『絆』日記

~ありがとう~

言葉の威力

2011-08-03 23:40:00 | 日記

言葉はとても優しいし、温かい温度がある物理的に離れていても距離に関係なく、人の心を近づけてくれる力を持っていますそれは『陽』の部分としてある言葉の性質ですしかし、その反面、言葉は一歩間違えると人の心の奥底まで鋭く傷つけてしまう怖ろしい力も持っていますこれが『陰』・・その『陰』の中で更に怖ろしいのが、意図的に人を傷つけるような言葉を発することよりも、無意識に簡単に口をついて出ている『陰』の言葉それが最強に怖ろしいことだと思います言葉自身、その重さをわからずに知らぬ間に人を傷つけてしまう・・・それがどれだけ危ないことなのでしょか『そんなつもりではなかった』『そんな意味ではなかった』どれだけ後で拭い去ろうとしても、時にそれは既に遅しという場面がたくさんありますそして一度失ってしまった信頼を戻すことは大変なことなのです先日、こんなことがありました初めてプールに通うことにしたKKとゆうちゃん同じスイミングスクール・同じ時間帯に通うことになったのですが、クラスが違うため二人それぞれ初めての友達と一緒に練習をすることになりましたギャラリーからは2人それぞれとっても楽しそうに泳いでいる姿がみえていました『プールに入れて正解だったね』私とタティもそういいながら顔を見合せ2人が戻ってくるのを施設の入り口で待っていた時ですはしゃいで『ママ~タティ~』と走ってくるゆうちゃんとは対照的に、一人下を向いて歩いてくるKKの姿タティとゆうちゃんが水泳話で盛り上がっている時にKKがいいました『今日、嫌なことがあったよ』っとどうしたのかと聞いてみると、泳いでいる時にトイレにいきたくなったKK、何せ初めてで何がどういうシステムなのかイマイチ分からなかった模様・・ギリギリまでトイレを待っていたのでKK最後の最後に先生に言わずにトイレに走り出そうとしたのだそうするとクラスの男の子がKKに『どこいくんだよう』といい、KKがトイレだというと『先生に言わなきゃダメじゃないか』と・・そして先生に断ってトイレに行ったのだそうですが、戻ってくるとその子、『次先生に言わないで行ったらぶっ殺すぞ』と耳元で囁いたのだそうその話を聞い鳥肌が立ちましたそう簡単に『殺す』と言う言葉がでること、そう簡単に人を傷つけてしまうことに・・・『悪い言葉はいつまでも心の中に残るんだ』そういって半泣きのKK・・何ともこちらも泣けてきそうでしたそしてKKに言いました世の中には理解できないようなことを言う人がいるのだということ、その子は何が正しいのか知らない子なんだということ、そんな子はほおっておくこと等世の中様々な情報がいたるところからでているがゆえ、ある意味子供が勝手に言葉をピックアップして使用してしまうことは仕方のないことなのかもしれませんしかし親として子供の言動に対して注意を払い、目的意識をもって善悪を見極めることは必要だと思います子供のうちにそのようなことをしておかないと大人になったらもっともっと簡単に人を傷つける言葉を簡単に発する人になってしまうことは目に見えています自分から発せられる言葉・・・もっと意識していきたいと思いますそれでは素敵な夜を


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10 コメント

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Unknown (Anna)
2011-08-04 08:36:06
それはKK 、辛かったね(ノД`) !
メディアやネットで様々な情報がありとあらゆる言葉をもって溢れてくる現状…これは個人の力ではもはやどうしようもないよね。だからひでちの後半の「親としては…」の部分、本当にとっても大事だと思うよ。そして我が子に対してだけでなく、親自身も何かを誰かに発する時、一言ひとこと“込めて”言葉を大事に携えているところを背中で示してあげたいよね。
言葉は人を元気づけたり癒してくれる魔法である反面、何気なく発したものが相手の心をえぐってしまうこともある、諸刃の剣。
魂がこもってる“言霊”については、私たちもしっかり子供に伝え続けたいと思ってるよ。
KK、心ない者のすべての言葉にグサグサこないように、強くなっていく過渡期だね。 頑張ってね!
うわ!! (☆こっこ☆)
2011-08-04 11:45:09
そ、それはひどい。。。
でも本当。すべての言葉をまっすぐ受け止めたら、生きて行けないほど、酷い言葉って本当にたくさんあるよね。
ひでちちゃんが言ってるように、世の中には意味がわからなくて言ってる子もたくさんいるんだよね。チャンスがあったら、その子と話してもいいかもしらんけど、KK君が、そういう言葉のNegativeさから自分を守ることも大切だということを学ぶチャンスになるといいなぁ。
麻痺 (June♪)
2011-08-05 23:15:09
今日、ふと思い出した。

