本

皆さん、最近本を読むことはありますか私は最近はとにかく毎日あくせく生活をしているのでなかなか本をジックリ読む時間はありません辛うじて読む時間に使える時間は通勤電車の片道1時間の車内普段は哲学的メッセージの入っている本を好んで購入して読むのですが、先日ふと入った書店で買ったのは『感動のベストセラー』の棚に陳列されていた本・・・『感動』の言葉に心を奪われ上下巻から構成されていているその本を思わず一気に上下巻とも購入してしまいましたそして読み進むとドンドンのめり込んであっという間に上下巻を読み終わってしまいましたが・・・ふと会社の同僚に借りて読んだ本を思い出しました実はその本も『ベストセラー』として評価された本ですその二つの『ベストセラー』本、ともにそれぞれのとあるできごとに関わる人々の視点が鋭く書かれており、その書き方についても対岸の火事的なできごとではなく、ごくごく普通の日常のひとコマが少しレールをはずれた時に起こってしまう可能性がある出来事なのかもしれないとまさに読者的には臨場感たっぷりで、そこが読者を引き付けているのだろうと自分なりに分析しましたしかしながら、自分の視点で立ち止まってみるとこれらの本を読んで心にのこったのは恐怖でした本を読み終えて自分の中に残ったもの・・・それは物事の真の善悪とはいったい何であるのか等を読者自身に判断してもらう材料として、究極の『殺人』ということが盛り込まれていたことでした善悪等人の感情を理解してもらうためにそういったことがテーマに盛り込まれ、それがヒットするということがなんとなく恐ろしくなり加えて、その日常の自分がその場に居合わせる可能性があるかもしれないと感じてこれらの本がベストセラーになるのであれば、この世の中にどれだけ暗闇の部分が多いのかそして人々の心情にどれだけの奥深いところまで裏があるのかと思わずにはいられませんでしたそれを思うと身震いがしましたこれは主観ですが、社会が複雑化・多様化する中で、自分の鎧を身にまとった付き合いしかできにくい世の中になっているのは感じていますそして、人間関係を形成する上で、人の黒い部分も時に影を潜めながら駆け引きをしていることに何とも寂しくなったりもしますきっともっともっと純粋に単純に人とのつながりがあっていいのだと私は思っています人の心はわかりません自分は自分の気持ちを伝えたと思っていても、相手からしたらその断片の言葉だけを受け止めて自分の中で結論を見出し、相手の伝えようとしている全体像をみることができないこともありますまた感情的に走って、話が違う方向へ流れてしまうこともあると思います言葉は恐ろしいと思いますとにかくお互いがずれてしまったら、足並みをそろえてそこからもう一度話を進めてみるそして何がお互いずれていたのか軌道修正をかけながら少しずつ歩み寄っていくそうすれば、きっと影を潜める関係からは解放されると思います究極のことでなくても、目の前のある出来事の中で自分で判断すべき材料はことはたくさんあるのです夢や希望、哲学的なテーマの中でそれぞれの判断下してもらえる本が皆さんの目に留まったらいいなと思う私でした明るい先が見える本・・それがなんとなく私的には自分の道を照らしてくれる気がしますおやすみなさいませ