昨日は雨 (by 三善英司さん) でしたが、今日は朝から軽井沢らしいすがすがしい天気になりました。
トップページの「フォトニュース」にあるように、今本校はツツジを中心に赤系統の花がきれいです。
先週の木曜日に台湾の治平高級中学校の皆さんが来校したことについては、教頭さんが「フォトニュース」で特集を組んでくれましたし、私もこのブログに書きましたが、FM軽井沢でも昨日の17:20頃から放送をしてくれたようです。
放送があると、ありがたいことに、いつも教務主任の池田先生が録音をして持ってきてくれるので、通勤の車の中で繰り返し聴くことができるのです。
FM77.5MHzの電波に乗ったのは、最後のお別れ式の様子でした。
最初の私の挨拶では、"Dajia jintian guo de zenmeyang?"(「皆さん今日はいかがでしたか?」という意味です。漢字では、日本語にない字がいっぱいあって表記できません)という中国語の問いかけに対して、多くの生徒が「タノシー」「タノシカッター」と答えてくれました。
そのあと当日の感想を言ってもらったのですが、2人の台湾の生徒がそれぞれ日本語と英語で発言してくれました。
治平高級中学校には、日本語科や英語科もあるのだそうです。
にわか勉強で朱先生から習ったことによれば、中国語で「大家」(Dajia)というのは「皆さん」という意味で、「大家好」(Dajia hao)と言えば「大きな家が好き」とか「大家さんが好き」ではなくて「皆さん、こんにちは」という意味になるそうです。
(ちなみに中国語で「手紙」はトイレットペーパー、「湯」はスープ、「娘」は母親のことですよね)
私の挨拶の後には、保健委員会を中心とする「ハンドベル・チーム」が、ディスニーの曲を2曲演奏してくれました。
放送の音を聞くと、響きのよいオルゴールの音のようで、あらためて「これは癒されるなあ」と感じました。
と、ここまでは、会場で実際に行われたことなので、放送はここまでかな、と思っていましたら、FM軽井沢の清水さんは、理事長の王椿安さんにインタビューをしていたんですね。
王さんは「日本で一番印象に残っていること」として、「軽井沢高校の生徒・職員があたたかく迎えてくれたこと」「親切にしてくれたこと」を挙げていました。
これはもう、嬉しいの一言です。
もっとも、このあと東京ディズニーランドに行ったそうなので、「一番印象に残っていること」が、最終的に変わってしまわないことを祈っています。
そして、もう一つ。
この日、ずっと通訳をしてくれていたのが、長野県観光協会の横沢さん。
県の職員ですが、中国に留学していたこともあり、完璧に中国語の通訳ができるのです。
今、本校には国際文化科がありますし、希望者は中国語を学ぶことができます。
そして、「観光」ということを考えると、軽高は最高の場所にあります。
国際親善文化観光都市・軽井沢にある本校で学び、英語や中国語を身に付けて、県職員になったり観光関係などの仕事に就いたりして、地元軽井沢や国内外で活躍する卒業生がたくさん出るといいな、ということを、一日お付き合いいただいた横沢さんを見ていて思ったりもしたのでした。
写真は、花瓶と一緒にお土産にいただいた高級中学のフラッグで、校長室に飾ってあります。