今の会社に入ったばかりのころ、高齢者の名簿の整理をすると、必ず何人も死亡した人がいて、なんだか気持ちが落ち込んだなあ。って。
高齢者の人に喜んでもらいたいって事業をしているのに、こういう現実にも直面しなくてはならないんだなって、その時思った。

もちろん、その仕事には意味がある。
例えば、おじいちゃんやおばあちゃんが亡くなったばかりの家族に、おじいちゃんおばあちゃんあての能天気なお手紙が届いたら、なんだかおじいちゃんおばあちゃんがいないことを再確認するみたいに、さみしい気持ちにさせてしまうだろう。

今日は、長期入院者のリストの整理をしていた。普通にお家に帰れる人は、わずか。ほとんどは、そのまま入院か、死亡。でも、昔ほど、死亡の言葉に、落ち込んだ気分にはならなかった。

たとえば、お医者さんとか、看護婦さんとか、生死にかかわる仕事をされていると、毎日悲しんでばかりはいられないから、感覚が麻痺してくるって聞いたことがある。

麻痺っていうのは、言葉のあやで、職業人として成熟すると、感情を持ちこまずに仕事ができるって意味かもしれない。

私自身はとても感情的な人間だし、感性が理性を常に上回っているけれども、大人になると、大事な感性も敢えてお休みさせることってあるよね。

KKの感受性は、とっても素敵だけれども、「親として」は、言葉の力を教えて、温かい感性を大切に育てるとともに、Annaさんやこっこさんも言うように、KKが気にすべき言葉と、そうでない言葉を、ちゃんとふるいにかけられるように、助言していくことも必要なんだろうね。
柔道でも、受身が上手いと、投げられてもダメージないんだよね??身を守るとか、強くなるって、そんなイメージなのかな?こう言われたら、こう返すとか、こう受けるとか。練習したら、ダメージ受けなくなるのかな?

嫌なことを言われて、ほおっておくのって、大人になっても難しい。自分自身にもよーくあてはまるわ。・・・反省。
子育てって、本当に深いわねえ。。。
Unknown (tomtom)
2011-08-06 16:03:19
おひさしぶりですかな?

KKくん、嫌な思いをしたね。
たぶん、その子はそんなに深い意味で「殺す」って言ったんじゃないと思うよ~。気にしない方がいいよ。ね!

幼稚園なんかでも流行語みたいなのがあるのか、悪い言葉を覚えて来る事があるよ。うん。
なんとなく見ていると、周りのお友達もそんな口調だったりして。あぁ、影響なんだな~と。

なるべく口癖になっちゃう前にやめさせるようにしてますが、親でも子供に「ぶっ殺す」とか言ってる人もいて・・・。これはさすがに驚いたけど、そこの家庭では軽いノリで言ってるみたいでしたけどね。(そこもビックリなんだけどさ)

人を傷つけないような「言葉」の選択をする方法を教えていくのも親として必要な事ですね。

傷ついたKKくんは辛かったけど、そこに気付いて傷つく心も素晴らしいと思います。素敵な家族に囲まれているからだと思うな。

前述の親子のように、「殺す」なんて言われても何とも思わず麻痺しちゃってるなんてなると・・・ちょっと問題だよね。


うちも最近は男っ気が出てきて、乱暴な言葉を使ったりしがちですが、「お母さんはいやだな。そんな風に言うの」と言ってます。でも反抗期で中々聞いてくれないですわ(笑)
確かに! (June♪)
2011-08-06 23:37:26
確かに、ひどい言葉を発した側からすれば、そんなに深い意味じゃないんだよね。多分。

それにいちいち付き合うか、さらっとスルーするか?小学生じゃ、まだ判断できないよね。

先日、同い年の男の子がいるお友達とランチをしていて、「学童の上級生が怖いから、行きたくないって言って、困っている」なんて、言うから、すごく心配したら、お母さん(友達)は、「(息子さんは)過剰反応なところもあって、そんな反応をするから、上級生からも目についちゃうところもあると思うんだ」なんていうんだ。

いろいろだよねえ。同じ言葉も発せられた状況や、相手の声のトーン、表情、いろんな状況で受け手の印象も変わる。こどもの話を聞いただけで、その言葉の発せられた時の意味を100%理解することは難しい。そして、発された途端に言葉は独り歩きする。

KKが傷ついたのなら、やはりその気持ちをまず受け止めることが必要なんだよね。

今日は保育園の面談だったのだけれども、先生のお話を聞いていて、わたしには、そういう気持ちに寄り添う余裕が、最近なかったかなあ。。なんてすこし反省しました。

やっぱり、保育園の先生から見ても、男の子って、いくつになっても純粋だって!

