Il Giornale Ven, 27/03/2020 - 22:52
Virus, ministero allertato a gennaio. Ma perché non ha fatto nulla?
I rischi erano stati messi nero su bianco a gennaio, un paio di mesi prima che il coronavirus mettesse in ginocchio l'Italia. La sottovalutazione dell'esecutivo
政府が新型コロナの警戒を訴えたのは1月だった。にも拘わらず、この間政府は何をしていたんだろうか?新型コロナが我が国を脅威に陥れる2ケ月前の1月にはこの危機が始まっていたことを認識していたはずなのに。新型コロナの危機を過小評価していたのか。
新型コロナによる医療緊急事態が我が国を崩壊させた。しかし、政府がこの貴重な時間を無駄にすることがなかったら、この危機はもっとうまく対処出来たはずではなかっただろうか、またはそうでなくともよりましな対応ができたのではないだろうか?
政府が1月の段階ですでに数週間後には大変な事態になることを想像出来たはずの2ケ月と21日前に一体何をしていたのか、もう一度日ごとに検証してみよう。中国で発生した新たな不明のウィルスが2月はじめには我が国の集中治療現場を虚脱状態に陥れたのは明らかだった。
記憶のテープを1月まで巻き戻してみよう。それはベファーナの祭り(1月6日)の前日の事だった。当時、1万キロ離れた中国の武漢で起こっている状況を不安を持ちながら聞いていた。当初はそうしたニュースは今ほど切迫感はなかったが、すぐに状況は悪化した。重い肺炎と思われた最初の数十人の患者が100人規模となり初めてCovid-19と名付けられた。WHOは何が起こっているのかを調べるために、我が国を含む全世界の国々から情報収集を開始した。1月5日には衛生大臣は衛生上級機関、ローマのSpallanzani病院、ミラノのLuigi Sacco病院を含む各機関に対し、未知の原因究明すべき肺疾患と題する3ページの通知を発信した。衛生省からは簡単に中国の状況 - 武漢の市場閉鎖からこのウィルスによる感染拡大を把握するための正確な症状についての説明 – が示された。
だが、リスクが過小評価されていたのではないか?
資料では患者の症状は主に発熱、呼吸困難。胸部レントゲンでは両方の肺で異常の浸潤が見られることが詳細に説明されていた。そして数日後には、中国の状況が悪化し、武漢と湖北省が封鎖されることが伝わった。要するに我が国がひっくり返るような地獄になる2ケ月前の1月時点ですべてが始まっていたのだ。さらに記録をたどれば、衛生機関このウィルスが引き起こす症状について、現場の病院の医師たちには何も伝えていなかったことが分かる。2月21日になってようやく、すなわちあの患者第1号が現れた時に初めて、実は昨年12月から今年1月に掛けて発生していた正体不明の肺炎が新型コロナだったのではないかと疑われ出した。早速最初の何回かの会議は開かれたものの、新型コロナのリスクはまだ切迫したものとは考えられていなかった。1月末になって、ドイツで4件のCovid-19患者が確認された。我が国はと言えば、中国だけに注意を奪われ、中国とイタリアとの飛行機往来を中止するだけで、政府はこれでだいじょうぶと宣言していた。だが、問題はこうした間に、南ドイツからイタリアに難なくウィルスは入り込み、拡がっていたのだ。こうして政府は医療従事者には明解な指針を示すわけでもなく、病院の体制の準備をさせるわけでもなかった。そして今そうした過小評価の判断が、Covid-19が我が国を焦土と化す事態を招いたのだ。
(原文)
https://www.ilgiornale.it/news/cronache/coronavirus-responsabilit-governo-ministero-allertato-due-1846621.html