ねて(鹿児島県)

2022-06-05 07:26:15 | 日記







扉には鍵がかかっていて中は樹勢を調査するために15メーターの梯子段がかけられていて上ると空が見えるようです。





近くで歴史のある蒲生小学校の二宮金次郎像 

武家屋敷通り

御仮屋門



犬槙



鹿児島県姶良市にある蒲生の大クスは推定樹齢1500年、根回り33.57m、目通り幹囲み24.22m、幹の中に畳八畳分の広さの空洞があり、高さは16.5mの大クスは日本一の巨樹と認定されて国の特別天然記念物に指定されています。
その樟の木を見たいと羽田発10:00のJALで巨樹仲間5人と巨樹巡りの旅に出かけました。到着の鹿児島空港で簡単な昼食を済ませてからバスで姶良市にある蒲生八幡神社へ向かいました。
NHKのBSで放送された「神様の木に会う にっぽん巨樹の旅」の再放送を何度も何度も見ていた5人ですから今年こそはと思い切って実現の運びとなったわけです。
バス停から歩いて5~6分、まずは大きな赤い鳥居を,まっすぐな階段と赤い屋根の神社が見え、その左側に鎮座する燃えるような新緑の樟の大樹が遠くから見えた時はみな小走りになり「わー」と歓声が上がりました。
数年前に私が来た時は2月だったので今回はゆさゆさと大きく手を広げて揺れる樟の若葉に感動しました。樹の声や森の声に、さえずる鳥たちのやさしい声が私達に安らぎを与えてくれていますしまたこうして逢えたことに感謝しかありませんでした。
そそり立つ樟の木の周りを何度も行きつ戻りつしては仰ぎ見、今晩の宿泊地がある鹿児島中央駅までのバスの乗り継ぎまでの一時間半はあっという間に過ぎて行きました。

風音の優しき古樹や樟若葉