ガタガタガタ・・・と揺れたと思った瞬間、自分のデスクの引き出しがその揺れに身を任せ開閉しています
『地震だ、地震
』上司と顔を見合わせました
何がどうなったのか、とにかく机の下に頭を入れ揺れが収まるのを待ちました
待っている間の長い長い長い時間・・・揺れも激しさを増しています
こんなに揺れた地震を感じたのは初めてでした上司の『落ち着いれば、大丈夫、大丈夫
』と言う声を聞きながらも、先日の崩壊したニュージーランドのビルが脳裏をよぎり恐怖で押し潰されそうになりました少し揺れが収まったところでテレビのある会議室に皆で集まりました
映し出される映像にえっ・・絶句言葉がありませんでした黒い波が既に飲み込んだ沢山の荷物を浮かべながら今度は船をそして車を飲み込んでいるのです豆粒大の人影が駐車場の上で右往左往していますなんたることその映像を見ながらもオフィスは揺れています恐ろしさに身が震えましたそして家族を想いました大丈夫だろうかと、家族は元気だろうかと
やっと繋がったメールにタティから一言
『daijoubu』とのこと自宅から仕事をしていたタティ、KKとゆうちゃんを迎えに行ってくれました両親も元気だとのこと
なんと有難いことその知らせに膝がガクガクしました全列車が不通の中、早く自宅に帰って家族の顔を見たい気持ちが更に大きくなりました
時間は16:30近くまだ日は高い電車3本を利用する距離を歩く・・・どれだけの距離なのか考える余裕はありませんでしたただ家族に会って無事を確かめたいそれだけそして同じ方向に向かって同僚と歩き始めました始めは話ながら歩いていきましたが段々疲れていて沈黙の時間もありましたとにかく歩く、歩くそして歩く出発して4時間後、同僚と別れてそこから一人になりました
人の波に紛れて暗闇を歩く携帯は混線していて全く繋がらないので公衆電話を探しては自分の所在地を自宅の固定電に連絡しましたどの公衆電話も長蛇の列でも皆状況を把握しているので簡潔に話をして次の方に交替していましたやっと自宅に着いたときには夜中の23:00を過ぎていましたタティが『お帰り、ママ大変だったね皆大丈夫よ』の声にほっとして・・泣いてしまいました子供達はスヤスヤ寝ていました7時間の歩きなんか家族にあったら吹っ飛んでしまいました現地で被災している方々・・大事な家族を失った方々を想うと私の7時間なんか何ともありません震災地の皆様が何とか一刻も早く・・祈るばかりです頑張ってください
『地震だ、地震』上司と顔を見合わせました何がどうなったのか、とにかく机の下に頭を入れ揺れが収まるのを待ちました待っている間の長い長い長い時間・・・揺れも激しさを増していますこんなに揺れた地震を感じたのは初めてでした上司の『落ち着いれば、大丈夫、大丈夫』と言う声を聞きながらも、先日の崩壊したニュージーランドのビルが脳裏をよぎり恐怖で押し潰されそうになりました少し揺れが収まったところでテレビのある会議室に皆で集まりました映し出される映像にえっ・・絶句言葉がありませんでした黒い波が既に飲み込んだ沢山の荷物を浮かべながら今度は船をそして車を飲み込んでいるのです豆粒大の人影が駐車場の上で右往左往していますなんたることその映像を見ながらもオフィスは揺れています恐ろしさに身が震えましたそして家族を想いました大丈夫だろうかと、家族は元気だろうかとやっと繋がったメールにタティから一言『daijoubu』とのこと自宅から仕事をしていたタティ、KKとゆうちゃんを迎えに行ってくれました両親も元気だとのことなんと有難いことその知らせに膝がガクガクしました全列車が不通の中、早く自宅に帰って家族の顔を見たい気持ちが更に大きくなりました時間は16:30近くまだ日は高い電車3本を利用する距離を歩く・・・どれだけの距離なのか考える余裕はありませんでしたただ家族に会って無事を確かめたいそれだけそして同じ方向に向かって同僚と歩き始めました始めは話ながら歩いていきましたが段々疲れていて沈黙の時間もありましたとにかく歩く、歩くそして歩く出発して4時間後、同僚と別れてそこから一人になりました人の波に紛れて暗闇を歩く携帯は混線していて全く繋がらないので公衆電話を探しては自分の所在地を自宅の固定電に連絡しましたどの公衆電話も長蛇の列でも皆状況を把握しているので簡潔に話をして次の方に交替していましたやっと自宅に着いたときには夜中の23:00を過ぎていましたタティが『お帰り、ママ大変だったね皆大丈夫よ』の声にほっとして・・泣いてしまいました子供達はスヤスヤ寝ていました7時間の歩きなんか家族にあったら吹っ飛んでしまいました現地で被災している方々・・大事な家族を失った方々を想うと私の7時間なんか何ともありません震災地の皆様が何とか一刻も早く・・祈るばかりです頑張ってください