最近、うちの下の男の子もやっと話すようになってきて、性差なのか?個性なのか?上の女の子とは、かなり違うのよね。言動にびっくりすることも、感動することもある。目から鱗の毎日よ。
Unknown (ひでち)
2011-08-07 22:30:55
Annaちゃん、コメント有難ううんうん、有難うAnnaちゃんとよく話に出るけど言霊って絶対あると私も思うそして、自分が発した言葉はどういう経路であれ最後は絶対に自分に戻ってくると信じている人を傷つけたりなんかしたら絶対に自分も誰かに同じように傷つけられるはずだと信じているよ子供の発言は親がどういう形であれ必ず影響していると思うよね大人の軽々しく人を傷つける発言に関しては、『器』や『人格』まで疑っちゃう・・・言葉・・・大事にしたいと感じますわうん、KKも私も今年は『言葉』をキーワードにして本当に人の黒い面をみさせられている感じがするどうやってこの現実を処理していくのか、なかなか悩んで辛くて大変なこともあるけれどAnnaちゃんの温かな『言葉』にいつも励まされているよ有難うですこれからもずっとずっと末永くよろしくお願いします
Unknown (ひでち)
2011-08-07 23:02:33
こっこちゃん、コメント有難うですでしょう私もそれを聞いた時はとてもショックで、『誰そんなことをいう子は』って憤慨したわそういうことが大人の目の届かないところでおきているということにもゾッとしたのうん、KKを落ち着かせたけれど親の私の方もKKが寝てからもドキドキしてた・・こんなことが普通にあることが信じられなかったよ怖ろしいよねうんうん、私もKKもこういうことを心の中でどう処理していけるのか頑張ってみるわ有難うですそういう人にならないように自分達も心しなくては
Unknown (ひでち)
2011-08-07 23:49:03
Juneちゃん、コメント有難うです本当、その通りだね本来なら喜怒哀楽を感じるべきところであっても、『それ』が毎日の場面だったりしたら、無表情になってしまうように、何が悲しいことで何が嬉しいことなのかそういう感情が薄れてしまって、淡々としてしまうっていうのあるかもね環境によって人が築き上げられていく部分も多いのだろうけれど、その環境に流されずに『自分』をもって立っているってとても大事だわぁJuneちゃんはそれをちゃんとちゃんと理解していて、線を引いて仕事をしているって立派です

うん・・そうだねKKもいや私自身もダメージを受けるべき言葉なのか、ダメージを受けるに値しない言葉であるのかちゃんと考えられるようにしなくちゃだわ私自身、そういう経験がないからこういう敏感に反応してしまうんだよねもう少し大人になって対応できるようにしたいわはぁ・・・頑張らなくてはこれからもJuneちゃん色々とアドバイスよろしくお願いします
Unknown (ひでち)
2011-08-07 23:56:41
ともちゃん、コメント有難うでしたともちゃんのコメント読んで驚いたよ親が子供に冗談でもそんな言葉を発しているなんてありえないッどうして冗談でもそういう言葉が出てくるのか子供は真っ直ぐに捉えるし、それなりに親のことは尊敬しているから親が言っていれば素直に使っている親が使っている言葉を発したりするものなのにね・・・怖いよねぇ色々な家庭があるからなんともいえないけれど、でもともちゃんの言うように、ちゃんと『我が家は』ってのをしっかりもって判断できるようにしたいよね子供の世界が広がるとそれだけ陰の世界もあるからそこにどう対応していくのか考えていくってのが本当に難しい・・よねゆうくん反抗期で聞く耳をもたずって書いてあったけれど、でもきっとどこかで心には刻まれているはずだわ、絶対にお互い育児頑張ろうね同じ年の子供の親として話ができて嬉しいわ有難う、ともちゃん
Unknown (ひでち)
2011-08-08 00:08:33
Juneちゃん、続けてのコメントを有難うでしたまさにその通り言葉だけだとその真意を探るのはとても難しいんだよねそうそう、トーンや表情をみればたとえ『ごめんね』と言う言葉であってもそこに気持ちがこもっているかどうかはすぐにわかるし、人によってはまるで役者のように自分の本心を隠して心地よい言葉を次々と発する人もいるそして今度はその言葉は受け止めた人の主観が入って、形を変えて他の意味を含みながらまた広がっていくいいことならいいけれど、想像の域で『悪い』とジャッジされたことが雪だるま式に大きくなっていくって怖ろしいと思うよ本当に言葉は気をつけたいと思うわ私自身も、金曜日にかなりショックな言葉を聞いて(といっても本人はどこまで本気の言葉だったのかはわからないけれど)、まだ引きずっているわ子供だけでなく私自身もちゃんと篩にかけていかなきゃと思っているところです・・・ダメージに値する言葉なのかって・・そっか、男の子は何歳になっても純粋なんだ嬉しいなでもその純粋が真っ直ぐであり続けつつ、不要なものはちゃんと排除できるようにさせてあげたいと思いますとも君も大きく言葉を発するようになってきたんだね嬉しいねぇこれから何をどんな風に伝えてくれるのか楽しみだねまた成長を聞かせてね