５０年後のイタリア諸都市は各地で気温上昇

Il 24 ore 2018/09/23

2068: scopri le temperature delle città italiane

2068年。イタリアの諸都市の気温は軒並み気温上昇にみまわれる。


いまミラノで３０歳の人が８０歳になったとき、３２度を超えるのは現在１週間でしかないが、８０歳になったときには１月半も続くだろう。１９８８年当時は年に８日ほどしかなかったが、現在は２２日、そして５０年後は４５日続くということ。ローマでは５０年後３２度超えが２ヶ月となると予想されているが、これは現在の２倍、１９８８年当時と比べると４倍になる。カゼルタはイタリアでもっとも暑い都市であるが、３０年前は３２度を超えるのは４４日であったが、これは現在６８日、そして５０年後は８６日になると予想されている。

上記は米国のシカゴ大、カリフォルニア大などが参加するClimate Impact Labが発表したもの。

(原文)
https://www.infodata.ilsole24ore.com/2018/09/22/2068-scopri-le-temperature-delle-citta-italiane/

Lega(同盟)の過去の資金の流れで疑惑

Corriere della sera 12 settembre 2018 (modifica il 12 settembre 2018 | 23:52)

Soldi della Lega, i pm di Genova in Lussemburgo
Verifiche anche su «Più voci», l’associazione finanziata da Parnasi

Lega(同盟)の運営資金について相談すべく、ジェノバの代表二人がルクセンブルグを訪問。また、Parnasiに金銭的支援を受ける《より多くの声》党についても調査が必要だと訴えている。
ルクセンブルグの訪問は、Legaが生き延びるために49百万ユーロの分割払いにしてもらうための交渉であると同時に、何をすべきかを決めるための訪問だ。二人はジェノバ市党代表Paola Calleriと随行のFrancesco Pinto。訪問先はルクセンブルグに本拠を置くil Pharus Management社。Legaの金の動きに対し懸念をもたれ、説明を求められたもの。


交渉と調査はコインの裏表だ。交渉とは、昨年7月24日にUmberto Bossiと元会計担当のFrancesco Belsitoに対し、それぞれ2年６ケ月、４年１０ケ月の刑を言い渡したジェノバ司法裁判所の判決に対する対策だ。さらに判決では２００８年から２０１０年の間にLegaが不正に選挙費用の払い戻しを受けたとして、48.9百万ユーロの損害賠償を求めている。

そして調査とは、Stefano Aldovisiの証言で党の金庫の資金がカラになってしまったことについて。2017年12月28日にAldovisiが証拠とともに証言したところでは、2012年末の段階では40百万ユーロあったのに、2017年9月にはそれがわずか3百万ユーロになっていた。検査官は海外に送金されていると考えている。MaroniのLegaと関係しているLa Sparkasse di Bolzanoからルクセンブルグの関係金融機関に送金されたと見られている。

こうしてルクセンブルグでの捜査が始まったのだが、捜査官の関心は《より多くの声》グループにも向かっている。この団体はCarroccio Giulio Centemeroの経理担当者が立ち上げたもの。ローマ検察がParnesiを逮捕した事件の捜査の過程でこの団体が浮かび上がった。２０１５年、《より多くの声》を経由してLagaに対し２５万ユーロが流れたことがわかっている。公式には宣伝資金だというが、現実には単に現金送金だった。Legaの選挙支出の払い戻し金４９百万ユーロの送金を隠すために同団体が使われていたのではないかと捜査が行われている。

(原文)
https://www.corriere.it/politica/18_settembre_13/i-pm-genova-lussemburgo-837909ba-b6c6-11e8-83fc-d7dcaceaa02b.shtml

イタリアでオリーブ枯らす細菌感染拡大、EU警戒強化

今朝(2018/09/11)のフランス語放送でイタリア南部でオリーブが細菌性の病気により
広い地域で枯れるという深刻な事態とその拡大を報道していたが、実は2015年の3月時点で
すでにAFPが報道していたので、ご参考までに。

http://www.afpbb.com/articles/-/3043388

3年が過ぎて拡大の勢いが止まらないということなのか。心配だ

イタリア政府は2011年以来の日曜営業を禁止する法案を検討中。

Corriere della sera 9 settembre 2018 (modifica il 10 settembre 2018 | 08:20)

Negozi aperti la domenica, Di Maio: «Entro l’anno lo stop». E la Chiesa apprezza

(写真：商店の営業時間に関してまったく制限がないのは、欧州でイタリアのみ。）

イタリア政府は2011年以来の日曜営業を禁止する法案を検討中。
Il ministro: la liberalizzazione di Monti distrugge le famiglie. Ma la proposta divide il commercio
Di Maio副首相は日曜日の商店の営業を年内に停止するつもりだ。教会はこれを評価している。2011年当時のMonti元首相の時代に営業時間が自由化された。イタリア現政府としてはこれは家庭を破壊する法律だったとし、再び営業禁止の法案を検討しているもの。
イタリア政府は年内に商業地区における日曜･祭日の営業を禁止する法律を提出するとのこと。商業店舗の開・閉店に関するルールの見直しについては、夏初めからDi Maioが話していたことではあるが、議論がこの秋から本格化する。
変更案としてはいま政府案、民主党案のほか、3案、計5案が出されている。政府案でもSalviniとDi Maioでは若干違いがあり、Lega案では12月の全日曜日と年4日だけを開店しても良いとする案、M5S案は年間12日間、日曜日を開店可とする案（ただし、観光客を主とする商業施設では例外とする。）。
これに対し、民主党のRenziはこの見直し案を馬鹿げている、若者たちの就業の機会を奪うだけだと非難している。

(原文)
https://www.corriere.it/politica/18_settembre_09/di-maio-entro-anno-legge-lo-stop-domenicale-commercio-4c902832-b42a-11e8-8b0b-dff47915528b.shtml

イタリアの今週のお天気

La Stampa 2018/09/03

Ancora qualche temporale, da martedì torna l’estate con temperature oltre i 30° C
La perturbazione si sposta verso i Balcani e porta il bel tempo su tutta l’Italia. Nel finesettimana atteso un nuovo peggioramento

明日火曜日からまた夏が戻ってくる。低気圧がバルカン半島に移動、イタリア全国的に天気が回復する。北部で30-32度、中部で34度、南部、特にサルデーニャやシチリアでは36-38度になるだろう。
しかし、それも2日間だけで、木曜日または金曜日にはまた大西洋から低気圧が来るため、中部から北部は天候は崩れる見通し。今週末、イタリアに行かれる方は雨具の用意をお忘れなく。

(原文)
http://www.lastampa.it/2018/09/03/italia/ancora-qualche-temporale-da-marted-torna-lestate-con-temperature-oltre-i-c-7ZWla9C1rb0zMx8VptcGwL/pagina.html