地球の宝さがし

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ミナークシ寺院~マドゥライ/インド

2023-09-27 10:31:26 | 旅行

ミナークシ寺院は、南インドのマドゥライにあるヒンズー教寺院。

元々は「魚の眼を持つ女神」と言われるドラヴィダ系の土着神ミナークシ女神が、

シヴァの妻として祀られている。

ゴープラムと呼ばれる塔門が、街を見下ろす。

寺院内の無数の神々の像や、参拝する信者達の熱気が醸し出すエネルギーは、

筆舌に尽くしがたい。

毎晩、シヴァ神を妻パールヴァティの部屋に運ぶ儀式が行われ、

追随する人々の熱気に、圧倒されるばかり。

街を散策すると、随所にヒンズー教の習わしに触れることができる。

赤ん坊を抱いて着飾っている家族にお目にかかる。

一歳を迎えると剃髪して、お祝いをするのだという。

玄関や店舗の入り口には、神様を迎え入れるために、毎日、文様を描く。

日本でいえば、「盛塩」のイメージか。

ガネーシャは、シヴァ神の長男。

母のパールヴァティの言い付けを守り、シヴァ神に首を落とされたため、

象の頭に据え変えられたのだとか。

来訪した日は、ちょうどガネーシャの誕生日。

町中、お祭りの機運が盛り上がっていた。

人気の神様で、商売繁盛の気持ちも込められ、

宿泊したホテルの前にもガネーシャ像が迎えてくれる。

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